令和5年9月13日 一般質問

活動報告 県議会の記録

令和5年 9月議会 一般質問

 

 今日は私の一般質問の日でした。
今回の一般質問は18人で、9×2での二日間です。
 私は、今日の2番目に質問に立ちました。以前お伝えしたように、4つの大きな項目での質問でした。

 

➀「子供たちの居場所」として、「放課後児童クラブ」と、今や全国で進められている「校内フリースクール」を取り上げました。
 校内フリースクールは、昨日、山岸充議員も取り上げていたテーマですが、重要な内容とか注目されている事柄にはどうしても重複すると言う不安してしまうのは仕方ありません。それだけ重要案件ということなのだと思います。

 

➁は、「教員の確保」に目を向け、採用試験と「地域枠」を取り上げました。
 全国の多くの県が教員不足に苦しむ中、その確保に向けていろいろな手立てをとっています。福井県も同様ですが、大学3年生での一次試験の受験、東京での会場設置、講師歴5年で一次試験免除と言う仕組み、今やどの県も実施する取り組みです。それぞれ必死であるだけに先進的な取り組みがあると、多くの県がそれに追随してスタンダードになっていく傾向になります。
 福井大学の教育学部が定員100名のうち、10名を嶺南での教員を目指す生徒を募集する「嶺南枠」を設定したのは、2023年度の入試からでした。
「嶺南枠」として福井大学で学んだ学生の資質とモチベーションを生かすためにも、全国的な先進事例として、教員採用においても嶺南枠での採用を提案しますが、その点についての知事の考えを伺いました。
 前向きな答弁をいただくことができました。

 

➂は、二次交通の問題として、特にバス・タクシーのドライバーの不足を取り上げました。
 9月補正予算の中で、現在LPGを使っている敦賀、小浜のタクシー会社への新車両確保のための支援が盛り込まれました。
車両が確保された以上、ドライバーの確保が大きな課題です。
 答弁の内容は後日詳しく述べますが、県も精一杯取り組んでいくという思いは伝わってきました。
 今日はトラック、バス、タクシーといった自動車運送事業者の人材確保についての県の姿勢を伺いました。
 新幹線開業を6ヶ月後に控え、これから先、人を確保するために、どうしても処遇改善が求められます。
 今しか間に合わない「処遇改善」の方向性を確かめました。

 

➃として、最後に、先日の「共生社会推進タウンミーティング」の中から気づいた点を取り上げました。
 特にこれまでいろいろなところで質問してきた。「放課後等デイサービス」の現状把握などの状況把握等の中で、県の真剣度、逼迫度を伺いました。

 

詳しくは、ホームページや機関紙での報告となりますが、今日は前向きな答弁もいただき、有意義な一般質問となりました。

 

令和5年9月13日 一般質問