2016年3月

7.国体について

私の考え

【3月議会を終えて その7】

 2年後に迫った「福井しあわせ元気国体」「全国障害者スポーツ大会」だが、未だ全体像が見えていない。国体の全体像と進捗状況、そして財源等について伺った。
 大変大きな一般財源を投入する事業であるだけに、本市や市民にどのような効果を残していくのかという点と、国体に対する市長の考え方を伺った。
  • 設備や施設の整備も含めた今後のスケジュールについては、平成28年度中に、印刷物でのPR、ホームページ、RCNとのタイアップによって市民に示していくということでしたが、「透明性」を求めていきたいと考えます。
  • 私は、国体に引き続いて開催される「全国障害者スポーツ大会」についても、不安を感じています。開催競技である水泳とフットベースボールのアスリートや関係者が敦賀市を訪れることになりますが、ボランティア等の人的な準備はどの程度進んでいるのでしょう。宿泊や移動の手配や施設・設備は確保されているのでしょうか。車椅子で観光される方が市内の歩道を通行し、大鳥居をくぐってを気比神宮を参拝することは可能なのでしょうか。道路のバリアフリーも、内容は多岐に渡ります。どこが責任と主導権をもって進めていくのでしょう。「すべては県」では済まないのは明らかです。これらの取り組みにこそ、部署を超えた横断的な取り組みが求められるのは間違いありません。
  • 28年度の当初予算では、2億1837万円が計上され、中期財政計画では今後3年間で14億6000万、市の負担として9億6000万が計上されています。歳出の精査や県補助金の活用等の検討によって、本市の負担額の削減に努めたいとのことでしたが、その財源の確保については、不安を感じざるを得ません。大きな負担を乗り越えるには、国体によってもたらされる経済効果等をしっかりと試算して数値として示していくことが大切なのだと考えます。
  • 国体によって、本市や市民が得るものとして、「スポーツ振興。市民が力を合わせて一つ
    のことを成し遂げる充実感。輸送・宿泊・飲食・観光といった地域経済の活性化。地場産業の振興。設備が整うことによるリピーター客の増加」であるとし、すべてが敦賀市を全国にPRする絶好の機会であるとのことでした。
  • 市長の考えておられる、「国体開催によって、市民や敦賀市が得るものとは」どのようなものなのかを伺いましたが、私が求めたいのは、市長の考えをしっかりと市民に伝えていくことです。それによって、市民のモチベーションや一体感は高まるのです。にも拘わらず、現時点では全体像が明確に示されていないのが残念でなりません。
  • 国体は、「すべての人にやさしい街敦賀」を知っていただき、感じていただく絶好の機会である。そのためにも、一日でも早く市民に全体像を示し、あらゆる角度から取り組みを進めていなければならない。まさに、再興戦略の横串が求められていくものと考える。
  • 9億6000万円、これはとてつもなく大きなものである。これだけの財源があれば、市の非正規職員の時給を上げていくことも、いろいろな生活状況を改善することも、子どもたちへの手厚い支援や保育士さんの処遇改善も可能となることだろう。
  • 一発花火に終わせることはできない。これからの敦賀にとって、これからの市民や子ど
    もたちにとって、有形無形の財産として残っていくものにしなくてはならない。透明性をもった発信を求めるとともに、私たちもその視点から見守っていかなくてはならないと強く感じる。

6.教育の問題について

私の考え

【3月議会を終えて その6】

教育問題は盛りだくさんである。その中で、「教育大綱」「総合教育会議」「小中教育環境検討委員会」「角鹿中学校」をキーワードとして、方向性と進捗状況を伺った。
  • 県の教育大綱が示され、各市町でも教育大綱が策定されつつあります。
    教育大綱は、国や県の大綱をもとに、敦賀市の状況を踏まえ、教育の柱となる大変重要なものです。これまでにも、市の「教育要覧」の中に、敦賀市学校教育方針、社会教育方針文化振興方針が述べられています。大綱がそれらとの整合性を持ちながらも、価値ある総論として策定されていくことと思います。4月に入って、第4回総合教育会議をもち、策定されていくようですが、原案がどのように提示されているのか、またどのような協議がなされてきたのかも含め、私たちは注視していく必要があると感じます。
  • 総合教育会議については、「総合教育会議は市長と教育委員という対等の執行機関同士が協議調整し、合意した方針のもとにそれぞれが所管する事務執行をするものである。」というスタンスを確認させていただいた上で、次のことを確認させていただいきました。
    • 外部からの課題を吸い上げるシステムや市民の意向を反映する仕組みは整えられているということ。
    • 協議内容は、幼児教育・就学前教育から生涯学習まで広い範囲に及ぶということ。それ故に、例えば、子どもの貧困という問題や幼児教育、幼保小の連携等についても協議されていく可能性があること。

