6月25日の一般質問の要旨

県議会の記録

R2 623 北川の一般質問要旨

1 教員配置について  配布資料あり  
(1) 本県の教員確保が、講師つまり常勤講師によって支えられていることはこれまでにも、多くの機会に延べられています。

 ➀ 現在欠員補充として採用されている教職員を正規で採用することの難しさは、どこにあるのか伺うとともに、少なくとも、学級担任については、正規での採用を目指していくべきと考えます。
 能力的にも、指導技術や子どもたちとの関わりにおいても、正規以上の力を持っている大勢の講師の方に出会ってきました。ここで、問題として取り上げたいのは、正規の方と同じ職務を果たしつつも、処遇面では年間で大きな差がある現状についてです。また、研修や講習への参加についても同様です。
 処遇の違いは、国の進める働き方改革に逆行するものであると考えます。

 ➁ 改善のための一歩として、担任をしている欠員補充を正規で確保することは、財源的にも可能であると考えますが、今後の方向性について、所見を伺います。

2 コロナ感染症とこれからの教育について  配布資料あり

民主・みらい会派の代表質問の中でも取り上げさせていただいた第1波が収束し、6/1から再開した学校ですが、本格的な登校が始まった現場の状況を踏まえ、「これからの教育」について伺いたいと思います。
現時点での、またこれからの教育の目的の一つがが、「今年度内に、学習のばらつきを無くし、学習内容を達成する。」これが、大きな使命であるのは言うまでもありません。

(1) これまでの取組みを振り返って。
 重要なのは、3か月の休業による授業も学習のばらつきをどのように整えていくのか。つまりは「学びの保障」をどのようにしていくのかという点です。
まず、明確にしておきたいのは、福井県のネット授業が成立する環境整備、動画活用の状況と成果をしっかりと検証する必要があります。

➀ インターネット環境、Wi-Fi環境についてどのように分析されているのか伺うとともに、動画視聴の活用状況とその成果について所見を伺います。

➁ 動画による学びの定着の確認は何を使ってどのようになされていくのか、また、そこでのばらつきや未定着があった場合にどのような手立てをとっていくのか伺います。

(2) 今後の取組みについて

夏季休業中の授業や土曜授業の実施は、子供たち、教職員への負担度は相当に大きなものとなると同時に、モチベーションという点で、効果はかなり低いのは明らかです。その中で、実施していく以上、綿密な計画が必要です。
 
➂ 夏季休業の短縮や土曜日の授業実施について、どのような計画により進めていかれるのか、方向性と明確な理由をお伺いします。

 夏休みは、暑さの中での学校生活に無理があるから設定されているだけに、夏季の授業実施には、その無理を改善するための環境整備が求められます。
7月中とはいえ、例年暑さが増している状況の中での授業には、かえって熱中症への不安が高まります。
 エアコンを使わずに窓を開けて授業することは現実的ではないことは明らかですし、早急に特別教室へのエアコン設置を進めるべきなのはもちろんですが、それ以上に現場の大きな負担となるのが、「デマンド制」というものです。それを改善しなければ、ハードはあっても使い辛い、現場の負担増が進んでいきます。
ここで問題となり、最も学校現場の負担が大きなものは、使用電気の「デマンド制」です。
これまでにも、このデマンド設定の解消を訴えてきていますが、現実のものとはなっていません。そもそもエアコンを稼働する段階で時間をおいて各階毎や学年毎に稼働せざるを得ない状況ですし、アラームが出たときの現場の混乱は想像以上のものです。

➃ デマンドにとらわれず、必要な時には躊躇することなくエアコンの使用や必要な予算を確保するべきと考えますが、今後の方向性を伺います。
 
  次に、給食の実施についてです。夏季休業中の授業日の給食の実施は不可欠であると考えますし、これまでに経験したことのないものでもあります。

➄ 夏季休業中の授業日の給食実施の方向性を伺うとともに、給食調理現場の状況把握と食材管理、エアコン設置などの職場改善計画について、所見を伺います。

(3) 今後、第2波の大感染や新たなタイプのコロナウイルスが入りこんだ場合、また、大きな自然災害、気象状況、冬場のインフルエンザの流行が発生した場合、今回と同様の長期間の一斉休業措置は厳しくなります。
そのために、双方向性の遠隔授業は理想ですが、現状では難しいのは明らかです。そこで有効な手立ては動画配信ということになってくるのだと考えます。しかし、学校現場に今や動画作成の時間的な余裕はありません。
  
➅ 県の指導主事については、学校訪問等ではなく、今後の現場対応に集中する体制を整えるとともに、県教育総合研究所が中心となり、動画作成に加え、NHKや各教科書会社等の文科省から紹介されているものを整理して紹介・配信にあたってはどうかと考えますが、今後の方向性と体制について、所見を伺います。
 
(4)子どもたちを支える体制について
 学校現場の声として、耳にするのは、スクール・カウンセラーの配置増です。子供たちの相談以上に保護者からの相談が急増しているとお聞きしています。

➆ 休業中の虐待通告、学校再開後の不登校の状況をお伺いするとともに、子どもたちや保護者の不安を受け止め、精神的なサポートを行うために、各校に週に2日以上、スクールカウンセラーを配置して頂きたいと考えますが、今後どのような体制をとっていくのか、所見を伺います。

3 子ども食堂への支援について 
 次に、子ども食堂への支援体制について伺います。
子どもたちへの支援の輪が途切れないことを大きな目標として取り組んでいる多くの活動は、食事の大切さと共に、世代間交流や大人と触れ合う機会を生み出す、家庭・学校以外の子どもたちが安心して過ごせる「サードプレイス」にもなりつつあります。

➀ 県内の子ども食堂の活動状況や多方面からの支援の状況、支援の在り方の検討の進捗状況と子ども食堂の運営の中で県に求められているものをどのように把握しておられるのか伺います。また、そのためにも知事との意見交換会は必要であると考え

 また、新型コロナウイルスの感染拡大で、これらの活動は生活を支え、精神面でサポートする重要な取り組みであると考えますが、寄付が減る可能性がある一方、困窮者からの需要が増え続け、財政的にも大変逼迫している状況です。
5月22日に文科省から示された「学校おける衛生管理マニュアル~学校の新しい生活様式~」の資料5の中で、「こども食堂の運営における新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえた対応について(その2)」が提示されています。その中で、子ども食堂の支援に地方創生交付金の活用や食材提供、給食提供機能の活用 等が示されていることからみても、県が先頭に立って、支援や助成、各支援財団への申請支援を行っていくことが求められています。

➁ 新たに策定された「福井県子ども・子育て支援計画」における子どもの貧困に対する取り組みも踏まえ、県の考え方と、今後の支援の方向性について、知事の所見を伺います。


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