市議会の記録

◎角鹿中学校・小中一貫教育


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【平成27年6月議会】
【平成27年9月議会】
【平成27年12月議会】
【平成28年3月議会】
【平成28年6月議会】
【平成28年9月議会】
【平成28年12月議会】
【平成29年3月議会】
【平成29年6月議会】


【平成27年6月議会】

3番(北川博規君)

 それでは、最後の質問になります。角鹿中学校についてということですけれども。
 先ほど市長の宝、宝とは何ですかというそういう質問に対して、学校、そして子供たちという言葉がありました。私の中には、学校というのは大変大きな宝物でございます。市内のそれぞれの小中学校は、一つ一つ、それぞれが全て大切な宝であります。
 その中で、今注目を集めている角鹿中学校の問題は、限られた時間の中で方向性を示していかなくてはならない大きな問題でもございます。角鹿中学校の学校文化のすばらしさ、これは地域はもちろんですけれども、全市民が認めるところでもあると、そのように考えます。私は、角鹿中学校、これは大きな宝であり、絶対になくしてはならないものだと考えています。
 教育委員会制度が新しくなり、体制も変わっていこうとしている今です。市長、教育長の考えを確認させていただきたいと思います。市長、教育長、それぞれ角鹿中学校の存続についてどのようにお考えでしょうか。お考えをお伺いいたします。

市長(渕上隆信君)

 角鹿中学校は、昭和34年4月に敦賀市立第三中学校として新設されまして、昭和35年3月より校名を角鹿中学校と改称し、開校55年の歴史及び伝統のある学校だと伺っております。
 学校の特色としましては、生徒自身が運営している無人購買や全校フォークダンス等、自主的な生徒会活動が今も続いていることや、敦賀まつりへの積極的な参加を通して地域とのつながりを深めている学校と認識しております。

教育長(上野弘君)

 議員御指摘の現時点での角鹿中学校の考え方ということでございます。
 御承知かもしれませんが、平成20年3月に敦賀市小中学校適正配置等審議会からの答申及び平成20年10月実施の耐震診断の結果を受けまして、敦賀市通学区域審議会におきまして角鹿中学校と気比中学校の統合について審議されました。地区及びPTAの角鹿中学校を存続させたいという御意見によりまして校舎の耐震補強工事を実施し、平成23年12月に完了しております。
 平成23年4月より、角鹿中学校地域連携委員会が発足いたしまして、学校、地域において今後の角鹿中学校のあり方について議論が重ねられてまいりました。平成25年6月から地域連携推進協議会が設立され、校区の保護者、区長会との協議の上で、角鹿中学校の今後の方向性に関する要望書が提出されているところでございます。
 この要望書をもとに、平成26年7月より敦賀市小中一貫教育検討委員会に諮問いたしまして、同年11月、角鹿中学校区における小中一貫教育に対する答申をいただきまして、現在検討を進めているところでございます。
 昨日の答弁でもお話しさせていただきましたけれども、敦賀市小中一貫教育検討委員会からの答申にありますように、今後は他の中学校区との関係や人口の長期的な見通し、さらには市全体での位置づけとか予算等に配慮しながら、敦賀市全体の学校運営に資するように具体的な政策の推進に取り組んでまいりたいと、このように考えております。

3番(北川博規君)

 私は、小中一貫という言葉は一回も使ってないんですよ。角鹿中学校を私は絶対存続させなくてはならないと考えていますと。その存続させるということについて、市長と教育長のお考えをお聞きしたいということです。
 その価値づけは十分理解しているのは伝わってきました。絶対存続させなければならないという私の思いに対して、市長、教育長はどのようにお考えかを聞きたいということです。

市長(渕上隆信君)

 絶対存続させなければならないという思いの中で、それが校舎なのか学校の名前なのかということもございますが、私の基本的な学校に対する思いとしますと、小さい学校だからつぶさなくてはいけないということは余り考えておりません。というのは、経済的なものがありますので、そこで確定的なことはなかなか言えないんですけれども、大きい学校ですと社会性が育つ子供たちが育ちます。ただ、小規模の学校でしたら小規模の学校なりに、その子供たち子供たち、一人一人が育っていくような子供たちが育っていきます。そういうことを感じておりますので、それぞれによさがあるというふうに私は思っております。
 角鹿中学校につきましても、確かにそういういいところがありますので、その伝統というのは残していかなければならないという思いは一緒でございます。

教育長(上野弘君)

 角鹿中学校の存続ということでございますけれども、今ほど市長の答弁にもございましたように、学校の実態、それと校名、それぞれいろんなファクターがございます。今議員がおっしゃっている意図というのは、学校の校名というかそういうものではなく、伝統、文化、さらには校名も含めたものというふうな位置づけというふうな捉え方とするならば、今後検討して、存続というふうな方向で考える、このことも一つ視野に入れて検討してまいりたいというふうなことでございます。

3番(北川博規君)

 当然、校名という、ここにはこだわらざるを得ません。伝統、文化は残す。きれいな言い方をすれば、その文化は学校名を変えて、こういう形に変えたけれども文化は継承していくよ。無人購買は継承していくよ。フォークダンスは継承していくよ。
 そうではなくて、角鹿中学校というこの名前、そしてイコール存在ということになると思うんですけれども、それを継続、存続させていく。それについての御意見をお伺いしております。
 それをもう一度確認させていただきたいのですが、いかがでしょうか。市長さん、お願いいたします。

市長(渕上隆信君)

 角鹿中学校につきましては、小中学校の一貫ということが話に上がっておりますので、その話の中で全体を見ながら検討していくということになろうかと思います。

3番(北川博規君)

 それではちょっと質問を変えますけれども、私は先ほど、敦賀の大きな宝ですと。ですから絶対になくしてはならないと、そのようにお伝えさせていただきました。
 今の御答弁の中で、絶対という言葉が一つもあらわれてこない。その絶対が出てこないというのは何がネックなのでしょうか。お願いいたします。

市長(渕上隆信君)

 角鹿中学校の校舎につきましての耐用年数があろうかと思います。どうしてもそこで使えなくなる時期が来るということがございますので、その辺が関係してくるというふうに考えております。

3番(北川博規君)

 この時点で私が思うのには、耐用年数が来たら新しくそれを建てかえればいいと思うんです。角鹿中学校として。そこに絶対という言葉が使われていかないというところにはどういう理由がございますでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 校舎の耐用年数ということがありますので、その後、建てかえということがございます。そうしますと予算措置ということを考えなくてはいけません。その予算措置に敦賀市が潤沢にお金があるかというと、なかなかそこにないということがございますので、その辺を含めて検討していかなくてはいけないということになります。

3番(北川博規君)

 同じ質問を教育長さんにお願いしたいと思います。

教育長(上野弘君)