    いずれにせよ、決議機関ではないとしても、市長が参加している以上、会議の中で方向付けられた事柄が具体的な政策に繋がっていくべきものであるのは間違いありません。

  • 小中教育環境検討委員会についても伺いましたが、3月25日に答申が示され、その時点で議会への報告とホームページ上での公表がなされるとのことでした。ただ、全市的に小中一貫教育を進めていくことについては、おおむね委員の皆さんには好意的に受けとめていただいているとのことでした。
  • 今回伺ったいくつかの取り組みのプロセスと現在の進捗状況を考えると、全体にワンテンポ遅いように感じる。ただ、いずれも、これからの敦賀の教育にかかわる重要な事柄ばかりであるので、のんびりできないのは確かではあるものの、慌てることとなく、しっかりとした手順を経て、ブレのないものを作り上げていただきたいと強く思った。
  • 小中教育環境検討委員会の答申を受けた上で、「角鹿中学校のこれから」の具体的な姿が検討されていくことになるわけだが、前回の答申をしっかりと形にしていくことをこれからも求めていきたいと考える。

5.国道8号線(本町)二車線化 について

私の考え

【3月議会を終えて その5】

 国道8号整備についての現時点での進捗状況について伺った。12月議会では国道8号2車線化への着手が示されたが、その後の動きが見えない中、市長の記者会見での言葉がとても重く感じられる。市民全員の方向性を確かなものにするために、市長の真意を伺った。
 今後のスケジュールと財源確保について伺い、市民一体となった事業にしていくことを強く要望する。
  • 都市整備部長からは、「国道8号道路空間整備については、2車線化を含め、新幹線スケジュール感をもって臨んでいる。2車線化整備並びに賑わい創出空間の活用方法について、これまで、活用方法について幾度となく意見交換し、着実に進んでいる。2月4日には、国土交通省も交えての意見交換を行った。今後のスケジュールとしては、地元地区、関係商店街全体で議論を進めるため、代表者会議開催し、地区全体としての合意形成を図り、活用方法・整備内容を協議していく。」との答弁をいただきました。
  • 2月定例記者会見での、「もともと4車線のままがいいと思っている」という市長の言葉について、本意を伺いました。
    市長からは、3つの思いを受け取りました。

    1. 一部合意形成が図られておらず、創出空間が本当に賑わいづくりに寄与するのか見えてこない部分もあったこと。
    2. 新幹線開業に向けて重要な整備であり、開業に向けて間に合うスケジュール感をもって取り組みたいという思い。
    3. 地元の盛り上がりが見えてきた今こそが進める適切な時期と判断し、地元の合意形成を第一義として進めることとした。今後、議論が活性化され、方向性をまとめながら進めていく強い思いであること。
  • これからの市長の取り組みを精一杯応援していくのは当然ですが、市長の言葉に士気を高め、時には心揺れる多くの職員がいることを常に意識していただきたいという思いで一杯である。
  • いずれについても、官民全員が本気になって、ベクトルをそろえて臨むことが必要なのだと強く思う。
  • トップリーダーの立ち位置についても、私自身の思いを述べさせていただいたが、市長のリーダー観についても伺うことができた。やはり自分の考えや思いを乗せた言葉は、説得力があるものだと「納得」の私だった。これからも、そんな市長の心からの言葉を聞き、しっかりと受けとめていきたい。

