2009年6月18日
色別演技
体育大会の色別演技の時の感動がまだ残っています。
リーダーを中心に練りに練った色別演技全体から、子どもたちのもっている問題意識・課題意識。そして、それに立ち向かっていくのに必要不可欠なものは何なのかを教えてくれたように思います。
どの色にも共通していたのは、『闘い』や『葛藤』です。平和な暮らしや豊かな自然に立ちはだかる「敵」。それは、「自分自身」「病気・けが」「破壊」でした。
そして、そんな「敵」との闘いに勝利し、元の平和を取り戻すために力となるのは、「仲間・友情」「家族愛」「団結」でした。
子どもたちは、これまでいろんな機会に学んだ知識や価値観をもとに、現代社会の矛盾や課題に気づき、それに対抗し闘うためには何が力となるのかを、彼らなりに見つけたのです。
このような積み上げが、本校の使命でもある『よりよき社会人・よりよき世界人』の育成につながっていくものと思います。
ただ、ハッピーエンドを迎えるためには、彼らが乗り越えるべき課題は大きく、行動していく力もまだ十分ではないのかもしれません。その力をつけるために、がんばれ! 松陵中生。