 敦賀の宝である子供たち。この子供たちが学ぶ場として角鹿中学校というものが今後存続されるということが、それは望ましいということ。これは議員のお考え、御指摘ということで受けとめさせていただきたいと思います。
 先ほど市長が申しましたように、この後ということになりますけれども、予算的な措置のこととか学習内容のことも含めまして検討していかなければいけない部分は多々ございますので、今後十分検討してまいりたいということでございます。
 つけ加えて申しますならば、今後、学習指導要領等の改訂も予定されているところでございます。教育課程の編成、それから人員配置、教職員の配置、免許等々の課題も幾つかございます。敦賀の宝である子供たちを育てていく上で、それぞれ検討しなければいけない課題がございますので、お時間をいただきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 先ほど教育長さんのお話の中に、通学区域審議会という言葉がございました。それは本当に機能しておりますんでしょうか。

教育長(上野弘君)

 平成20年当時の通学区域審議会でございますので、当然この時点では機能していたということを理解しております。

3番(北川博規君)

 もう少し新しいところではいかがですか。

教育長(上野弘君)

 現在手元に資料がございませんので、お答えは控えさせていただきます。

3番(北川博規君)

 角鹿中学校というここにこだわる。これは全ての根っこがここにあるんですよ。角鹿中学校、これが続いてもらいたい、続いていかなくてはならない。全ての根っこがここにあるように思われてなりません。
 いろんな言葉がひとり歩きしているというか、いろんな要望が出されている。それは知っております。ただ、その根っこにも角鹿中学校の存続というこのことが大きな問題として横たわっている。そして中には苦渋の選択としていろんな方法を選択している、そんな状況も見られるのではないかな。そんな思いが強うございます。
 角鹿中学校の問題は、これからの敦賀の教育を語っていく試金石だとは私は考えています。大綱の内容、総合教育会議の動き、市全体の教育観、教育現場のかかわりも含めて、ぜひ広く目を向けて、機会あるごとに取り上げていきたい。私も、機会あるたびにこの問題をテーマとして掲げていきたいと考えます。公平性と実効性のある御検討をよろしくお願いいたします。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。


【平成27年9月議会】

3番(北川博規君)

 次に、最後ですけれども角鹿中学校問題についてお伺いします。
 小中一貫教育という言葉が角鹿中学校区で大きな関心事になっています。私自身、角鹿中の存続は大変重要であるという思いは今も変わりません。ただ6月議会では、私自身、小中一貫という言葉をあえて使わない形で質問させていただきました。それは、その時点ではこれまでのプロセス、地域の思いを把握し切れていなかったからでもあります。3小の統合と角鹿中学校単独での建てかえ、その可能性も残されているという、そういう思いもございました。
 しかし今回は、地区の思いやこれまでの経過が確認されたということ。そして、この問題が角鹿中学校区だけの問題ではなく敦賀市全体の問題として考えてもらいたい。そんな思いで臨ませていただきます。
 今回の角鹿中学校区の小中一貫校設立に向けての論議を見ていると、少なくとも次の3つが大きな問題として混在している、そのように思います。1つ、角鹿中学校の建てかえという問題。2つ目、校区、咸新、赤崎、北小という、その3つの小学校の統合。これはすなわち一体型の小中一貫校の設立ということです。3つ目に、4・3・2という教育課程への変更という問題です。
 まず1点目、角鹿中学校の建てかえについて確認させていただきます。
 お聞きします。耐用年数と寿命年数というものについての違いをお伺いします。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 建物の耐用年数につきましては、税務上、減価償却のもととなるもので、財務省令の中で定められております。そして寿命年数につきましては、一般的には使われていないのではないか。しかし、ある大学の先生の執筆によれば、建物の寿命は実際に存在した年数であると言われているというところで考えております。

3番(北川博規君)

 この寿命という言葉ですけれども、建物の寿命、これはございます。25年11月には国土交通省からインフラ長寿命化基本計画策定の手引きが出され、各インフラの管理者が行動計画に基づき個別施設ごとの長寿命化計画を策定することとされています。また、平成26年1月には文科省から学校施設の長寿命化改修の手引というものが出されております。この中に寿命という文言がきちっと入っております。そして、その寿命を判断する材料もきちっと示されているわけですが、この点について、我々が考えてきた60年というのは耐用年数なんですか、それとも寿命年数なんですか。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 築後60年の年数につきましては、先ほどの答弁にもありましたとおり、財務省令の減価償却の中にある耐用年数のことを示しているものと思っております。よって、耐用年数を過ぎた建物がすぐに使用できなくなるものではないものと考えております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 昨日、豊田議員の質問に対して、今月、安全性のためにコンクリートの中性化の診断を行ったと教育長が答弁でお答えになっておられます。その内容について確認をさせてください。
 その調査の時期、依頼先、そしてその結果について、もう少し詳しくお聞かせください。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 こちらのほうの調査は、角鹿中学校の部分で中性化という部分での調査になります。これは、ちょっと今手元に資料がございませんけれども、9月の初旬に行った調査でございます。その結果をもとに、豊田議員への答弁で教育長がお話しした結果が出ているという形になります。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 中性化、この検査、これが60年超えてもまだ校舎はある程度安心だという、その根拠になるということでしょうか。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 そうですね。教室棟と管理棟、両方調査をさせていただきましたけれども、その結果の中では、今すぐに校舎の建てかえをしなければならない状況ではないと。築60年近く経過しても、老朽化している施設であることは間違いございませんが、子供たちの安全、安心及び学校生活に支障を来さないよう今後もしっかり管理を行っていかなければならないとは思っております。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 その調査は、ちょっとしつこいようですけれども、これまでに何回なされてきたのでしょうか。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 今回が初めてでございます。角鹿中学校に関しては初めてでございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 大事な部分なんですけれども、それでは、昨日の答弁の中にもございました前教育長が若干のおくれとなるかもしれないという、そういう発言をされています。その時点では、60年が唯一のものであって、安全性は確認されていなかったということになりますけれども、それでよろしいですか。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 今回、一つのそういった建物の部分の検査の中の中性化という部分で調査を今回させていただいたという部分になります。今回そういった結果が出た中で、今答えさせていただいたような形で、60年たってもそういった部分では今すぐ建てかえをしなければならない状態ではないという結果が出たという部分になります。

3番(北川博規君)

 でも、その検査が行われなかったら60年一本でいくわけですよね。だから前教育長がそういうふうに答弁、お話をされたときに、何を根拠に数年延びても大丈夫というそういう判断をされたのか、お伺いしたいんですけれども。

教育長(上野弘君)

 前任の教育長と確認しているわけではございませんので、その発言の趣旨につきましては、私ども今理解している部分ではございません。申しわけございません。

3番(北川博規君)