4.駅周辺整備計画について

私の考え

【3月議会を終えて その4】

 新幹線の敦賀開業が6年後に迫り、その対応が急がれているものの、未だに、駅周辺の整備構想をはじめ、駅西(現JR駅前)と駅東(駅の裏側)との関係性とつながり、バイパスと駅とのアクセス等、全体像が見えてこない。
 全体像が見えないことが、市民の不安や憶測を呼び、一体感をもって臨むべきその全体像と具体的な姿について伺った。
  • 新幹線の敦賀開業が7年後に迫っています。もう後戻りができない状態の中で、敦賀の玄関口としての賑わいづくりや交流人口の受け皿づくりとしても、このチャンスを形にすることは喫緊の課題でもあります。しかし、残念ながら、駅はもとより、駅周辺整備の方向性について、現時点で具体的な姿が見えてこないことに、市民の不安と焦りが高まりつつあるのを感じます。
  • 駅西(現駅前)について、市としては、「平成28年度中に市場調査を行い、民間活力参入を模索する。まずは、立体駐車場・駐輪場と観光バス駐車場を整備する方向で考えている。28年度中にその方向性を具体的に煮詰めていく」とのことですが、民間活力の具体的な姿はものはまだないとのことです。「民間活力」は投資です。それには、投資する具体的なものが準備されていなければなりません。不安の払拭できない状態は続きます。
  • 駅西(現JR駅前)と駅東(駅の裏側)をつなぐ連絡通路は不可欠です。視察で訪れた街はいずれも連絡通路に工夫を凝らし、駅両面の活用を図っていました。
  • 国道8号バイパスと駅西・駅東とのアクセス道路に関する問いに関しても同様に、国・県・関係機関という言葉がキーワードであった印象が拭えません。市としての主体性をもって、JRとの正面から向き合った議論をしっかりと行い、その進捗状況を議会の中で説明、議論をさせて頂きたいと思います。
  • 大切なのは、青写真やイメージ図と、予算の明確化である。市民に夢を与え、当事者意識を高めていくためにも、できるだけ早く示していくことを強く要望したい。
  • 駅西地区・駅東地区を結ぶ道路については、市の都市計画・マスタープランにも位置づけられている環状道路網の一部であり将来整備が必要であると捉えているものの、他機関と十分に協議していくとのことだが、夢を具体化するために、イメージ図や完成図の一日も早い公表が求めらるところでもある。

3.職員の給与・処遇について

私の考え

【3月議会を終えて その3】

 他の自治体と比較して給与水準が低いという実態を確認する中で、その改善に向けての方向性を伺った。
 非正規職員、中でもこれからの社会にとって大きな要素である保育士の方の処遇改善について訴え、今後の対応を伺った。
  • 本市の職員の給与水準は決して高くはありません。というよりも一般企業の給与体系から見るならば、驚くほど抑制された低い状況にあることは、いろいろなデータからも明らかです。
  • 公務員であるが故に、市民のことが優先されるべきであるという大前提の考えがあります。しかし、敦賀市は、退職職員の補充を極力抑え、職員数を抑えてきているとともに、「給与水準が低い」と市当局も示しています。このことは、市民サービスの低下と、職員の勤務態勢の限界・処遇のブラック化を生み出します。市民のためにも、また民間の処遇改善にもつながる大きな問題であると考えます。
  • それ以上に大きな問題として、非正規職員の賃金の問題があります。平成26年度の非正規職員は432人、率にして31.4%となっています。中でもパート職員の賃金は、ハローワーク求人票の中でも目立つくらいに低い状況です。国として「同一労働同一賃金」を進めていこうとしている中、パート時給の改善は喫緊の課題でもあるのです。
  • 特に、気がかりなのは、保育士の方の処遇です。33.1%の方が非正規の勤務です。これから、生産人口減少の中で、女性の労働は不可欠の要素です。私は、これからの日本を考えるとき、「保育」がキーワードになると考えます。女性が安心して仕事に就ける社会を支えるには、子育て支援が欠かせません。
  • 市からは、今は現実的ではないものの、最低賃金の推移にも注視して必要があればやらねばならないという考えが示され、全体のバランスを見ながら、まずは、勤務環境の改善から着手していきたい旨の回答でした。
  • 今後、最低賃金の見直しがなされたとき、「最低賃金が上がったから、時給を上げる」では、敦賀市の労働に対する意識の低さを露呈してしまうことになる。敦賀市の評価にも直結する大きな問題となるだけに、早急に対応すべき問題である。
  • 勤務環境という面でも、その勤務実態を含め、職員の声をしっかりと把握して行きたいと考える。
  • 非正規の保育士さんの賃金改善が他市町とバランスとれたものに為されなければ、市内の保育園は、人材不足という大きなリスクを背負うことになるのは明白であり、敦賀の保育が大きな危機を迎えることになる。
  • 職員の処遇改善は、私たち市民の生活にも直結する問題であることを機会ある毎に訴え、一日も早く、非正規職員の処遇改善に着手することを求めていきたい。

