2月議会 厚生常任委員会を振り返って

県議会の記録

2020.3.3 厚生常任委員会【安全環境部】の内容について

〇敦賀市民間最終処分場について
 当初予算において、700万の減となっていることについて

〇ヨウ素剤の配布について
 小泉大臣の言葉の意味は、UPZの全住民に配布するということではなく、高齢者の方や障がい方とか、緊急時に受け取り困難な方に対する事前配布を希望する市町があればそこは積極的に推進・事前配布を推進していってほしいという趣旨の発言であり、避難計画まで変える必要はないと考えている。



2020.3.4 厚生常任委員会【健康福祉部】の内容について

〇医療的ケア児保育支援モデル事業について
 理事者の説明では、「この事業は、毎年、次年度医療的ケア児を受け入れる予定のある市町に前年に調査をかけて、蔵の補助単価750万を7要求させていただいていする。来年度の実施予定市町は6市町で、基本的には各市町の方で予定を立てて、探していただいているとか、あてがあるということで予算をとっていただいてる。予定通り直接雇用が無理であれば、介護士さんの派遣の事業所にお願いするとか、訪問看護ステーションにお願いするとかいうことで、一時的に対応しながらフルタイムの方を探すというようなことをしながら、少なくとも予定のお子さんを受け入れるのに必要な保育士さんは何らかの形で確保されているという状況で事業が行われている。基本的には、翌年度医療的ケア児の受け入れの予定があるという申し入れがあって、受け入れに向けて努力したいという市町がこの事業に当初予算段階で手を挙げているので、看護師の確保の予定が立たないと、その予算を計上していない訳ではない。結果的には全て確保されていると、全ての予定の医療的ケア児さんを今受け入れている。」
とのことであったが、ならば、敦賀市も、事業を申し込んていかなければならないことになる。現に、対象となる子供たちがいるのだから。しかし、何度確かめても、申し込みを行った市町の中に、敦賀市の名前はない。何故なのかをしっかりと検証していきたい。

〇嶺南地域急性期医療体制強化事業【新事業】 1億4000万(補助率1/2)
  正直言って、この額は中途半端な気がしたが「嶺南地域での脳卒中や心疾患など、その地域で早期に治療を完結しなければならないというところから新たに創設した補助金です。」令和2年度は小浜病院ということで、???と、敦賀病院について伺いました。
 「今年度は、小浜病院だが、4年間で、12億を対象経費としているということで、具体的な整備計画を出すことによって、十分な救命処置として必要な機器整備はできる。」とのことで、是非、敦賀病院にも活用していただきたいと感じましたし、期待し、しっかりと見守っていきたいと思います。

〇子ども・子育て支援計画について
  何度も言っているように、福井県の場合は、ことども貧困対策は「子ども・子育て支援計画」の中で設定しています。今回、本計画の中で、子どもの貧困に対する実態調査の実施が明記されています。それは、どのようになされていくのでしょうか。具体的に日時、実態調査の中身について、さらには、それをどのように生かしていこうとしているのを伺いました。
 それに対しては、「今国でも、令和2年度に全国的な調査を実施するとのことで、その国の調査の項目とスケジュールを見て、本県独自の調査項目や対象者を膨らませていく必要性について実施していきたいとのことでした。令和2年度中に実施できるものと考えている。また、必要に応じて新しい事業を政策に反映させていきたい。」とのことであった。
 5年間の計画の期間内に活用できるよう、お願いし、しっかりと見守っていきたいところです。