 いずれにしても60年というこの数字を大前提にこれまでいろんな審議がなされてきているのは間違いないんです。そして、いろんな答弁もそれをもとに、あと何年、あと何年と話をされてきたのは事実だと思います。余りにも曖昧であり、矛盾に満ちた内容であるように感じます。
 平成30年には開校する。これが地域のほとんどの皆さんの認識であります。それだけに保護者の皆さんの悩みには大きなものがあります。この点について、どのように判断させていただけばよいのでしょうか。これまでの60年、そして60年には開校できないとするその理由。そのあたりも含めて御答弁をお願いします。

教育長(上野弘君)

 今ほど議員のお尋ねの平成30年には開校するということでございますけれども、いずれにせよ小中教育環境検討委員会で検討を重ねて、今年度中には今後のプロセスについてお示しできるように努力してまいりたいと、このように思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。

3番(北川博規君)

 小中環境云々につきましては、また後ほどお話をお聞きするとして、ここまでの話の内容に関して、お聞きになっていた市長としてはどのような感想をお持ちでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 耐用年数60年ということがずっと進めてこられたということを伺っております。本当に耐用年数60年なのかなという疑問というのが今年度起きてきて、調査をしたということでございます。それで、それは税的なものであって、実際に60年がひとり歩きしていたということがわかった状態だということを認識しております。

3番(北川博規君)

 先ほどお話ししましたように、30年には必ず開校すると。これが地域の皆さんの認識されている部分であります。これは間違いないと思うんです。この部分について、もし今のお話を伺うならば、それをきちっと説明責任として果たしていく必要を感じます。
 また後ほどこの部分については絡んでくると思いますので、次、2つ目の小中一貫校の設立についてお聞きします。
 26年に行政から小中一貫教育検討委員会に諮問がなされて答申がございました。その内容を再度確認させていただこうと思います。

教育長(上野弘君)

 答申につきましては次の4点をいただいております。
 まず1点目でございますけれども、小中一貫校の設置場所についてということで、角鹿中学校を統合した小中一貫校を現角鹿中学校に設置することが合理的であると。
 それから2点目、施設形態及び学年編成についてということで、施設形態は施設一体型、学年編成は4・3・2年制が望ましいということ。
 3点目でございます。通学区域についてということでございますけれども、現対象区域外からの通学についても学校運営に支障のない範囲で柔軟に認めることを通学区域審議会で検討することということになっております。
 4点目でございます。学校名についてということで、地域の歴史、文化に根差した名称を基本にし、今後、公募等により選定することというふうに受けております。
 また5番目、その他としてでございますけれども、今後は本市としての基本的な対応を決定する上で、他の中学校区との関係や人口の長期的な見通し、市政全体での位置づけや予算等に十分配慮するとともに、本市の教育方針に基づいたものであることという答申もいただいているところでございます。

3番(北川博規君)

 今ほどの答申内容にありましたように、小中一貫教育が現時点では大変前進的な取り組みであるということは承知しています。それだけにたくさんのハードルがあるというのも理解しています。だからこそ地域の皆さんは不安と疑念を抱いておられるということです。
 平成25年12月6日、地域連携推進会による検討結果についての経緯等の説明を受けた後、北地区区長会、東浦地区区長会、東郷地区区長会、地域連携推進会議の会長、この4者から4つの要望書が提出されております。市長、教育長の要望書に対する考えをお伺いします。

市長(渕上隆信君)

 この要望書は、地域連携推進会議での取り組みや区長会の要望等これまでの地元の取り組みが明記されており、市民が主役のまちづくりを推進します私としましては重く受けとめております。

教育長(上野弘君)

 今ほど市長が申しましたように、私自身も保護者、地域、区長からの要望については大変重く受けとめております。

3番(北川博規君)

 確認させてください。この要望書が民意であると、そのように捉えているということでよろしいでしょうか。

教育長(上野弘君)

 角鹿中学校区の区長さん方等の総意であるというふうに捉えております。

3番(北川博規君)

 あえて民意ではなく総意という言葉を使われているわけですけれども、民意と総意の若干のニュアンスの違いというのはどのようなところから出てくるのでしょうか。

教育長(上野弘君)

 文字どおりのことでございます。民意と総意の違いということでございます。

3番(北川博規君)

 イコール民意という捉え方でよろしいんでしょうか。

教育長(上野弘君)

 もう一度申し上げますと、角鹿中学校区の区長さん方等の総意であるというふうに捉えております。

3番(北川博規君)

 どうして民意という言葉にこだわるかといいますと、後ほどお話しするんですけれども、新教育委員会制度、これの中には「より民意を反映する」とあるわけです。この部分が総意では困るんです。
 その点どのようにお考えなのでしょうか。市長、どうですか。

市長(渕上隆信君)

 私も教育長と同じで総意であると捉えております。

3番(北川博規君)

 ということは、民意ではないというふうに判断しておられると。そのように捉えてよろしいでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 総意であって、民意とまでは言えないというふうに捉えております。

3番(北川博規君)

 先ほども申し上げまたように、要望書が4つあります。それぞれに区長の公印が押され、そして、それぞれの地区の言葉として要望書の文言が述べられています。それがもし民意じゃないとするなら何を民意として捉えればよろしいんでしょうか。

教育長(上野弘君)

 民意と総意の相違ということでございますけれども、民意と申しますと敦賀市民全員のと。全員と言わなくても敦賀市民の大半の思いというふうに受けとめておりまして、実はここに先ほども申しましたように角鹿中学校区の区長さん方、それぞれの区長さん方の総意であるというふうなことにつきましては、各区で区長さん方が御苦労されて取りまとめをされたものというふうに私どもは受けとめておりますので、この意味で総意であるというふうにお答えさせていただいているところでございます。

3番(北川博規君)

 それならばわかりました。それでは、そのエリアの、角鹿中学校区エリアの民意と。そういうふうな表現はオーケーですね。

市長(渕上隆信君)

 済みません。言葉の議論をされているんですけれども、その辺のことは、詳しいことはよくわかりません。

3番(北川博規君)

 先ほどお話ししたように大事な言葉なんですよ。だから民意を反映する、それが新しい教育委員会制度であり、市長の目指す姿勢だと思うんです。その民意がこのエリアから出ている。その民意は尊重するという、その言葉がいただきたいんです。どうでしょうか。

教育長(上野弘君)

 当然のことながら、角鹿中学校区の区長さん方の思いということにつきましては重く受けとめておりますし、御苦労されたというふうなことで、その意見を取りまとめられたことについても重々承知しているところでございます。ですので、区長さん方の総意であるというふうに、繰り返しになりますけれども捉えている部分でございます。
 なお私どもの解釈といたしましては、教育委員会の解釈でございますけれども、民意ということにつきましては敦賀市全体のというふうな思いがございますので、角鹿中学校区の区長さん方の部分ということにつきましては、今ほど申し上げたとおり御苦労されて取りまとめられた思いということについては総意であるというふうに捉えているところでございます。

