2012年10月

お世話になりました

雑感

 金曜に開催された第61回北陸四県数学教育(敦賀)大会、みなさんにもいろいろな面でお世話になりました。ありがとうございました。
 その中で、講師として鳥取大学副学長、地域学部教授の矢部敏昭氏を招請してご講演をいただきました。
 11年前、中央小の教頭時代に池田稔泰校長から「算数の研究に力を入れたいのだが、いい外部講師はいないか」と相談を受け、そのイメージする授業を具体的な形にしている研究実践者として数ヶ月かけて探り当てた人物でもあります。
 講演は1時間半、なかなか落ち着いて聴くことができなかったのは残念ですが、その安定した柔らかな話しぶりは10年前と全く変わりはありませんでした。
 その根っこにあるのは、「子どもたちにとって、学ぶとはどんな活動なのか?」という問いです。力みのない自然な学びの空間・・・・・敦賀スタンダード・カリキュラム にも求めたいものであるのは当然です。
 控え室では、やはり池田先生の話になりました・・・。

あたりまえ?

雑感

 パキスタン北西部のスワト渓谷で9日、イスラム武装勢力タリバンを批判するブログを書いて脚光を浴びた14歳の少女(マララ・ユスフザイさん)が、タリバン兵に銃撃され重傷を負ったというニュースに胸が痛む。学校から帰宅途中に武装集団がワゴン車を停車させてどれがマララさんだと尋ね、指差された少女に向けて発砲し、頭部や首を撃たれたという。
 マララさんは、同国の中でも特に保守色の強い北西部のスワート渓谷に住み、女性の教育を制限しようとするタリバーンの脅迫におびえながらも学校に通う日常生活をブログにつづっていた。
 この少女が文字通り「命をかけて」まで、学校に通ったのはなぜなのだろうか。
人にとって、学ぶことは「楽しいことであり、喜び」なのだろう。制約の中で、学ぶことを求めていく彼女の生き方が、明日を切り拓いていく力になるに違いない。
「学校へ通えること、学ぶと言うことは、けっしてあたりまえではないのだ」

構え

部活動

 さあ、2学期のスタートです。生徒たちが、じっくりと自分に向き合う最高の時です。それぞれの学年毎に課題は異なりますが、真顔で勝負する大切な時であることをしっかりと伝えていきましょう。
 そして、「節」となるそれぞれの軋轢を乗り越えてくれることを願っています。

 中体連新人戦を見て、「構え」の大切さを感じました。どの競技でも「構え」は大切であり、そこからすでに勝負は始まっています。息子が少年剣道に参加しているとき、「竹刀を構えたとき、その剣先は相手ののど元を狙っている」と聞きました。「構え」の姿勢は、肉体的に大変しんどいのかもしれません。だからこそ、それを大切にしているチームは強いのだと思います。
生徒も私たちも、しっかりした「構え」を作っていきましょう。