2010年11月2日
プレッシャーの中で
中体連野球競技に特別ルールというものがあるのをご存知でしょうか。中体連の野球は7回まで、7回で勝敗が決しないと延長となります。延長に入って登場するのが特別ルール。それは、ノーアウト満塁からスタートするというものです。中学生の体力面への配慮と大会進行のために決められているのでしょう。
今回の県大会。松陵中野球部は、1回戦、準決勝と2試合連続で、この特別ルールに臨んだ。1回戦は松永 航くんの3塁打によるサヨナラ勝ち、準決勝は残念な結果でした。
・・・一球のミスが即失点につながっていくノーアウト満塁という場面がピッチャーにとっても、守備につく野手にとっても、想像以上に大きなプレッシャーであるのは想像に難くありません。守備についている間も、いろんな思いが頭をよぎったことでしょう。
勝敗以上に、その緊張の中に身を置き、その中で精一杯のプレーができた部員たちに、その強さに心から拍手を送ります。
この経験が生かされる場が、いつかきっと来るに違いありません。