3番(北川博規君)

 大変微妙な部分だと思うんですね。だから例えば区長さんが本当に連名、名前が後ろにずらっと並んでいます。その代表者として判こを押して要望書を提出している。その中で、それがあたかも区長さん独自で勝手にやったというような捉え方は絶対ないということでよろしいですね。

教育長(上野弘君)

 そうでございます。

3番(北川博規君)

 市長は、6月議会、福谷市議の質問の中で、設置するかしないかということも検討の中に入れていくとお答えになっていますけれども、その内容が今ほどのお話と整合するのでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 議員の質問の中身がちょっとわかりにくいんですけれども、検討委員会の結果を承知した上で、設置するかしないかということも検討の中に入れていくということを申し上げたということでございます。

3番(北川博規君)

 先ほどもお話ししましたけれども、本当に地域の方は平成30年開校と、この方向で進んでいます。それだけに子供たちに命をかけるそういう親の思い、それからそれ以上のおじいちゃん、おばあちゃんの思い、全部ここに焦点化されているわけで、きのうと同じ質問になりますけれども、今回のプロセスが今年度中に示されるという点については間違いございませんか。

教育長(上野弘君)

 間違いございません。

3番(北川博規君)

 ただ、11月以降、それぞれ小中学校の学校説明会、新入生保護者会が始まります。その段階で教育委員会または市としてきちっとした説明責任がなされるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。

教育長(上野弘君)

 先ほども申しましたように、小中教育環境検討委員会で検討を重ねながら今年度中には今後のプロセスについてお示しできるように努力してまいりたいと思っております。

3番(北川博規君)

 2点お願いします。
 小中教育環境検討委員会の目的とするものが何なのかということ。それから、それが答申として出されてから説明では間に合わないのではないかという、その2点について回答をお願いします。

教育長(上野弘君)

 この委員会の目的につきましては、小中一貫教育検討委員会からの答申を受けまして、全市的な政策を検討することだというふうに私どもとしては捉えております。
 また、義務教育環境のあり方の具体例を一つ紹介いたしますと、小中のことにつきまして、その接続がスムーズに行くように、こういうふうなことを狙いといたしまして、学習上のつまずきとか不登校、いわゆる中1ギャップを解消させるために検討するというふうなものでございます。
 議員御指摘のように間に合うということにつきましては、11月の時点でその検討の内容が固まっているいないという状況にもかかわってまいりますので、その折々にその検討状況については御説明もする機会を設けたいなとは思っているんですけれども、不確定なことをお伝えするというわけにもまいりませんし、まず答申を受けてからという形になるのではないかなというふうになります。

3番(北川博規君)

 角鹿中学校がどうなるかということによって、どこの小学校を目指そうかな、そういう違いも出てくるのは間違いないかなと思います。
 最後に、先ほどから出ている小中教育環境検討委員会ですけれども、そのメンバーは、前回の検討委員会のメンバーと学識経験者は一緒だと聞いています。ならば、角鹿中学校についての答申は生きているということでよろしいですか。

教育長(上野弘君)

 先ほども申しましたように、小中一貫教育検討委員会からの答申を受けてということでございますので、当然生きているということでございます。

3番(北川博規君)

 それならば、少しでも早く計画、設計、それからいろんな手だてをとっていくことが求められるように思いますけれども、いかがでしょうか。

教育長(上野弘君)

 当然そういうことは議員一番よく御存じかなと思うんですけれども、すぐにそれができるというふうな部分ではございません。例えば仕組みができたとしても、中身の部分、具体的に申しますと、昨日も豊田議員の中で御説明させていただきましたけれども、福井大学教育地域科学部附属学園と小中一貫教育のカリキュラムの研究、こういうことも一つ   材料になるのかなというところで、本市教育委員会がともに研究を進める。子供たちの目線で、本当にできるかどうかということも含めまして連携、協力に関する協定を結ぶ作業を今進めているところでございます。より効果的な指導方法等を検討して協議し、また御提示していきたいなというふうに思っているところでございます。

3番(北川博規君)

 福井大学が2年後に義務教育学校を目指している。それもお聞きはしています。いずれにしても説明責任をきちっと果たしていただく、それをお願いして私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。

副議長(別所治君) 

 以上で本日の一般質問を終わります。


【平成27年12月議会】

3番(北川博規君)

 続いて、教育問題、小中一貫教育についてお願いします。
 新教育委員会制度がスタートして半年が過ぎました。いろいろな場面での取り組みが始まっている、それを感じますけれども、それが市民に届き切っていない、そんな感じを受けています。ここでは、それらの点も含めて幾つか確認しておきたいと思います。
 まず1点目です。県の教育大綱が示され、各市町でも教育大綱が策定されつつありますが、敦賀市の状況について教えてください。

市長(渕上隆信君)

 本市では、敦賀市総合教育会議において、第6次総合計画をもとに県が策定いたしました大綱を参酌しながら教育大綱を策定していきたいと考えております。平成27年度内には敦賀市の教育大綱を提示させていただく方向で考えています。

3番(北川博規君)

 その総合教育会議ですけれども、公開ですか非公開ですか。それから、公表されて示されるまでに意見を求める場はあるんですか、ないんですか。この点どうですか。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 敦賀市総合教育会議は、原則公開となっております。
 それと教育大綱、議会で協議する予定でよろしいでしょうか。そういったところの部分については、他市町の状況を見ながら今後検討させていただきたいと考えております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 小中教育環境検討委員会が開催された、これは伺っています。その事業内容には、答申で得られた本市の中学校区の関係や人口云々、今後の義務教育環境のあり方を検討するとあります。第1回検討委員会の内容はどのようなものだったのか。委員会のレジュメの内容を教えてください。

教育長(上野弘君)

 今ほど御質問ございましたことでございますけれども、平成26年度に開催されました敦賀市小中一貫教育検討委員会の答申を受けまして、角鹿中学校区だけでなく他の中学校区の状況を勘案し、本市全体の義務教育のあり方について検討していただくようお願いいたしました。
 具体的には、本市における中学校区について、人口の長期的な見通しについて、本市における今後の義務教育のあり方について、通学距離について諮問いたしたところでございます。

3番(北川博規君)

 その中に大きな柱立てとしてあります今後の義務教育環境のあり方というこの言葉は、具体的にいうとどのような内容を示すのか。

教育長(上野弘君)

 今御質問の件でございますけれども、具体的には、本市における中学校区、人口の長期的な見通し、通学距離、そして、それらを踏まえた本市の子供たちに適した教育課程や小中学校の教員による効果的な指導体制のあり方等を指しております。

