2012年7月17日
メンタル
この夏季大会、バレー会場で、ほぼすべての試合を観戦する機会を得て、得点には、大きく2種類のものがあることを強く感じました。
○チームの力を結集して奪う(もぎとる)得点
○相手に進呈する得点
長いラリーの末に奪い取った1点には、それまで積み上げてきた技術的なものを含めて多くのものが見えます。中学生でもこれだけのプレーができるのかと感動を覚えました。
一方で、不用意なサーブや判断ミスで、相手に与えてしまう1点には、プレッシャーにつぶされてしまいそうな中学生の精神的なもろさを感じました。チームや部のメンバーの思いが重なっているプレーだと意識しているからこそ、そのプレッシャーは大きなものなのでしょう。
しかし、どちらも1点には違いありません。その1点が勝敗を分ける場面も少なくありませんでした。
「本当の敵、最大の敵は、自分の中にある。」ということなのでしょう。
大きなプレッシャーに打ち勝つためには、生活の中で出逢う「小さなプレッシ
ャー」を一つ一つクリアしていくことしかないのだと感じます。