平和で民主的な国家及び社会の形成者~高齢化と少子化の中で~

雑感

 先日の「敬老の日」の朝刊に、総務省からの現在の高齢者の人口推計が公表されていました。65歳以上の高齢者人口が3296万人(総人口の25・9%)、75歳以上が1590万人(同12・5%)となり、いずれも過去最高、「団塊の世代」の1949年生まれが65歳になったのが一因で、4人に1人が高齢者、8人に1人が75歳以上となるといいます。
 一方で、出生率は伸びずに少子化が着実に進行していることを考えると、教育基本法の第一条 「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」の国家及び社会の安定のためには、国民全員が真剣に向き合わなければならない問題であるのは間違いありません。