3番(北川博規君)

 この検討委員会は、公開ですか非公開ですか。

教育長(上野弘君)

 各委員の自由な発言を保障するという観点から非公開とさせていただいております。

3番(北川博規君)

 それでは、このあたりで中学校区の小中一貫についてお伺いしていきたいと思います。
 まず現在の小中学校の教育、それから小中連携教育、そして小中一貫教育、そして小中一貫校、さらには義務教育学校、これらの違いについて、学校運営の面、人員配置の面でどのような違いがあるのか教えてください。

教育長(上野弘君)

 まず義務教育学校のことと小中一貫型の小中学校のことについてお答えさせていただこうと思っております。
 まず平成28年度から制度化されます義務教育学校につきましては、1人の校長のもとに教職員が9年間の一貫した教育を行うものでございまして、従前からある例えば幼稚園、小学校、中学校に加えて法的に位置づけられるというものでございます。
 一方、現在法的には位置づけられておりませんけれども、小中一貫型の小中学校は、それぞれ6年間と3年間の教育課程を6年3年とか4年3年2年とかの単位に分けて学習しまして、それぞれの学校に校長を1名ずつ配置し、教職員も学校ごとに組織されるものでございます。

3番(北川博規君)

 連携教育と小中一貫教育、この違いについてお願いします。

教育長(上野弘君)

 連携と申しますと、小学校6年制、中学校3年制、6年間と3年間のそれぞれの教育課程を連携していくものでございまして、一貫と申しますと、おおむね9年間、小学校6年間と中学校3年間を合わせた9年間を一つ目途として考えていくというふうに我々としては捉えております。

3番(北川博規君)

 ただ、一貫教育が行われたとしても指導要領としては6年、3年という、その指導要領のもとに行われていく。それは義務教育学校とは違うということでよろしいですね。
 小中一貫校には分離型と一体型があるわけですけれども、それぞれのメリット、デメリットをどのように捉えておられますでしょうか。

教育長(上野弘君)

 一般的に施設分離型のメリットにつきましては、今ある施設を活用いたしまして小中一貫教育を実施できること。デメリットといたしましては、施設が離れていることから、小学校、中学校それぞれの教員が交流する際に若干の時間を必要とするということでございます。
 施設分離型の中には隣接した学校もございますけれども、この形は分離型の教員交流の負担はかなり軽減されるのかなというふうに予想されます。
 次に、施設一体型でございますけれども、このメリットは、小学校、中学校それぞれの教員が他の校種の子供たちを指導する際、一つの校舎であるためある程度円滑に対応することが可能でございまして、デメリットといたしましては、子供たちの発達段階が異なることによりまして施設や運動場等の利用に制限が出てくるのかなというふうなところでございます。
 例えば、運動場では小学校は運動や遊びを中心に、中学校では体育や部活動などの競技を中心とした活動になりまして、時間帯によってはその活動が制限されるということも予想されます。

3番(北川博規君)

 先ほど一体型の小中一貫校と義務教育学校の違い、これは一条校であるかどうかということも含めてお聞きしましたので。
 次に、それでは、いろんな形がある中で敦賀市はどのような教育の形を目指していくのか。この点についてお願いします。

教育長(上野弘君)

 現在検討委員会において協議中でございますので詳細な説明は控えさせていただきますけれども、その中におきましても、幼児教育を含めまして連続的な学びが保障されるような教育は必要であろうというふうに考えております。

3番(北川博規君)

 実をいうと、ここでそれでは角鹿中学校区についてはどのようにお考えですかと質問したいところですけれども、それは先ほどから検討委員会の結果が云々ということですので、あえて聞かず我慢させてもらいます。
 現時点では一体型の小中一貫校の設立も視野に入れているということで理解させていただいて、質問を進めさせていただきますけれども、角鹿中学校の一体型の小中一貫校を設立する場合についてですが、公共施設、特に学校を新設するならば、設計とプラン設計にどれくらいの期間を要するものなのでしょう。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 昨年11月に答申されました内容であれば、基本設計及び実施設計と合わせておおむね1年半程度を要するものと考えております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 続けて、建設工事期間、これはどれくらいでしょうか。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 こちらも同様に、昨年11月に答申された内容であれば、工事着工から完成までおおむね15カ月程度を要するものと考えております。
 以上です。

3番(北川博規君)

 それでは、今度は子供たちという大事な部分で、3校の児童が一緒に生活する状況をスムーズに生み出すためには、通常どのような事前の取り組みが考えられますか。

教育長(上野弘君)

 それぞれの小学校の子供たちが学校生活のいろいろな場面で交流を深めていくという取り組みが必要であろうかなと考えております。
 具体的には、複数校の子供たちが一つの学校等に集まりまして、授業、学校行事、給食等の学校生活を定期に交流する取り組みが一つ考えられます。また、指導する教職員が指導する際の打ち合わせの時間の確保とか、それから授業の進度や学習内容のすり合わせ、個々の児童に対するきめ細やかな指導、さらには健康面での配慮、また子供たちの移動手段等、十分な事前準備が必要かなというふうに考えております。

3番(北川博規君)

 これまでお聞きした設計、建設、そして子供たちの交流。それ以外にもいろんな取り組みが必要になってくると思うんですね。例えば行政サイドの取り組み、保護者の取り組み、PTAの取り組み、地域やOBの取り組み、多面的な取り組みが求められてきますけれども、そのイニシアチブというのは誰がどのようにとっていくのか。そして、どの時点でスタートさせるのか。そのあたりをどのようにお考えでしょうか。

教育長(上野弘君)

 小中一貫教育を実施している自治体を見ますと、学校、PTA、地域、行政等の代表者を構成メンバーとする設立委員会等を新たに立ち上げまして、開校に向けた準備を進めている事例が多くございます。その中に、子供たちの制服とか学校名、PTA組織づくり等を具体的に検討していく例がございます。
 市内におきましては、既にここ数カ月の間に小小連携による合同授業計画や福井大学附属学園との連携、協力によるカリキュラム作成等、できることから取り組みを開始しておるところでございます。

3番(北川博規君)

 その設立委員会ですけれども、目算としてはいつごろ設立されていくものなのか。

教育長(上野弘君)

 今の段階でお答えは控えさせていただきます。

3番(北川博規君)

 難しいのは、地域やOBの取り組み、先ほどの設立委員会ありましたけれども、校名をどうするのか、それから歴史をどのように残していくか、各校のよさや伝統、特色をどのように共有していくのか。大変難しい問題が残っているんだなと思います。
 市長に伺いたいと思います。これらについて、予算的な措置について覚悟はおありでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 現在、既に小中一貫教育に係る予算措置については、議会の承認を得て小中教育環境検討委員会に係るものを計上しておりますし、現在、小中教育環境検討委員会での検討、福井大学附属学園との連携等、教育委員会として努力をしていただいているところであります。
 したがって、これからの今後の予算的な措置等に関しましては、さらなる予算措置につきましてはこれからの結果を経てからの判断となるため、現時点でのお答えは控えさせていただきます。

