2009年9月

違和感(ひとりごと)

雑感

 誤解のないように、まずお断りしておきますが、「いい」とか「悪い」とかを言うっているのではありません。
 ただ、違和感を感じてしまうのです。それは私だけなのでしょうか。
 スポーツのテレビ中継を観ているときのことです。真剣なプレーと息詰まる試合展開。タイムアウトの間も選手同士の眼の輝きに惹きつけられるその中に、突如登場するニューアイドルの姿と黄色い歓声。……明らかに違和感があります。何のために必要なのだろう…………。試合前にもショーアップされたステージが企画されています。それよりも試合前の緊張した選手の姿を紹介してもらいたいのに……。

敦賀まつりのこと

雑感

 住んでいるところが津内であることもあって、もの心ついた頃から、この時期は「敦賀まつり」と一緒でした。10日まつりが終わるまで、天候が許す限り皆勤だったのですが、周りの仲間達も同じような生活でしたから、それが当然のことのように感じていました。
 考えてみれば、夏休みが終わっても、10日までは夏休みモードで過ごしていたわけですから、今では信じられない生活だったように思います。
 例年同じような屋台でしたが、歩道や境内をいろんな臭いを嗅ぎながら歩いているだけで、何かしら開放感一杯の幸せな気分になったものです。
 もちろんその頃には、カーニバルパレードはなかったですし、民謡踊りも今の形ではなかったと思います。でも、子どもたちにとっては最高に楽しいお祭りだったのです。(もちん周りの大人たちも)
 今年の9月5日のカーニバルパレード。前半の松陵中ブラスバンドの演奏とパフォーマンスに惹きつけられ、Jelly Beansはじける動きに感動しながら、最後まで見せていただきました。(一部はRCNですが…)
 でも、年々、参加する一般の団体に「観客を楽しませよう。」「みんなに楽しんでもらおう。」よりも、「自分たちが楽しもう。」意識が強くなっているように感じるのは、私だけなのでしょうか。9時過ぎにまで及ぶパレードにも疑問を感じてしまいます。
 来年は、敦賀まつりの見直しが行われると聞いています。いろいろな視点から話し合いが行われることを期待しています。

合唱コンクール

合唱

 考えてみると、これまでの私自身の学級づくりや学年づくりの中で、合唱コンクールや学年合唱の存在は大きなものがありました。ですから、合唱コンクールが近づいてくると、何かしらムズムズしてきます。
 何が魅力なのかと尋ねられても答えに詰まってしまいます。ただ最終的に完成する合唱が完璧なものではないのは事実です。音楽が好きで歌が得意な生徒ばかりでないのですから、合唱部やプロのような音楽にはならないのも仕方ありません。
 でも、その合唱には、心が震え、胸が熱くなり、自分以外の学級の合唱にも感動するのです。不思議だと思います。コンクール当日までの大変なプロセスが一人ひとりの声にのり、真剣な思いが聴衆の心を揺さぶるからなのでしょう。
 そう考えると、何の苦労もなくできあがった合唱には、感動は得られないということなのかもしれません。
 久しぶりに聴く松陵中の合唱コンクール。今からドキドキしています。