市議会の記録

◎防災・除雪


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【平成27年6月議会】
【平成27年9月議会】
【平成27年12月議会】


【平成27年6月議会】

3番(北川博規君)

 3つ目の質問は、防災、特に自然災害への対応ということです。
 市長は提案理由の中で、出水期を迎えと前置きして、本市では過去の経験を生かし云々と述べておられます。市民の命や生活に大きくかかわるものであるだけに、防災、減災は大変重要な問題です。
 まず、笙の川の対応についてお伺いいたします。これまでの質問の中でも答弁をいただいておりますが、改めてお伺いいたします。笙の川のしゅんせつは、さいの河原であるとも評されるほど防災の根本的な解決につながらないのが現状であります。県として調査を行っていくということで、大きな成果は評価します。ただ、完成まで15年という長期的な計画であるということでした。大切なのは、その間も住民の不安は消えないということ。また、命や生活は脅かされ続けるということです。仕方がない、どうしようもないで終わらせることのできない重要な喫緊の問題であるとも考えます。精いっぱいの方策を市民に示していくことが求められます。
 今後、市としての対応についてお伺いします。お願いします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 ただいまの笙の川の御質問でございますが、笙の川につきましては、改修が完了するまで現在の流下能力を確保できるようしゅんせつを行っていただきたいという要望を毎年出しておりますし、県のほうもある程度それに応えていただいているというふうに考えてございます。
 また、笙の川は二級河川ということで県の管理になりますが、笙の川における本市の対応について、これにつきましては平成24年度に笙の川に隣接する市立敦賀病院と衛生処理場の2カ所に本市独自の監視カメラを設置してございます。また、同じ二級河川で井の口川というのがございますが、そちらのほうにも平成23年9月に避難勧告を出したために、平成24年に、笙の川と同時期に粟野保育園に敦賀市独自の監視カメラを設置してございます。
 これらの監視カメラを用いて降雨時に上昇する水位をリアルタイムで確認するとともに、さらに現地においても職員によるパトロールを強化して被害の防止に努めているところでございます。
 また毎年、出水期の前に水防訓練を実施してございまして、今年度も6月6日に古田刈地係の笙の川右岸におきまして、内水氾濫対策、外水氾濫対策、堤防漏水防止対策、堤防崩壊防止対策、これらの工法の訓練を行い、水防体制の強化、水防関係者の技術向上を図ったところでございます。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 最後にこの問題、1点、市長にお伺いしたいと思います。
 15年という長期的な事業であるだけに、県のアリバイづくりになってしまうという不安は少なからずあるのではないかな。つまり県との関係性、連携、確認が大変大事だなと、そういうふうに感じていますけれども、市長のお考えはいかがでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 県のアリバイづくりというのはちょっとわかりませんけれども、県との関係なんですけれども、なかなか県のほうとの関係というのは、県がこっちになかなか笙の川につきましてもしてくれなかったという経緯があろうかと思います。今からやはり県との関係は密にしていかなくてはいけないというふうに思っておりますし、できるだけそういうチャンスを捉えていきたいと思いますし、国のほうに行くというのも大事でございますが、県のほうに行くということも行動としてやっていきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 よろしくお願いします。
 次に、北陸のまち敦賀の積雪への対応についてお伺いします。
 夏に向かうこの時期に除雪という、この問題を取り上げることに違和感があると思いますけれども、今でなければ間に合わないということで取り上げさせていただきます。
 一昨日の馬渕議員の質問に対する答弁の中にも、この2カ月の間に市長に寄せられた市民からの意見の中には除雪の問題もあったとのことでした。市民にとって大変関心も深く、生活に直結したものであるのは間違いありません。
 それ以上に、除雪、消雪詳説がされている道路とそうでない道路に対する不公平感は、ある程度大きなものであるように感じます。しかもその背景に、地域の除雪がどのような順序で、どのようなシステムで行われているかが伝わってこない不透明さがあることが大きな要因であるとも考えます。
 市長は区長さんとの情報交換の場を設定していくと、そういうお考えだと伺いました。その言葉にもありますように、自助、共助、公助を確かなものにするためにも、各地区の除雪体制についてしっかりと情報交換して、透明性のある除雪への対応が求められます。そのためにも、地区、行政、担当業者という三者による情報共有と調整の場を持っていく必要があると考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 ただいまの御質問の中に、夏を迎える時期にかけて除雪の御質問というお言葉がございましたが、ことしの2月に大変雪が多くて、敦賀市から越前市にかけて国道8号や北陸自動車道が同時に通行どめとなったわけでございます。
 このことを踏まえて、5月8日に、豪雪時における円滑な道路交通確保検討会議を関係機関である国土交通省、中日本高速道路、福井気象台、福井県、それと敦賀市、この5者で開催をいたして、今後の豪雪時の対応や方策について現在検討を続けているところでございます。決して早いものではないのかなというふうに思っております。
 それと、行政と業者と地区との協議ということでございますが、本市の除雪体制について少し御説明をしたいと思います。
 除雪業者の区域分けにつきましては、毎年8月に、除雪作業を委託する敦賀市土木協会、敦賀市管工事組合、福井県造園業協同組合などの方々と、道路幅員や業者が所有する重機の大きさや重機の台数などを確認して担当区域を決定してございます。
 従来、担当する除雪業者の周知方法につきましては、決定した除雪業者の区域図を区長さんに配付し、住民へ周知をしていただいておりました。
 今御質問の中にございました地区、行政、担当業者の調整の場の設置につきましてでございますが、これにつきましては現地の事情や除雪方法などの情報交換ができるような場を設けることをこれから検討してまいりたい、このように考えてございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 今ほどのお話の中にも重機という言葉が出てまいりまして、建設水道部長さんも大変予算の面で苦労されているんだろうなということは推測されます。いろんな業者が機材を新しくする。そのあたり予算的に大変限られている中で苦労されている。その点について、予算的な措置も含めてこれからの対応を計画的に進めていくという部分についての市長の所見をお伺いいたします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 今後の対応ということでございますが、本市では、平成24年度に除雪業者に対して除雪体制に関するアンケート調査を実施いたしました。その結果、業者が所有する除雪機械、これはホイールローダでございますが、この機械の老朽化等により除雪機械を手放したいという業者が多いため、昨年度より除雪委託業者の支援として、市道の除雪を行うための除雪機械の購入費の一部を補助する制度を創設いたしたところでございます。
 昨年度は3台に補助し、今年度においては除雪機械10台に補助金の交付を予定いたしておるところでございます。今後も老朽化した除雪機械を更新することにより作業能力をアップし、本市の除雪体制を強化できるようこの補助金制度を継続してまいりたいと、このように考えてございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 今ほどの補助ですけれども、幾つの申し込みがあったうちの何件という、そういう表現でいうとどうなりますか。