3番(北川博規君)

 ぜひ予算的な部分もしっかりと確保していただきたい、そのように思います。
 先ほどからのお話を伺うと、約スタートして3年近くかかってようやく実現するものが浮かんでくるわけですけれども、このことと小中教育環境検討委員会との関係性はどのように考えればよろしいのでしょうか。

教育長(上野弘君)

 先ほど議員からの御質問にお答えしましたように、この検討委員会に諮問した内容につきましては、本市における中学校区、人口の長期的な見通し、敦賀市における今後の義務教育のあり方、そして通学距離についての4点でございます。つまり特定の中学校区に特化した検討ではなくて、あくまでも全市的な視点に立って答申をいただく予定でございまして、そういう検討委員会でございます。

3番(北川博規君)

 つまり、検討委員会の答申が出るまではスタートできないというのは間違いないですね。

教育長(上野弘君)

 検討委員会からの答申を受けまして、本市の施策として決定し、まずは議会の承認を得て進めてまいりたいと考えております。

3番(北川博規君)

 9月議会の中でも、耐用年数という点でもう少し延ばしてもいいんだというお話は伺いました。コンクリートの中性化を検査してももう少し大丈夫だと。ただ、耐用年数は決めるものなんですけれども、寿命年数というのは決まるもの。しかも寿命年数が決まった後では重篤な状態が引き起こされる可能性はあります。のんびりできない問題だということは間違いないと思います。
 若干のずれがあるとしても、そのことも含め、状況を在校生、新入生の保護者に説明する説明責任を果たしていくことが大事だと思いますけれども、小中学校の新入生保護者会は既に始まっています。ここから先、どのような形で説明責任を果たしていくのか、お伺いしたいと思います。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 議員のおっしゃいましたとおり、今回の検討委員会の答申を受け、議会で説明をさせていただいた後、保護者及び地域の方々にも状況を説明させていただく予定をしてございます。

3番(北川博規君)

 どのような場で、いつですか。

教育委員会事務局長(若杉実君)

 当然、検討委員会の答申を受けて、議会の説明スケジュール、そういうものが決まり次第という形になります。
 以上です。

3番(北川博規君)

 今回の問題で私が懸念する一つは、教育課程の問題なんですけれども、教育長は福井大学との連携云々をおっしゃっています。その内容をもう少し詳しくお願いします。

教育長(上野弘君)

 福井大学との連携、協力につきましては、本市の教育目標を達成するため、今後の義務教育のあり方の一つとして、小中一貫教育の研究に資することを目的としております。
 本市の子供たちに適した9年間を見通した教育課程を作成するため、小学校高学年における理科等の教科担任制や小中学校の教員による効果的な指導体制、指導方法などを研究していく予定でございます。
 例えば、算数、数学の学習では、小学校5年生、三角形の合同の学習を行うわけなんですけれども、中学校で習う合同条件を発展的に学習し、また中学2年生で再度、三角形の合同条件を繰り返し学習することで、学んだことがしっかりと身についていくというふうなことになります。
 議員も十分御承知のとおり、9年間の教育課程を編成することは一朝一夕にできるものではございません。小中一貫教育の研究を進めることは、教員の多忙化につながるおそれもございます。
 そこで、子供たちの負担加重のみならず教員の多忙化等を軽減するため、先進的な取り組みをしている福井大学附属学園との合同研究も進めながら、未来を担う敦賀の子供たちに適した教育課程を目指してまいります。

3番(北川博規君)

 市内に6・3制と4・3・2という2つの教育課程が存在することは避けたいなと思いますけれども、今後どのような場で審議して、どのように決定されていくのでしょうか。

教育長(上野弘君)

 今後は小中教育環境検討委員会で審議していただく予定でございます。最終的には、検討委員会より本市に適した学年の区切りについてお答えをいただきたいと考えております。

3番(北川博規君)

 先日、浜松市の庄内学園という一貫校へ行きましたけれども、4・3・2が4・2・3に変えられているということでした。
 新しい教育委員会制度、より民意を反映するというところですけれども、一刻も早い具現化と説明責任の達成をお願いしたいと思いますが、最後に市長のお考えをお伺いします。

市長(渕上隆信君)

 現在、小中教育環境検討委員会において、予算面や人口の長期的な見通しを踏まえ、本市における今後の義務教育のあり方等、御検討をいただいているところであります。
 敦賀市全体の教育環境の充実について、本市の施策として慎重に判断しなければなければならないと考えておりますし、精いっぱい取り組ませていただきます。

3番(北川博規君)

 よろしくお願いします。3月議会を楽しみにしております。
 私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。


【平成28年3月議会】

3番(北川博規君)

 先ほども出ました。小中教育環境検討委員会、そして角鹿中学校、この2つの進捗状況についてお伺いします。

教育長(上野弘君)

 小中教育環境検討委員会につきましては、これまでに4回開催させていただいております。委員会答申前ですので詳細な説明は控えさせていただきますけれども、各委員より出された御意見では、本市における中学校区、人口の長期的な見通し、本市における今後の義務教育のあり方、通学距離などについて話し合いがなされまして、中でも全市的に小中一貫教育を進めていくことにつきましては、おおむね委員の皆様からは好意的に受けとめられているという状況でございます。
 先ほどとはちょっとずれるかもしれませんが、答申の時期でございますけれども、現在のところ3月25日に答申をいただく予定をしております。繰り返しになりますけれども、答申をいただきましたならば、議会へ報告するとともにホームページ等で公開してまいります。
 また、角鹿中学校の件でございますけれども、12月議会でもお伝えしたとおり、まずは小中教育環境検討委員会の答申を待って、今後は本市の子供たちにふさわしい教育環境を整えてまいりたいと考えております。

3番(北川博規君)

 先ほどもお話ししました。3月25日答申ということで、公表と。ただ、公表してしまって不都合が出てくるということは、ないとは思いますけれども、精査するいう意味でもきちっとしたプロセスを踏んでいただきたいなという思いでいっぱいです。
 今いろいろプロセスをお伺いしましたけれども、いずれもワンステップ遅いのかもしれないな、そんな思いを持ちました。しかし、そのプロセスをしっかり踏んでいく、これだけはぜひお願いしたい。時期が2週間、仮に1カ月遅くなったとしても、きちっとしたプロセスを踏んでいただきたいなということを要望して、お伝えしておきたいと思います。お願いします。


