感激と感動と

雑感

 この数日間、スポーツ界ではいろいろな大会の決勝が行われ、真剣なプレーの数々がライブやニュースの映像にあふれていました。中でも圧巻は昨日の高校サッカーの決勝であり、注目を集めたのは日体大の「集団行動」だったのかもしれませんが、もったいないくらいの数多くの感動的なシーンが残り、大学生であろうと高校生であろうと集団やチームの中で培われていく力の大きさ、それを生み出す指導者の力、潜在的な力を随所に感じることができました。
 そして、思うのです。「集団」を意識する職業に就いていることの厳しさと幸せを・・・。集団を育てる、集団を意識した「人」を育てる幸せを。そして何よりも「集団が育っていく過程」を感じることのできる場に居合わせる幸せを。
ある監督が語った言葉が印象的でした。「厳しい練習である。しかし、約束しよう。必ず感動と感激を提供することを。」
 果たして自分に、私たちに、そう言いきる力があるのだろうか。その思いは、時に失敗につながるリスクは抱えていることは分かっていても、私たちに不可欠な言葉であるに違いありません。
 新しい年、「全ての生徒に感激と感動を」この言葉を掲げたい。