建設水道部長(寺島昭広君)

 この補助につきましては26年度から実施したということで、26年度は13社申し込みがございまして、抽せんの結果3社に交付しております。今年度は12社の申し込みがございまして、抽せんの結果10社に交付を予定してございます。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 最後に、これは市長さんに直接お話しいただきたいなと思いますけれども、予算的な措置も含めて市長の所見をお願いいたします。

市長(渕上隆信君)

 除雪についてでございますけれども、予算も含めて全体的な話としましては、冬の寒いときに夜も寝るような寝ないような感じで除雪の方々は準備していただいております。敦賀市も予算が苦しい中で、この時間、10センチ積もったら出てねということで、指示しますからねということであるんですけれども、その指示のタイミングが時間的に逸してしまったり、地域によって積もってしまったり少なかったりということがあります。また、説明会のときに説明を受けたけれども、知らない区域になったりとか、ここを気をつけなあかんよということがうまく伝わってなかったりとか、そういうこともあろうかということを聞いております。
 そういう意味で、三者の説明会というのをもう少し丁寧に、きちんとしゃべれるような場所を設けたいなというのが一つございますし、もう一つは、この間も言ったかもしれませんけれども、町なかで排雪する場合に、空き地があると3倍ぐらい除雪のスピードが早くなるということを聞いております。そうしますと、あらかじめ冬が来るまでに、この空き地を貸してくれませんかというようなことを取り組んでいくと町なかの除雪も速やかにいくんじゃないかなということもございますので、そういうことも含めながら検討、協議をしていっていただくようにします。

3番(北川博規君)

