代表質問

県議会の記録

議会報告 R1 0703

今日は、県議会の代表質問でした。県には2つの会派(会派として認められるのは、3人以上です。)があります。「県会自民党(28名)」と私たちの「民主・みらい(5名)」です。代表質問の時間は、30分+1分×人数となっています。というわけですから、県会自民党は58分、民主・みらいは、35分ということになります。

私たちの会派での流れを紹介すると、代表質問に対して、全員で項目を設定(今回は9項目でした。)し、分担して質問原稿を作成します。それを全員で精査しながら仕上げていきます。代表質問に立つのは、会長である西畑知佐代議員でした。今回の代表質問の内容は、すでに県議会のホームページの(info.pref.fukui.lg.jp/gikai/program/tuukoku-d1.html )と(info.pref.fukui.lg.jp/gikai/live/R0106_daihyo_moji.pdf )にアップされています。県会自民党は、田中敏幸議員と宮本俊議員が質問に立ちました。

答弁には、まずは知事が立ち、その後必要に応じて部長が立ちます。しかし、今日の前半では、大半が知事の答弁でした。しかも、原稿には目を向けず、ほとんど顔をあげての答弁だったのが印象的です。

敦賀市議会との違いは、大きなものがあります。なんといっても、大きな違いは、敦賀市議会のとっている「一問一答形式」ではなく、「一括質問形式」だということです。「一括質問形式」とは、質問を一括して、つまり全部質問してしまった後で、答弁を一括して行うという形式です。(「一問一答形式」は、一つの質問に対して答弁があり、それに対して、さらに再質問をしていくという形式です。再質問は何度でもできますし、答弁の内容に関しては、無制限に認められます。)一問一答しか経験がない私には、とても不思議な形式でもありました。そして、もう一点の大きな違いは、質問+答弁のトータルの時間が決められていることです。つまり、私たちの会派の場合には、質問で35分、答弁で35、合わせて70分と決められているということです。はっきり言って、再質問は2回まで認められてはいるものの、ほとんどできない形式となっています。今、それを見直そうという動きもあるのですが、トータル時間を設定していく以上、難しいものがあるような気がします。(答弁が、早口であったり、内容が淡白であったりするのは、トータルの時間が決められており、再質問がないということが大きな要因なのかもしれません。)

もう一点の戸惑いは、質問を理事者ではなく、議員に向かって行う向きの違いです。正面には理事者ではなく、議員がいるということになります。目の前に対象者がいないというのは、どのような感じなのか、とても興味深いものがあります。

プラスに感じたのは、知事の答弁機会の多さでした。以前にも述べたように、無駄のない言葉で顔を上げて語る姿勢は、とても立派だと素直に感じました。

代表質問も終わり、いよいよ一般質問です。

今回の私の質問は、7月8日(月)の15時からです。質問内容は4項目です。(ホームページ info.pref.fukui.lg.jp/gikai/program/tuukoku-i1.html  にアップされています。)

初めての質問ということもあり、これからの活動のベースになる内容を確認する場にしたいと考えています。テレビ放映も割り当てられました。(ただし、TVが重なると、質問15分、答弁15分のトータル30にしなくてはなりません。文字数でいうと4500文字、質問数も12問程度にしなくてはならないのが、厳しいですが。)

明日には、このホームページに骨子を掲載したいと思います。

皆さんにも、是非ご覧いただけばと思います。(県議会ライブ中継でもご覧いただけます。)

こうして考えてみると、議会改革という面では、敦賀市議会は前進的であることが分かります。県議会も徐々に改革がなされていくことと思います。その点でも、全力を尽くしたいと思います。