2019年9月14日
一般質問に向けて
R1 0914 一般質問のポイント
今回の一般質問は、以下の4項目を考えています。
1 学校における教員の未配置の問題に関して
2 放課後児童クラブの課題
3 医療ケア児の保育と教育について
4 中学校部活動の課題と方向性
「分割方式」ですから、それぞれの項目ごとに、答弁を受けます。
それぞれについて、ポイントは、次の通りです。
1 学校における教員の未配置の問題に関して
ただでさえ余裕のない学校現場にとって、予定された職員が配置されないということは、大きな問題です。
その中でも、産前産後休暇、また育児休暇の取得について、その代替え教員の確保を中心に、本県の教員未配
置の状況について、実態をお伺いし、その代替え措置について伺います。
一方で、年度の途中から講師を確保することが難しいことは、誰が考えても当然のことです。それを克服するための手立てについて、提案させていただきます。
2 放課後児童クラブの課題について
県全体での児童クラブの職員の正規・非正規の状況は、正規が233人、非正規が1075人となっており、8割以上が非正規となっています。緊急時の責任主体を考えると難しい状況にあります。
また、児童クラブに関して、教育委員会が担当課となっている市町が5市町、福祉部局が担当課となっている市町が12市町となっています。そこで、職員の8割以上が非正規となっている理由と市町によって担当部局が異なることについて、県の方向性を伺いたいと思います。
さらに、学年も異なり、いろいろなニーズを必要とする子供たちが同じ空間の中で過ごすことになるわけです。人的な配置を見直しも含め、どのように県の指導力を発揮していくのか伺います。
3 医療ケア児の保育と教育について
医療的ケア児とはその名の通り、医療的ケアを必要とする子どもたちのことで、様々なケアの種類がありますが、共通しているのは、何らかの医療デバイスつまり、医療的な装置や器具によって身体の機能を補っている状態であるということです。新生児医療の発達を背景として新たに生まれるようになった医療的ケア児は、「新しいカテゴリー」の障害児であるともいえます。現状を確認する中で、今年度新たに策定する教育大綱において、医療的ケア児の課題に対して、どのような方策を盛り込むのか、知事に所見を求めたいと考えます。
4 中学校部活動の課題と方向性について
その難しさは、部活動の位置づけにあります。最終的には、職務命令として部活動の顧問を命じられるかという点です。それを確認する中で、部活動における負担軽減策について、議論したいと思います。
いずれにしても、この部活動の課題を克服しない限り、現状のままでは、2021年を目途として掲げた、20時までの退庁、時間外勤務80時間以上0人を達成することは難しいように思います。
今後の方向性についても伺いたいと思います。
質問時間は、質問20分、答弁20分の 計40分。
再質問の時間があれば、有効に活用したいとも考えます。
配布資料も準備したいと考えています。
いろいろなご意見をお待ちしています。