 そういう意味で大変ホウレンソウの大事な部分かと思いますので、どうぞよろしく御配慮ください。お願いします。


【平成27年9月議会】

3番(北川博規君)

 1番に、除雪への対応についてお伺いします。
 6月議会一般質問の中で、私の自助、共助、公助を確かなものにするためにも各地区の除雪体制についてしっかりと情報交換して透明性のある積雪への対応が求められ、そのためにも地区、行政、担当業者という三者による情報共有と調整の場を持っていく必要性を訴えました。それに関して、進捗状況をお伺いします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 では、6月議会の提案について、現在の進捗状況についてお答えいたします。
 雪置き場についてでございますが、これまでに除雪業者に対し、除雪を効率的に行う雪置き場に関する調査を実施いたしました。まだ全ての業者さんから回答は返ってきておりませんが、現在までに二百数十カ所について要望があったところでございます。今後は、地元、市、業者の三者で除雪に関する情報交換と、それから雪置き場に関する協議を行う予定でございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 その御努力に感謝を申し上げます。そして、数カ月後に迫った雪の季節に向けて、できるだけ早い早期の対応をお願いします。
 今このように、こういう公の場で雪置き場云々という言葉が市民の耳に入る、目に入る、とても大事なことかと思います。
 質問事項に入らせていただきますが、標準スケールという、このすてきな言葉に出会いました。大変興味を持っております。その捉え方についてお伺いします。

総務部長(刀根茂君)

 標準スケールの捉え方ということでございます。
 これにつきましては、他市の取り組みとか数値等を本市がやっていることと比較することにおきまして、本市特有の政策とか不足している点などが見えてくるのではないかという考え方でございます。
 財政の硬直化に対応するため、他市との比較を通じまして、過剰なサービスや不足しているサービスについては標準的なサービスへ見直していくというのがこの趣旨ということでございます。そのため対象事業といたしましては、経常的な事業を中心に調査を行っているところでございます。
 今回、除雪という点につきましては、毎年の降雪量とかに大きく影響されるため、標準スケールということの調査対象にはなっていないということを御理解いただきたいと思います。

3番(北川博規君)

