北川 一般質問のポイント

お知らせ 県議会の記録

2月25日の私(北川)の一般質問の内容が、ほぼ確定しましたので、要点項目のみ掲載いたします。
ご意見等、いただければありがたいです。

1 生活困窮者の現状と支援策
 
 まず大きな項目の一つ目は、新型コロナウイルス感染症対策についてです。特に、毎日のように報道されている生活困窮の状況とそれに対する支援を求める声を受け、生活困窮支援をとり上げたいと思います。
生活困窮の状況がいろいろな角度から報道されています。

 本県では、福井県版持続化給付金が令和3年度当初予算に組まれたこと等は評価するところではありますが、国や県の支援策では、ほとんどが企業や事業者向けのものとなっているのが現実です。しかし、今、大切なのは、個人やフリーランスの皆さんへの生活支援だと考えます。
(1)生活困窮者への公的支援として最も利用されているのは、緊急小口資金貸付と総合支援資金貸付といった「貸付」の制度です。コロナ禍での特例措置としての要件緩和等もあり、多くの方が利用しています。
2月2日には、菅首相は緊急事態宣言の延長と同時に、生活困窮者支援として、生活福祉資金の特例貸付の再拡充も発表しています。それによると、総合支援資金貸付の枠が3ヶ月拡大され、緊急小口資金貸付と合わせて、200万の生活資金が無利子で貸付けられることになり、償還免除の要件が拡大され、住民税非課税世帯が免除となりました。
 住民税非課税世帯について免除となったことは、見方を変えれば、給付措置であるとも考えられます。となると、公平性の面から、2つの課題が見えてきます。それに対しての知事の姿勢を問いたいと思います。

(2)次に市民活動の取組み、特に「子ども食堂」をとり上げたいと思います。
特に、厚生労働省は、「支援対象児童等見守り強化事業」への参入について、取り上げます。
また、

(3)子ども食堂は基本的にボランティアベースのため、運営費の確保が難しいのが現状です。行政からの助成金などの支援強化が今こそ必要です。今こそ、県も一体となってその活動を支えていく体制について、知事の所見を伺います。


大きな項目の2つ目は、
2 バリアフリーの取組みと課題について です。
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)の一部を改正する法律」が施行されつつありますが、本県の進捗状況について伺いたいと思います。
特に、
(1)本県の学校施設のバリアフリー化の現状について伺うとともに、「心のバリアフリー」に関する「教育啓発特定事業」の実施状況を伺いたいと思います。

(2)市町別のユニバーサルデザイン化の整備状況を伺うとともに、今後の取組みのロードマップ、目標値を伺います。

(3)障がい者や高齢者の皆さんが明るく安心して生活できる社会づくりそのものが、最も大切であり、誘客に繋がっていくものであると考えます。 
そのためにも、新幹線開業に伴い、新幹線駅や駅周辺の施設整備にはユニバーサルデザイン化への対応が必要と考えますが、その際には障がい者の皆さんやその支援団体の声をこれからの取組みに生かしていただくことを強く要望しますが、所見を伺います。

(4)次に、音響式の信号機について伺います。
新聞報道によると、全都道府県警へのアンケート調査では、視覚障がい者に青信号を知らせるために整備された約2万4000基の音響式信号機のうち、8割超が音の出る稼働時間を制限していることが判明したとのことです。本県の状況を伺う中で、その背景等にも触れたいと思います。

時間的には、質問時間は15分間です。
時間が残った場合には、再質問を予定しています。