敦賀まつりのこと

雑感

 住んでいるところが津内であることもあって、もの心ついた頃から、この時期は「敦賀まつり」と一緒でした。10日まつりが終わるまで、天候が許す限り皆勤だったのですが、周りの仲間達も同じような生活でしたから、それが当然のことのように感じていました。
 考えてみれば、夏休みが終わっても、10日までは夏休みモードで過ごしていたわけですから、今では信じられない生活だったように思います。
 例年同じような屋台でしたが、歩道や境内をいろんな臭いを嗅ぎながら歩いているだけで、何かしら開放感一杯の幸せな気分になったものです。
 もちろんその頃には、カーニバルパレードはなかったですし、民謡踊りも今の形ではなかったと思います。でも、子どもたちにとっては最高に楽しいお祭りだったのです。(もちん周りの大人たちも)
 今年の9月5日のカーニバルパレード。前半の松陵中ブラスバンドの演奏とパフォーマンスに惹きつけられ、Jelly Beansはじける動きに感動しながら、最後まで見せていただきました。(一部はRCNですが…)
 でも、年々、参加する一般の団体に「観客を楽しませよう。」「みんなに楽しんでもらおう。」よりも、「自分たちが楽しもう。」意識が強くなっているように感じるのは、私だけなのでしょうか。9時過ぎにまで及ぶパレードにも疑問を感じてしまいます。
 来年は、敦賀まつりの見直しが行われると聞いています。いろいろな視点から話し合いが行われることを期待しています。