 とするならば、他市町の除雪体制の数値との比較、そして本市の機材や民間力、除雪能力、この体制についてどうなっているのか、そのあたりをお伺いします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 それでは除雪体制の代表との比較についてお答えをいたします。
 数値につきましては、平成24年度に本市が独自に調査した平成23年度末の現況をもとに県内9市の比較でお答えいたしますが、その当時の調査では一部に回答がなかったものもございまして、それらにつきましては今回確認した26年度末の数値を使用しておりますことを御理解いただきたいと思います。ただし、その数値につきましてはそう大きく変化はないものというふうに考えてお答えいたします。
 除雪体制にはいろいろな要素があるかと思いますが、今回のスケールとして、市道延長に対する除雪延長、それから除雪車の配置、それから職員の配置についてお答えをいたします。数が多いので、それぞれの最大と最小、それから本市の数値、この3点についてお答えいたします。
 まず市道実延長に対する道路除雪延長の割合。これは除雪延長を市道実延長で割ったものでございますが、これについて比較いたしますと、最大の1位は坂井市で100%、最小の9位は勝山市の53%、本市は89%で3位でございます。
 次に本市の除雪機械の体制ということで、除雪車1台が受け持っている車道の除雪平均距離、これは除雪延長を除雪機械の台数で割ったものでございます。これは少ないほうがいいということで、まず最小値は勝山市で1台当たり1.6キロメートル、最大は小浜市で1台当たり8.3キロメートル、本市は1台当たり2.3キロメートルで、県内9市で3位となってございます。
 次に本市の職員の体制として、除雪担当職員1人当たりの道路除雪距離、これは除雪延長を除雪担当職員の人数で割った。ものでございます。これも少ないほうの値から順にお答えいたします。最小は福井市の1人当たり5キロメートル、最大は大野市で1人当たり29.4キロメートル、本市は1人当たり27.3キロメートルで8位となってございます。
 これらのことから、本市の除雪体制は、除雪延長や除雪機械の配置については県内で上位となってございますが、職員の体制については少ない人数ではございますが、今後も早期の対応を図るよう努めてまいりたいというふうに考えてございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 今ほどの御答弁の中にも一部入っておりましたが、坂井市と越前市のあるデータが私の手元にございます。その中から気づいた点を挙げるならば、歩道除雪機の数の違いと消雪施設の設置距離の違いです。敦賀の市内除雪の能力に違いがあるように思われます。
 昨日の大塚議員の質問に対する御答弁の中で、常設が必要となるのは38路線41キロということです。4台の歩道除雪車で賄うにはかなりの無理がある、そういう数値であるように思います。
 先ほど各市町比較がなされているということです。職員の皆さんから眺めての敦賀のすぐれた点、弱点、課題、プロとしての寺島部長の御答弁をお願いします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 弱点と課題という前に、比較について数字をお答えしたいと思います。
 敦賀市、坂井市、越前市、この3市の比較でございますが、敦賀市の歩道の除雪延長が約41キロメートル、除雪車が市所有が4台、これは乗車式のものでございます。民間所有の除雪車はゼロでございます。次に坂井市でございますが、歩道の除雪延長は約23キロメートル、除雪車は市所有が12台、民間所有はゼロでございます。次に越前市、延長が約32キロメートル、市所有の除雪車は3台、民間所有の除雪車が17台でございます。
 歩道除雪延長につきましては、本市においては両市より長い距離の歩道除雪を行っております。歩道除雪台数については、坂井市は敦賀市と同じ乗車式を12台所有し、民間業者に貸与して歩道除雪を行っております。これは敦賀市と同じでございますが。また越前市においては、乗車式が3台と民間業者が所有している手押し式のもの、それからフォークリフト、こういったものを合わせて17台というふうに聞いてございます。
 両市とも敦賀市の歩道除雪基準と同じく、積雪が20センチに達すると歩道除雪を開始するとのことでございます。
 本市の歩道除雪機の増車につきましては、除雪機械のオペレーター不足等の問題があるため早急な対応は困難と考えてございます。
 次に、車道の消雪施設の延長についてお答えいたします。
 3市の状況でございますが、敦賀市は約22キロメートル、坂井市は約21キロメートル、越前市は約66キロメートルでございます。車道の消雪施設の延長に敦賀市は、本市と坂井市はほぼ同じでございますが、越前市は本市の3倍の延長となってございます。
 この違いでございますが、消雪施設には水源が必要でございます。本市では、地下水の使用は塩水化のおそれがあるため、新たな施設の設置につきましては河川水を使用しております。
 敦賀市は、越前市と違い海に面しており、降雪時において地下水を利用して消雪を行うことで地下水が異常低下し塩水化を生じるおそれがございます。一度塩水化が発生しますと、塩分が長期間にわたり残ってしまうため地下水の利用は困難となってしまいます。
 地下水につきましては、農業用のかんがい用の用水であるとか、それから工場の製品の製造に利用しておりますので、塩水化が発生しますとこれらに影響が出るおそれがあるということで、敦賀市では水源が確保できる場所でないと、つまり河川水の利用ができる場所でないと消雪施設の設置は困難というふうに考えてございます。
 また、消雪施設に関しましては整備に多額の費用が必要であり、毎年必ず維持、管理、修繕等のメンテナンス費用も発生いたします。そのため機械除雪よりもコスト高でございますので、整備路線の費用対効果や機械除雪とのバランスを図りながら今後の消雪整備について検討をしてまいりたいと思っております。
 これらのことから、消雪整備につきましては消雪の水源の確保、費用対効果、機械除雪とのバランスを図りながら今後検討してまいりたいと、このように考えてございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 ということになりますと、いずれにしても人的、そして所有機材数の面で大変苦しい状況であるということは明らかになりました。
 それでは、財政面も含めて、市長のお考えをお伺いします。

市長(渕上隆信君)

 除雪につきまして、いろんな各市町との比較があったかと思います。ただ財政面につきましてという前に、今の体制で何とかやっていけるのかどうかということを検討していきたいと思います。

3番(北川博規君)

