2014年7月7日
競技の神様
土日に開催されたソフトボールの試合。中学生の子どもたちの素晴らしさを感じて、とても充実した時間を過ごすことができました。
昨年の新人戦、自分の思ったプレーができないことで、ポッキリと折れてしまった姿を思い出すと、折れそうになりながらも立ち直ろうとする成長した生徒たちの姿は、とても素晴らしいものでした。
そんなチームに、「競技の神様」は必ずほほえみを返してくれるのでしょう。
7/3・4の東海北陸校長研修会で、レスリングの吉田沙保里選手の講演をお聞きしました。中学校時代の恩師とのトークショーの形式でしたが、オリンピック連覇を目指すトップアスリートの言葉は、一つ一つ意味深いものでした。
その中で、印象に残ったのは、「怖いから、自信を手に入れるために練習する。」という言葉でした。父がレスリングの道場を持ち、生まれながらにしてレスリングが身近にあり、その中に育つことが宿命づけられ、一直線に進んだ道だったに違いないと思いながら、トークの隙間に現れる、試合前の怖さとの戦いの様子からは、当然ながら「普通の人、普通の女性」の弱さすら感じさせられました。だからこそ、連覇を含め、前人未踏の結果を出している吉田選手のすごさを感じました。