R5.6.23 令和5年6月県議会開会

県議会の記録

令和5年6月県議会開会しました。

今議会は、2期目としてのスタート。また、民主・みらい会派の会長として迎える県議会であるだけに、今までとは違った緊張感があります。
 体調を崩し、いろんな思いを抱えたスタートとなっただけに、その分をこれからの活動で取り返していきたいと思います。
今後とも、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

【民主・みらい会長として】

令和5年度、そして第20次民主議会がスタートしました。

感染症コロナに翻弄されてきた社会も落ち着きを見せつつある中で、新幹線敦賀開業を控え、まさに希望に満ちたものであるのは言うまでもありません。
ただ、その一方で、国・社会全体を俯瞰するとき、課題が山積していることに気づかされます。

〇エネルギーや食料の自給率の低さ
〇社会保障費の増大と老後の不安
〇温室効果化ガスの削減と地球温暖化対策
〇世界各地で続けられる紛争や戦争
 など、対応すべき課題は尽きません。

その最も大きなものは、「人口減少」であり、日本の迎えている「超高齢社会」です。
人口減少は、経済の縮小を招くのはもちろん、当然労働人口の減少に繋がります。
 それは、企業だけではなく、ライフラインを支える人材や行政・教育など、全ての分野での担い手不足に繋がっていきます。
国民の3割から4割が高齢者というこれまで経験したことのない社会を迎えようとしている今こそ、これまでの社会の枠組みを見直し、改めて、女性、高齢者の社会への参画、外国人人材の確保などにしっかりして方向を示していかなければならないのだと考えます。
すべてが、未曾有で未知の社会であるだけに、その取組みには、これまで以上の先見性と勇気ある決断が求められるのだと考えます。
 私たちの会派「民主・みらい」は、福井県議会において、生活者や働く仲間、草の根の声を県政に反映させ、県民が安心して幸せに暮らすことのできる社会をつくるという志を共有する議員4名で構成されている会派です。
 その根底にあるのは、「この世に命を受けたすべての人は、健康的に安心して生きる権利を有し、公平な教育、安定した生活を保障されなければならない」という強い思いです。
 本県の重要課題に取組み、特に、産業・教育、共生社会、福祉行政、持続可能な発展、県民の安心安全などを重点的に調査・政策提言を行い、第二会派としての役割を果たしながら、県政の発展に貢献していく所存です。