2010年3月20日
生きざま
何かに気づいても、みて見ぬふりをすれば何ごともなかったかのようにスムーズにものごとは進んでいく。その時何か行動したいと思う。
それは、ドロドロした決して美しいとは言えない生き方なのだと思う。
全てが解決し、周囲から賞賛を受ける可能性など決してないであろうことがらに損得なしに向かっていく姿が、その人の生きざまと呼ばれるものなのだろう。
今、部活動の問題で議論の場が持たれている。
いい加減な部活動をやろうという顧問はいない。生き生きとした子どもたちの姿と自らの家庭生活の狭間で苦悩することも決して少なくないはずだ。でも、部活動を本校の中核に据えたいと考える。それが子どもたちの夢を求める輝きに直結しているから。
自分の都合よいときに(そのときだけ)好きなこと(無責任なこと)を口にすることはたやすくてある意味楽しいことであるに違いない。ましてやその競技をある程度体験したことのある者ならばなおさらであろう。言いたいことや不満はかなりのものがあることと推察できる。全てを受け入れることが部全体や部員にとってプラスのことばかりとは限らない。
大切なのは、共に意識をできるだけ高いレベルで共有すること。