黙祷 ”もう2年”か”まだ2年” か

雑感

 合格発表・卒業と続く濃い一週間、精神的にも揺れと重さを感じる中、3/11という日付が追い打ちをかけるようにいろいろな響きを伝えてきます。
成果と課題の両面から、「復興」という言葉が繰り返されるこの数日、決して忘れてはならない未曾有の災害から私たちが学ぶべきものは計り知れません。
15881人の命が失われ、今なお315,000万人以上の人がふるさとを離れ、流された涙の濃さは想像絶するものでしょう。
 何よりも大きいのは、「復興」が震災の記憶もないこれからの世代に委ねざるを得ないという現実です。「継続」することがキーワード。少なくとも、それに向かう力と「前進する意識」をつけていくことが、私たちの使命なのでしょう。
 そのためにも、3/11を刻み込んでいいかなければなりません。
 2時46分の黙祷に学ぶものは大きいはずです。