2.敦賀市総合計画後期原案と中長期財政計画について

私の考え

【3月議会を終えて その2】

 先日公表された敦賀市第6次総合計画の後期基本計画原案の5つの「再興戦略」の内容と、今後の取組みと具体的な姿を伺った。
 【再興戦略とは】これまでの縦割りであった5つの重点戦略に、それらを横断する5つの再興戦略を横串として通したものです。(下図参照)

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平成28年度の予算編成と、今回の再興戦略プランの関わりについて伺った。

  • 問題となるのは、何のための横串なのかという点です。普通に考えれば、1つの横串がそれぞれの重点政策に交叉する5つの点が実践していく内容なのだと考えるところなのですが、それはちょっと違っていました。
    私としては、再興戦略とするためには、各重点政策の中で再興戦略に「私たちはこう対応していく」という具体的な取り組みを作り上げていく積極的な関わりが求められているのだと考えます。
  • 従来あった形を変えていこうとするとき、「職員の縦割り意識の変革」が重要な視点であることは間違いありません。また、行政組織改革も不可欠です。それがなければ、形だけ計画になってしまうのは明かです。長期間摂ってきた形を変えていくことは大きなエネルギーが必要ですし、摩擦も想像以上に大きなものとなるに違いありません。それでもやっていくことが新しい行政・新しい敦賀づくりに繋がっていくのだろう思います。
  • 渕上市長がはじめて着手した予算編成と行政のスリム化については、現在業務量調査を実施している段階であり、その結果を受けて、行政のスリム化を実施していくとのことで、具体的な戦略達成のための予算編成は平成29年度を目指すとのことであった。
  • 再興戦略の具体的な姿を掴みきれなかったのが残念である。
  • 大切なのは、再興戦略によって何を達成していこうとしているのかという目標だと考える。再興戦略は、そのための手段であり、手段領域に終始した答弁に終わったことは残念な所でもある。
  • 組織改革がどのような形で行われていくのかが、曖昧なままに終わった。縦に横の構造図までは分かるものの、難しいのはこれまでの縦割りの行政組織をいかに横断的な柔軟な組織に変えていくことができるかである。組織改革には大いに賛同するところであるだけに、それを期待し、精一杯応援していきたい。
  • 予算はベクトルに似ている。「方向」と「力」と「タイミング」が大切なのだと考える。方向とは目的、力は予算額、タイミングは効果ということになるのだろう。これからも、それがしっかりと目に見える透明性と説明責任を求めていかなくてはならないと強く感じた。

1.市長の提案理由・市政の運営方針について

私の考え

【3月議会を終えて その1】

市長の、「この1年は、土を耕し、種を蒔いた。しっかりと水をやり、大きく育て、新しい敦賀という花を咲かせたい」という言葉を取り上げ、市長のビジョンとその為の生活実態の把握について確認させていただいた。
  •  「水を与える」のは、大切ですが、水は潤沢ではありません。限られた水なのです。であるならば、大切な場所に必要な無駄のない適量の水を与えていくことが求められます。
     水を適切な場所に適量を与えていくためには、今の敦賀の生活実態を把握することが大切です。その姿勢について伺いましたが、「全体として実態の把握はなされていない。それぞれの施策の設定段階で必要にデータを求めていく」とのことでした。
     しかし、どんな施策を打ち出すかを判断するためには、今の姿をしっかりと見つめなくてはなりません。生活実態の把握と共通理解は不可欠な要素なのです。その上に施策が立ち上げられていくべきなのだと考えます。
  • 特に、今大きな社会的な問題ともなっている「貧困」や「子供の貧困」に対する実態把握、またはそれに変わる実態指標は何としても必要であると考えます。2013年に制定された「子どもの貧困対策推進法」には都道府県の責務として、「子どもの貧困対策についての計画を定めるよう努めるものとする」と明記されています。沖縄や大阪では自治体独自でその実態把握に取り組みつつあります。中でも、沖縄で実施した貧困率算出は、既存のデータのみから行ったとのことでもあり、優秀な職員のもとであれば、把握は可能であると考えます。
  • 今日の質問に対して返ってきた答弁は、ほとんどが施策の部分、つまりは枝葉の部分であり、どんな樹に育ってほしいのかという願いや夢について見えてこなかったのが残念である。
  • 近い将来、それぞれの地方自治体の生活実態の「見える化された数値」を求められる時がくることは明らかだ。
  • 無駄・無理・むらのない事業にするためにも、私たちが、これからの施策の背景にある現状・実態、そして明確な目標の提示求めていかなければならないと感じた。敦賀の実態把握のその上にいろいろな施策を積み上げていく姿勢が大切であることを、これからも訴えていきたいと思う。