 官民一体となった除雪体制の構築が急がれます。あらゆる角度からの御検討をお願いします。
 さて、別の視点から眺めてみます。企業にとって発注によって製品を出荷するという体制でございます。雪によって道路が遮断され輸送ができないという事態は、企業の命運にもかかわる事柄でもあります。企業誘致、さらには人口減少対策においても、そのようなリスクを抱えることは大きなマイナス材料です。市民や外部に対して、心配はないのだという計画性、全体を見通した施策と発信が求められると思いますが、市長のお考えをお伺いします。

市長(渕上隆信君)

 議員のおっしゃるとおり、企業にとりましては輸送の安全確保は非常に重要でございますので、本市といたしましても安全で安心して通行できる環境の整備が必要であると考えております。
 昨年度は、長年の悲願でありました舞鶴若狭自動車道の全線開通及び国道27号金山バイパスの4車線化や国道161号JR北陸本線交差部の新疋田トンネルの開通により、輸送時間の短縮や効率化が図られたところであります。
 また国道8号の雪害対策等につきましては、抜本的対策として、東浦地区を縦断する国道8号バイパスの早期事業化について、先月、国土交通省へ要望活動を行ったところであります。現在、当該バイパスの整備促進期成同盟会設立に向けた発起人会の開催について関係団体と調整を進めているところであります。
 国道8号等の現道対策については、担当部長から答弁いたします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 バイパス等の建設には時間もかかりますし、それまでの間、すぐに対応できる現道対策について私からお答えいたします。
 現道の雪害対策でございますが、ことし2月の大雪により北陸道と国道8号が通行どめになったことから、国道8号や北陸自動車道の冬期の円滑な道路交通の確保について、国土交通省福井河川国道事務所を初め中日本高速道路株式会社、福井地方気象台、福井県及び本市で組織する豪雪時における円滑な道路交通確保検討会議をことしの5月に発足し、その中で対策を協議しているところでございます。
 会議では、過去に発生したスリップ等による交通障害軽減のための対策について、短期的に実施する対策、来年度から数年かけて実施する中期的な対策と長期的な対策に分け、検討をいたしております。
 本年度は既に2回会議が開催され、今月下旬に取りまとめを行う予定でございます。この会議は報道機関に公開をしており、取りまとめた対策についても公表する予定で、情報を発信し、広く共有できるように努めております。
 今後も安全に安心して輸送できる道路交通網の確保のため、関係機関との連携を密にし、物流のルート確保、効率化や利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 限られた財源の中で大変な状況にあると思います。そのことは十分に理解していますけれども、冬はやがてすぐにやってまいります。ぜひ誠実な取り組みをお願いいたします。
 本日のほかの質問の中にも除雪に関するものが出てまいります。よろしくお願いいたします。


【平成27年12月議会】

3番(北川博規君)

 これまで議会の中で除雪についてお願い、そして確認をさせていただきました。いよいよ雪のシーズンを迎え、再度確認をさせていただきます。
 県道、国道については、いろんな台数をふやすというニュースも耳にしております。今回は特に市内除雪という点でお伺いしたいと思っています。
 これまでに理事者の皆さんからは、今年度は民地について雪置き場に関する調査を除雪業者に対して実施する。そして、それをもとに除雪作業の協力を地元に行っていく。情報交換を行える場を設けていく予定であると伺ってきています。
 まず1点目です。今申し上げた地区の皆さん、そして行政、担当業者さんという三者による情報共有と調整の場の実施、その進捗状況をお願いします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 まず初めに雪置き場について、地元、市、業者の三者協議を予定している進捗状況でございますが、予定している地区数と終了地区数についてお答えいたします。
 まず予定地区数につきましては、市街地内の83地区を予定しており、現在までに25地区において除雪に関する情報交換と雪置き場に関する協議が終了しており、実施率といたしましては約30%でございます。
 まだ協議が終了していない地区につきましては引き続き協議を行いますが、地区によっては複数の業者が除雪を行っているところもあり、区長、市、業者の三者の日程調整や協議を行った地区につきましても各所有者に雪置き場の協力依頼を行っておりますので、一つの地区が終了するのにかなり時間を要しているところでございます。引き続き、残りの地区につきましても協議を行ってまいります。
 以上です。

3番(北川博規君)

 30%の実施率ということでしたけれども、まず実施された中で、課題になったこと、また今までと違ってこういう点はよかったなという点があったらぜひ紹介いただきたいなと思います。

