夢と期待と

雑感

 先日、市内中学生リーダー会を持ちました。気比付属も含めて6中学校の生徒会代表者3名ずつが一堂に会しました。中には残念ながらインフルエンザの関係で参加できなかった生徒もいたのですが、ほとんどが生徒会長と副会長でした。それまでに2回の生徒会担当者の打合会をもってはきたものの、初の取組ということもあって不安もあった訳ですが、その中で、「市内で統一したSNSに対するルール」を決めていこうという方向性が示され、1時間30分は、とても有意義な時間となりました。その中で、特に感じたことが2つありました。
 一つは、事前に決定していたとは言え、議長として会の進行を司ったS中の河端さんのすばらしさです。焦点のぼやけた意見には、きちんと内容を確認し、全体に停滞したムードが感じられると各学校での話し合いの時間をとり、流れから外れることのないよう、しっかりとガイドする姿に感心させられました。
 もう一つは、「集団の質の大切さ」でした。力のある生徒たちであることは大きな要素ではあったのは間違いないのでしょうが、自分の言葉がしっかりと受け止められて、次の意見につながっていくという安心感の中で、実に伸び伸びと話し合いに参加していました。一つの世代のリーダーたちのすばらしさと、敦賀の未来に夢を感じることのできた時間でした。焦ることなく、しっかりと成就感を持たせ、継続的な取組になっていくことを期待したいと思います。