環境フェアに

コラム

 今日は環境フェアでした。
市民吹奏楽団の仲間と共に、ステージに立たせていただきました。
たくさんのブースから、民と官が一体となった事業として定着してきている「環境」という間口の広いテーマではありますが、多方面から敦賀を見直すイベントなのだと感じました。
 たくさんの市民の方に来場いただきました。会場にはたくさんの子供たちの姿も見られ、まさにコンセプトに示された「楽しみながら健康的に過ごす環境にやさしい1日」であることが伝わってきました。
 それにしても、敦賀の市民力の大きさを感じました。
いろいろな事業が見直されていますが、「将来を見据え、民の力を生かすためにサポートに徹する官」と「官に頼らない、価値を共通理解した民」
 環境フェアの姿が一つの提案なのではないかという思いを強くしました。
 関係者のみなさんご苦労様でした。ありがとうございました。

環境フェア1 環境フェア5 2016-03-06 01.14.25

代表質問に向けて

活動報告

3月議会です。
今議会は、平成28年度の当初予算が中心となりますが、渕上市長の手による新年度予算という点では、とても大切な予算であり、興味あるものでもあります。
 全体を通して、市長の市政の方向性とそれが具現化された姿を確認していきたいと思います。
今回は、初の代表質問ということで、今までとは違った緊張感があります。精一杯務めさせていただきます。
質問は7項目
1.市長の提案理由・市政方針について
市長の、「この1年は、土を耕し、種を蒔いた。しっかりと水をやり、大きく育て、新しい敦賀という花を咲かせたい」という言葉を取り上げ、市長のビジョンとその為
の生活実態の把握について確認したいと考えます。

2.敦賀市総合計画後期基本計画原案と中期財政計画について
   先日公表された敦賀市第6次総合計画の後期基本計画原案の5つの「再興戦略」の内容と、今後の取組みについて伺います。少しでも具体的な姿がイメージできること
を期待したいと思います。

3.職員の給与と賃金 について
   他の自治体と比較して給与水準が低いという実態を確認する中で、その改善に向けての方向性を問いたいと考えます。また、非常勤職員、中でもこれからの社会にとっ
て大きな要素である保育士の方の処遇改善について訴えたいと考えます。

4.駅周辺整備計画について
新幹線の敦賀開業が3年前倒しになり、平成34年度内に開業となります。
その対応が急がれていますが、現在のところ、駅周辺の整備構想の全体像が見えていません。その全体像と具体的な姿について伺いたいと考えます。

5.国道8号線2車線化 について
  12月議会で、2車線化を進めていくとされた方向性の確認と、その全体像が未だ見えてこない国道8号線整備について進捗状況等を伺いたいと思います。

6.教育問題について
   教育問題は盛りだくさんです。その中で、「総合教育会議」「教育大綱」「小中教育環境検討委員会」「角鹿中学校」をキーワードとして、方向性と進捗状況を問いた
いと思います。

7.福井国体への取り組みについて
  2年後に迫った「福井しあわせ元気国体」ですが、未だ全体像が見えていません。国体の全体像と進捗状況、そして財源等について伺いたいと思います。

 代表質問・一般質問は3/9から始まります。

市民の皆さんからのご意見等、いただければ幸いです。
 よろしくお願いします。