令和2年6月議会 代表質問

県議会の記録

R2 619 代表質問

今日は、県議会全体会。代表質問の日でした。
民主・みらい会派の代表質問の内容です。
ここでは、質問の内容に絞って掲載しておきたいと思います。
理事者の答弁内容については、後日掲載いたします。

1 知事の政治姿勢について


(1)新型コロナウイルス感染症への対応

 ➀第1波は収束し県内の感染状況は落ち着いていますが、残念ながら、これまでに感染者122名、死亡者8名とい
  う事態となりました。
  初動から今日に至るまで、今回の感染症への知事の認識の変遷、対応の経過を伺うとともに、県民への情報提
  供のあり方などこれまでの感染症対策について、知事の総括を伺います。

 ➁2波に向け、PCR検査のほか抗体検査、抗原検査も含め、本県ではどのような検査体制を構築し、県民の安
  心安全に応えていくのか。検査を望む県民が全て受けられるべきではないかと考えますが、検査数を増やして
  いくための課題は何か。

 ➂まず、休業協力金に関し、石川県、富山県のように当初の休業要請期間を休業した事業者には協力金を支給す
  るよう今からでも見直しを提案しますが、所見を伺うとともに、全国均一と言っていい休業要請、協力金とし
  た補償のあり方など、今回の休業要請における課題、第2波に向けた改善策についての知事の所見。

 ➃「新しい生活様式」を踏まえた経済・社会への移行に対する考え方、東京など大都市の脆さ、福井をはじめと
  する地方の課題に対する知事の認識を伺うとともに、どのような新たな社会像を描き福井で実現させていくか
  所見を伺います。

 ➄感染拡大を防ぐため、感染の兆候を素早く察知するための方策と県民の行動自粛につながる感染者数等の公表
  方法について、知事の所見を伺います。

(2)長期ビジョンの策定

 ➅基本目標に示された「活力人口」とは何か、どのように福井県の活力につながるのか、改めて、県民に向けて
  わかりやすく説明を求めるとともに、活力人口100万人達成に向けた強い決意、達成に向けた具体的な手立て
  について、知事の所見を伺います。

2 行財政改革について

(1)県の財政収支見通し
 ➆そこで、県の財政調整基金の取り崩しや財政収支バランスの現状を伺うとともに、継続した感染症対策の必要
  性、税収の先細りが見込まれる中、財政収支見通しや行財政アクションプランの見直しについて、所見を伺い
  ます。

3 高速交通体系について

(1)新幹線開業に向けたまちづくり
 
 ➇まずは、再開発事業と同時進行で、駅周辺の基盤を支えてきた福井駅前や片町の店舗経営者が受けたコロナの
  影響や、今後の工事の影響をしっかり把握し、支援していくことが先決であると考えますが、県として、駅周
  辺店舗の現状の認識と、今後の支援の拡大について、所見を伺います。

4 福祉行政について

(1)医療・福祉提供体制の確保

 ➈本県においても、市町や施設等と協議して、通所サービス施設が閉所となった場合に利用者が別の通所サービ
  スを受けられるように、代替施設を確保するような体制づくりが必要と考えますが、所見を伺います。

 ➉こういった介護施設の運営状況を県はどのように認識しているのか、特に影響の大きい通所サービス施設に対
  する運営支援策が必要と考えますが、所見を伺います。

 ⑾障がい者の置かれている現状、障がい者就労支援事業所、障がい者通所施設の運営状況と支援の必要性をどの
  ように考えるか、所見を伺います。

 ⑿こういった県内の医療機関の経営状況をどう考えるか、経営を維持するための給付金といった支援も必要では
  ないかと考えますが、所見を伺います。

 ⒀医師会など関係団体とも協議し、施設間による医療従事者の派遣や潜在看護師の確保など、非常時に医療人材
  を確保するための体制づくりが必要と考えますが、所見を伺います。

 ⒁そこで、感染症が拡大する中、医療ケアを必要とする方や医療的ケア児や難病者の状況把握、必要な備品等の
  確保への支援は、どのようにされてきたのか、今後の課題と併せて所見を伺います。


5 産業・雇用行政について

(1) 雇用維持のための支援

 ⒂交通事業者の厳しい経営状況に対する認識を伺うとともに、県の6月補正予算では、公共交通機関が行う感染
  症対策を支援する事業が盛り込まれておりますが、バス事業者やタクシー事業者なども対象とした交通事業者
  に対するさらなる経営支援策が必要と考えますが、所見を伺います。

 ⒃本県経済を支える企業の経営を支え、雇用を維持するため、現在の雇用支援策の拡充し、今後1、2年は継続
  して実施する必要があると考えますが、雇用維持施策に関する県の所見を伺います。

6 教育行政について

(1)学校等再開への対応

 ⒄そこで、県内小中学校における、教育の遅れに対する対応の状況を伺います。

 ⒅第2波、第3波の感染拡大が発生して臨時休校を余儀なくされた場合、その教育の遅れを取り戻すための対応
  について、教育長の所見を伺います。

 ⒆来年の高校入試について、学習遅れの対応や特別選抜の評価方法など、今回の感染症の影響を考慮した入試の
  あり方について、どのような検討が進められているのか、伺います。