24回定期演奏会に

思い

明後日の土曜日、敦賀市民吹奏楽団 第24回定期演奏会 が開催されます。今日水曜日の夜が私にとってはリハーサル前の最後の練習でした。

敦賀市の課題の一つは、音楽文化をはじめ、文化活動の寂しさです。けっして活動が他地区よりも弱いとは思いませんが、自分たちの活動を発信する場も少ないのが現状です。それぞれの文化団体の活動に点としては光るものはあっても、太い線や大きな面にならないもどかしさを感じています。おそらく、同じ思いの方も少なくないことと思います。

市吹が誕生してから24年になります。設立時に生まれた子たちも24歳になっていると思うと感慨深いものがある一方で、自分の非力さに寂しさを感じます。

でも、ぼやいているだけでは進まないのはもちろんですし、そのハードルを超えようとしなければ、消えてしまう不安は増大してしまいます。まず、我々大人が感動し、輝いていなければ、子どもたちに輝きは生まれないのでしょう。

音楽するのは楽しいものです。今年も指揮をさせていただきますが、毎年、いい曲にも出逢わせいただくことができて幸せです。中でも、”The Merry Widow”Selections  の中間部 VILIAの歌 Meno mosso には、団員との一体感を感じます。

どこまで、大人としての演奏ができるか楽しみでもあります。

一人でも多くの方が、私たちと空間を共有していただければと思います。

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