建設水道部長(寺島昭広君)

 協議の中で課題となった点につきましては、空き地の所有者が市外や県外の方で連絡がとれない、また空き地があっても協力が得られない、そして路上駐車が多いなどの課題がございました。
 また協議内容でございますが、新たな雪置き場の確保や除雪の作業路線の順番、それから通学路の確認、また通学路における交差点内の見通しの確保、こういった協議を行っております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 今なかなか調整が難しいという声がありましたけれども、市民の皆さんにとっても大きな問題ですし、精いっぱい協力していってほしいという、その思いを私からも伝えていきたいなと、この場をかりてお伝えしておこうと思います。
 さて、30%の実施ですけれども、あすにでも雪が降ってもおかしくない季節になってしまいまして、残り70%ですけれども、これからの実施予定、そしてこの可能性。
 というのは、やり出した以上、全部の83地区、ある程度期待していると思うんですね。そこにやっていかない、やれなかったというのは公平性という意味で大変大きな問題をはらんでくる。そのように感じますけれども、これからの見通し、それを教えていただけますか。

建設水道部長(寺島昭広君)

 先ほども申しましたように、三者の日程調整、こういったところがなかなかスムーズに行かないというところでございます。これからも引き続き順次調整のついたところから実施をしたいというふうに思っております。
 空き地の雪置き場についてなんですけれども、これまでに1684カ所、この箇所について協力をいただいておるところでございます。今年度の業者へのアンケートの結果で二百数十カ所新たに追加をしたいというところで、83地区についてお願いをしているところでございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 大変な仕事だと思います。先ほどもあったように複数の業者さんが絡んで、恐らく夜の調整ということも多くなってくるでしょうし。ただ、先ほど申し上げたように公平性、これはそれ以上に大事な部分だと思いますので、ぜひこれからも努力していただくことをぜひお願いしたいなと思っております。
 さて次ですけれども、先ほど和泉議員からも質問がございましたので、重なった部分はできるだけ避けてと思います。というのは、敦賀市の場合、塩水化の可能性があるので消雪施設の設置は難しい、そういう答弁をいただいていますし、広報つるがやいろんなところで広報されています。
 公平性、透明性という点から再度伺いたいと思います。かなりの数の消雪施設設置の要望が出ている。これは先ほどもお聞きしました。一部、設置されているようにもお聞きしています。要望の数なんですけれども、平成26年、27年、設置数、これからの予定はどのようになっているのか。そのあたりをお願いします。

建設水道部長(寺島昭広君)

 消雪施設の要望件数でございますが、平成26年度末で98カ所、延長にしまして41.5キロでございます。
 平成26年度、平成27年度の消雪施設の設置数につきましては、市道183号線の松島町と市道長谷2号線の長谷の2地区で整備をいたしております。これは整備中でございまして、まだ完成はしておりません。
 今後の整備予定箇所でございますが、施設の整備には多額の費用が必要であり、供用開始後、毎年必ず維持管理、修繕等のメンテナンス費用も発生いたします。そのため機械除雪よりもコスト高でありますので、整備路線の費用対効果や機械除雪のバランスを図りながら整備の必要性を検討し予定箇所を決定してまいりたい、このように考えております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 塩水化が生じるおそれがあるということが認知されてきている中で、消雪施設の設置が認められていない地区また要望をあえて出さないで我慢している地区もあると思っています。設置されている地区とそうでない地区との基準については、先ほど和泉議員の質問の中で確認させていただきました。現在設置されているところ、そこは塩水化の心配がない地域である。つまり河川水を使った地域である。全て河川水を使った地域である。これについてはいかがですか。100%そうなんですか。

建設水道部長(寺島昭広君)

 先ほども御回答いたしましたが、現在整備を進めている消雪施設につきましては、塩水化を防ぐため全て河川水を利用しております。ただいま整備中の市道183号線松島町と市道長谷2号線長谷でございますが、この2地区につきましても河川水を利用しておりますので、塩水化が生じることはございません。
 以上です。

3番(北川博規君)

 過去の消雪装置を設置されている、しかもそれを今活用している、その地区についてはどうなんですか。

建設水道部長(寺島昭広君)

