2011年1月

兎の登り坂

学校

 1月、年度の区切りを迎える2ヶ月半がスタートしました。
 2学期制になって大きな変化の一つは、ここから3月末までの私たちの意識であるよう
に思います。少なくとも、消化試合的なとらえ方はできなくなったという気がします。
先日の全校集会では割愛したのですが、『兎の登り坂』という言葉があります。
皆さんもご存知のように、兎は前足に比べて後ろ足の方が大きくて強いために、登り坂が
得意だということから、「得意な分野で勝負することが大事だ」ということと、「物事が
順調に進むこと」を表しているようです。
 私たちも「自分の得意な部分で勝負」していきましょう。
 生徒たちも一緒なのですが・・・勝負できるものを持っていない子、気づいていない子
も多いのかもしれません・・・。

生花の温かさ

雑感

 校内には、4ヶ所かに華が生けられています。これは、茶華道部のメンバーが、節目節目に湯谷恵子先生の指導の元に生けているものです。
 校長室にも届けてくれるのですが、普段身の回りにある華が生けることによって、心が和む温かさを感じさせる作品に仕上がっていて本当に不思議な気がします。
 生徒たちの感性と湯谷先生と顧問の山岸先生の指導のすばらしさが合わさったものなのだと思います。先生にお聞きすると、感性と共に型というものも大切なのだと教えて頂きました。 
 「子どもたちの感性+指導+一つの型」が 素晴らしい作品につながっていく。まさに、家庭や学校での教育に求められているものと同じような気がします。