人権について伝えたいこと ~子どもたちへ~

子どもたちへ

 人はいろいろな社会の中で、人との関わりを持って生きています。だから、全ての人が存在を認められ、お互いにあたたかく受け入れられる社会でありたいと思います。一部の者だけが、好き放題のことをし、その裏で、自由を奪われ、つらい思いをする人が存在するような社会であってはならないと思います。ましてや、友達という名の下に人を自分の思い通りに扱い、その存在を認めないような集団であってはならないのです。
私たちにまずできること。それは、自分を大切にすることです。それはけっしてわがままを通すことではありません。自分自身の尊厳を大切にし、不合理に気づき、立ち向かっていくことなのです。今は、まだ力のない弱い自分であろうと、不合理には「おかしい」と感じる人であってほしいと思います。
 それが、他の人の尊厳に気づき、大切にすることにつながっていくのです。
 生活の中で、「どうして私だけが……」って感じたことはないでしょうか?
周りにつらい思いをしている人はいないでしょうか?
「ひょっとしたら自分がいつの間にか、友達を傷つけていたのでは…」と思うことはないでしょうか?
そして、知らず知らず「傍観者の罪」を背負ってはいないでしょうか?
 皆さん一人ひとりを愛しみ、かけがえのない存在だと感じている人は必ずいます。
 人権週間がじっくりと自分を振り返るひとつの機会になることを願っています。