 済みません。今はっきりした資料を持っておりませんので。ただ、過去につきましては地下水も幾つかございます。しかしながら現在では、塩水化の問題が顕在してからは全て河川水で整備を行っております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 要するに、河川水を使った消雪施設は現時点で過去のものを含めると100%ではないと。それはいいと思うんです、それで。恐らくエリアによっては機械除雪が通れない道は当然あるでしょうし、先ほど和泉議員からあったように本当に細くて込み入っている場所はたくさんあり、それも河川水を使えない場所について地下水をどうしても使わざるを得ない。それはオーケーだと思うんですね。
 でも、それをぜひいろんな形で市民にオープンにしていただきたい。ここはこうこうこういう理由で河川水も使えない。でもどうしても設置が必要なんだから地下水を使って消融を行っている。このあたりをこれから機会あるごとにある程度きちっと説明をしていく。これは必要なところかなと思っています。市民感覚でいうと、あそこは地下水使ってやっているよというこの結果だけがひとり歩きしている。その不安がとても私としては大きくなっているのを感じるだけに、ぜひ説明ということをしていただきたいなと思っています。それによって市民全体の公平感が生まれていくだろうなと思いますので、ぜひその努力もあわせてお願いしたいなと思います。
 ここまでのところで市長のお考えをぜひ伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 地下水を取り過ぎて塩水化になるという認識がない時期の地下水を使った消雪装置があるのではないかと思っております。今の時点では、もうそれがわかった時点では使えないというふうに考えています。

3番(北川博規君)

 何度も言うように、それはそれで仕方ないと思います。ただ、その部分、随分昔設置した部分については、塩水化云々についてまだとやかく言われなかったし余り意識もなかった。そういうところを明らかにしていく。その必要があるかなと思っています。
 次に、公共施設、学校、保育園、幼稚園、児童クラブ、その除雪、通学路の除雪について、どのようになっているのか、ぜひ方針をお伺いしたいと思います。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 それではまず学校の件でございますけれども、学校の敷地内につきましては、各学校で校長の指示のもと、教職員が中心となって児童生徒の通学路を確保したり、駐車場の除雪をしたり、各学校で対応しております。
 通学路の除雪につきましては、教職員だけでなくPTAや地域の方々にも御協力をいただき、児童生徒が安全、安心に登下校できる体制づくりをしていただいております。
 以上でございます。

福祉保健部長(北野義美君)

 それでは私のほうから保育園と児童クラブの除雪のことで御説明を申し上げます。
 道路河川課による市道の除雪時にあわせてその除雪を行っております。また避難経路の確保を初め除雪機械が入らないところにつきましては、地域や保護者の皆さんの御協力を得ながら、そしてまた職員総出で除雪を行っているところであります。今年度につきましても、そうした体制を敷くことで保育園並びに児童クラブの運営に支障がないように万全を期していきたいと思っております。
 以上でございます。

建設水道部長(寺島昭広君)

 少し今の御質問の前に、地下水について、ことしの広報つるがの1月号、そこにまた地下水について述べてございますので、また市民の方にも知っていただきたいなというふうに思います。
 それから今度は通学路の除雪についてお答えしたいと思います。
 通学路の除雪方針については、通学時間に間に合うように午前7時ごろには作業を終えるよう除雪業者に対して指導いたしております。しかしながら、明け方の積雪や大雪などの場合には作業時間がおくれることがございますので、保護者や市民の皆様の御理解、御協力をお願いしたいと思います。
 以上です。

3番(北川博規君)

 学校関係の除雪に関しては、今おっしゃったように各学校が直接業者と交渉を行って手配を行っている。嶺南6市町の中で敦賀と小浜だけがその体制をとっています。残り4町は全て行政がきちっと手配をして、朝、学校のいろんな施設の除雪は完璧に行われていると伺っています。避難所としての機能を担保していくためにも行政主導による学校、公共施設の除雪体制をぜひとっていただきたい、そのことを強く要望いたします。
 いよいよ雪の季節に入ります。道路河川課の皆さんや除雪業者の活動される皆さんの協力や御苦労は大変だと思います。どうかぜひよろしくお願いいたします。
 市全体の問題ですので、市民全体が共助、自助、オール敦賀という姿勢で力を合わせて冬を乗り切る。それをお願いしたいと思います。


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