【平成28年6月議会】

3番(北川博規君)

 次に2つ目の項目、小中一貫教育について話を移させていただきます。
 まず、市内全ての中学校区で小中一貫教育を実施していくということを聞いています。その狙いと意味をお伺いしたいと思います。

教育長(上野弘君)

 現在、我が国では、中学校進学時の不登校の増加、いじめ等の急増など中1ギャップが大きな課題となっております。また、学校教育が現在の形に制度化された年と比べまして、児童生徒の発達の早期化や少子化に伴う課題など、制度が子供の実態等と伴っていないとの指摘もあったところでございます。
 このような中、御承知のように小中一貫教育がこれらの課題の克服を目指す教育として全国で設置されてまいりました。
 本市におきましては、昨年度3月、小中教育環境検討委員会から、小学校から中学校へ進学し、新しい環境での学習や生活へ移行する段階で、諸問題につながっていく事態、いわゆる中1ギャップの解消を図るため、各中学校において小中一貫教育を推進することは大変重要であるというふうな御答申をいただきました。
 本市といたしましては、この答申を受けまして、国の研究指定も受けました角鹿中学校区だけでなく、市内全ての中学校区で小中学校9年間の学びをつなぎ、それぞれの地域の特性を生かしながら、子供たちに標準的な教育サービスが公平に提供できる体制づくりを狙いとしております。

3番(北川博規君)

 今ほどの答えの中でもう既に次の質問の回答も入っていると思いますので、その次の通告の内容。
 以前も確認させていただきましたけれども、今の御答弁ですと小中連携教育でも十分だなと私は思うんです。小中連携教育と小中一貫教育、どのように違いがあるのか。その点を確認しておきたいと思います。

教育長(上野弘君)

 文科省におきましては、この2つの教育の明確な定義は現在のところございません。
 ただし本市といたしましては、小中連携を小中校種間の連携と捉えておりまして、小中一貫教育は、小中学校が目指す子供の姿を共有いたしまして9年間の系統的カリキュラムを恒常的、系統的に推進するものと、このように捉えております。

3番(北川博規君)

 目指す子供の姿、これは市全体として目指す子供の姿というのは教育大綱とか教育目標でどんとあると思うんですね。そして、それが小中それぞれの校区、中学校区で行われていくとしたときに、その校区内の各校の特色、独自性、教育観の違い、これをどのように担保していかれるのか。その点は大変疑問なんですけれども、お答えいただけませんか。

教育長(上野弘君)

 例えばの話なんですが、新しい環境での学習や生活へのスムーズな移行等、それぞれ地域の特性を生かした9年間の学びのつながり、小中学校の学習指導や生徒指導で重なりの無駄をなくす、児童生徒の学習状況に柔軟に対応できる教育体制が実現していくというふうに捉えておりますし、例えば学習指導でいうならば、小学校1年生で学習する大きさ比べや4年生、5年生の小数、分数の掛け算、割り算が5年生の割り算や6年生の比の学習につながっていくことを敦賀市の先生方は十分に意識して指導しているという状況でございます。全ての校区でこのような形が行われれば、また中学校では、小学校で学んできた内容を指導に生かし、方程式とか関数の授業をつくっております。
 それぞれに学校で狙いとするもの、共有することは十分可能である。また今後は、掃除や規律面など学校生活に係る指導も発達段階に応じて、各地域の状況に応じて系統的に身につけられるようにしてまいりたいと、このように考えているところでございます。

3番(北川博規君)

 私としては、それぞれの小学校の持っている独自性というか地域性、それはとても大事なものだと思います。それをぜひ慎重に担保する、その流れをお願いしたいなと思っています。
 市内の中学校区を眺めましたときに、物理的に角鹿中学校区以外では施設分離型の小中一貫教育ということになるんだと思います。しかも、それぞれに小学校から中学校へ進学する時点で小学校の子供たちが2つの中学校に分かれる、そういう小学校もあります。その中で小中一貫教育をどのように具体的に進めようとしているのか、お伺いします。

教育長(上野弘君)

 本市のように複数校の小学校と中学校の小中一貫校がある他県の状況を見ますと、複数の学校が目指す子供の姿を共有し、それぞれの学校の特色を生かしながら一つの学校区をつくっていく小中一貫教育を進めている事例が大変多くございます。
 本市におきましても、各中学校区の校長先生を中心に、校区や各校の特色を生かし、共通するよさや課題を9年間のカリキュラムにどのように反映していくかについて既に研究を進めているところでございまして、この夏にも、それぞれの中学校に校区の小学6年生が集まりまして、小中の教員による授業を展開する計画を立てております。

3番(北川博規君)

 今ほどカリキュラムというお話が出ました。ただ、それぞれの小学校の子供たちが中学校へ行って授業を見たり体験したり。それは今までにも連携の中で十分にやってきていることだということを言及しておきたいと思いますし、小学校文化、中学校文化という文化があります。小学校の担任制、中学校の教科担任制、この文化をいかに融合していくのか。大変難しい部分だと思いますので、カリキュラム以外の場でもそれをきちっと慎重に検討いただきたいなと思います。
 その中で、福井大学教育地域科学部附属小学校、附属学園、福井学園という名称でしょうか、そことの連携がうたわれていますけれども、どのような連携を進めようと考えていますか。

教育長(上野弘君)

 本市と福井大学教育地域科学部附属学園との相互の信頼関係に基づきまして、双方の教育機能を生かし、連携、協力により小中一貫教育の研究に資するため、小中学校の9年間のカリキュラム作成についての研究協議、それから小学校の教員による効果的な指導体制、指導方法等についての研究協議、それから教科等に関する協働の授業研究、それから小中一貫教育についての情報交換及び交流について連携、協力してまいりたいと思っております。
 去る6月3日にも、今年度の予定につきまして附属学園と協議したところでございます。

3番(北川博規君)

 先ほどの福井学園、これは一体型、義務教育学校の形をとっています。ということは、子供たちはもちろんですけれども職員も小から中へ、中から小へ自由に10分の休憩の間に行き来ができる。そんな形の中でのカリキュラム。
 それが本市の場合の中学校区となりますと、それは絶対不可能な状態だと思いますけれども、その点について何かコメントございましたらお願いします。

教育長(上野弘君)

 議員御心配のことでございますけれども、幸い今現在、本市に勤務しております小学校、中学校の先生方の多くが小学校免許のみならず中学校を保有されている方が小学校の教員として、先生として御活躍いただいておりますし、中学校に勤務されている先生方におかれましても小学校の免許を有しているということで、運用的に対応することは十分可能かなというふうに今考えております。

3番(北川博規君)

