2013年10月5日
真球というもの
月曜の夕方、ふと見つけた番組でした。
パチンコがおもしろいのは、真球がないからだと聞いたことがあります。
真球とは、非の打ち所のない球ということで、一人のレンズ磨き職人とベアリングメーカーとの対決でした。
組織VS個人、マシンVS職人。ハイレベルの戦いの中で勝利したのはベアリングメーカー。しかし、ある言葉が今でもどこかに引っかかっています。それは、「うちの会社が生産をやめたら世界がひっくり返りますよ。」というものでした。
自信に満ちたと言うよりも、なんとおごりに満ちた言葉なのかと苛立ちを感じました。
私たちの職業も同じなのでしょう。
もちろん真球を作るなどと考えてはいませんし、そうであってはならないと思います。常に、一人一人ひとりの個性を感じて指先で磨き上げる職人の域を目指したいものです。
さあ後半戦のスタートです。正道を目指すのみです。
いい汗をかきましょう。