 免許の云々の話が出ましたけれども、免許がある、それは大丈夫だと思います。ただ私が心配するのは、1限目に小学校の授業をして、次には中学校のほうへ出向かなくてはいけない。そういうカリキュラム編成があったとすると、それは実際問題大変難しい。そのことを指摘しておきたいと思いますし、その改善をお願いしたいな、そんなふうに思います。
 次に、角鹿中学校に焦点を当てさせていただきますけれども、補正予算の中に60万2000円の角鹿中学校区統合検討経費、これが計上されています。この検討内容、これはどのようなものなのか教えてください。

教育長(上野弘君)

 提案理由にもございましたとおり、角鹿中学校、敦賀北小学校、赤崎小学校、咸新小学校を統合した小中一貫教育につきましては、地元の意見を十分にお聞きしながら地域の実情に合った検討を行ってまいります。
 具体的な検討内容といたしましては、小中一貫校の形態、それから建設地や施設内容案の作成、閉校までのスケジュール作成、建設費の推計や財源の調査などが考えられます。

3番(北川博規君)

 以前ありました小中教育環境検討委員会、そして今回の角鹿中学校区統合検討委員会、このつながりと違いというのは、もしできたらお願いしたいんですけれども。

教育長(上野弘君)

 前回の検討委員会につきましては、敦賀市全体を通しての小中教育環境検討委員会と敦賀市全体の中で小中一貫教育をどのように進めるかと。今回の場合には角鹿中学校区ということで、角鹿中学校区のことを検討していくということでございます。

3番(北川博規君)

 今ほど説明いただいた事業内容の中に、統合という言葉が出てまいります。地域の実情という言葉も出てきます。合理的な構造という言葉も出てきます。その中で3つお聞きしたいんですけれども、まずは統合の意味するもの、これを教えてください。

教育長(上野弘君)

 事業概要の事業内容にもありますとおり、角鹿中学校及び3小学校を統合した小中一貫校の設置等に向けて、角鹿中学校区における地域の実情に合った合理的な構造等の検討を行うものでございます。

3番(北川博規君)

 ここまでいろいろお伺いしてきましたけれども、正直申し上げると地域の方はまだ不安なんです。不安が払拭されていない。それは一体何かというと、具体的な動きが見えていない。
 市長に伺います。角鹿中学校に一体型の小中一貫校を設立していく。この姿勢は間違いないということでよろしいですね。

市長(渕上隆信君)

 角鹿中学校の統合検討委員会の中で協議されると思います。

3番(北川博規君)

 そこがわからないんですよ。統合という意味を聞きました。統合は、3小と1中を統合すると。一般市民が統合という今の事業内容を聞いたら、誰もが施設一体型の小中一貫校、このイメージをする。それは間違いないと思うんです。それが間違っているのかどうなのかということです。

教育長(上野弘君)

 何よりこれからの子供たちにとって望ましい教育環境を整えるべきと考えておりますので、一体型の御意見につきましては議員のお考えとして伺っておきます。

3番(北川博規君)

 それでは、教育長として今まで何年も小学校、中学校を見てきました。その中で、一体型の小中一貫校、これに対してどのようなお考えをお持ちなのか、お伺いします。

教育長(上野弘君)

 平成27年度8月における文部科学省の調査結果を見ますと、全国では約1100校の小中一貫教育校がございまして、そのうち施設一体型は13%、それから施設隣接型は5%となり、78%の大部分を占めるのは施設分離型となっております。
 その環境において、中学校への進学に不安を覚える児童の減少や、いわゆる中1ギャップの緩和、教員間の協力指導の意識や共通で取り組むことの割合が高まりまして、不登校やいじめ等の減少等の成果として報告されているところでございます。
 学校の施設のみならず、教職員の定数配置、例えば養護をつかさどる養護教員の先生の配置、それから事務職員さんの配置等々、教職員定数の配置や校庭使用の際の安全管理等を勘案し、本市の子供たちにとって望ましい教育環境を整えてまいりたいと、このように思っております。

3番(北川博規君)

 どうしてこれだけ明確な言葉が出ないのか大変疑問です。私は、一体型の小中一貫校は義務教育の究極の姿だと思います。小学校で入学した子供たちが同じ教職員に見守られながら義務教育をずっと進めていく。これが理想の姿であるのは間違いありません。これが分離型、併設型となったときに、例えば2つの小学校から中学校へ10分間の休み時間に移動することはできない。その中で本当に一貫教育が行われるのか。大変難しい。それは間違いないと思っています。
 一体型でなければ意味がない。中1ギャップ解消と言いますけれども、連携でも十分にやれています。それをさらに一歩進めるならば、学びの連続性、それも含めて一体型の小中一貫校、これを目指してほしいし、そのことを今までおっしゃってきていたし、統合の中身にはそれが含まれている、そんなふうに考えていますけれども、その点での市長、そして教育長のお考えをお伺いします。

市長(渕上隆信君)

 何よりこれからの子供たちにとって望ましい教育環境を整えるべきというふうに考えております。一体型の御意見につきましては、議員のお考えとして伺っておきます。
 以上です。

教育長(上野弘君)

 今後検討される角鹿中学校のこともございますけれども、今現在におきまして、小中教育環境検討委員会の答申並びに角鹿中学校校区検討委員会の協議のもとに、敦賀の子供たちにとって望ましい小中一貫教育を進めてまいりたいと、このように思っております。

3番(北川博規君)

 ちょっと戻りますけれども、それでは先ほどの合理的な構造というのは一体どういう意味なのか、教えてください。

教育長(上野弘君)

 今のお尋ねあったことなんですけれども、合理的な構造と申しますと、例えば小中一貫校の形態、それから建設地、児童クラブ等の施設の内容等についてということを合理的な構造というふうなことで、地元の方の意見を十分にお聞きした上で検討していきたいと。検討されていくであろう構造でございます。

3番(北川博規君)

 先日ですか、小中教育環境検討委員会の答申の説明を受けた折に、合理的な構造、他の施設との併用も念頭に置くという文言がございました。そのときに私からは、他の施設というのはどういう意味ですかというふうにお聞きしました。そのときに教育長からは、放課後児童クラブですというそういうお答えをいただきました。
 ということは逆に言うと、児童クラブ以外はその他に入っていないということで間違いないですね。

教育長(上野弘君)

 その点につきましては検討委員会でお話しされることでございまして、その他一切ないと、検討すべきではないという話では全くございませんので。
 先ほど申しましたように、主に放課後児童クラブ、そういうふうなことも施設の内容等について考えるということでございます。

3番(北川博規君)

 これまでいろんなところで後戻りはしないんだという言葉を耳にしています。後戻りしないというのは一体それじゃどういう意味なんですか、市長。

教育長(上野弘君)

 議員が今おっしゃった後戻りをしないという言葉をいつどのような場で述べさせていただいたかは確認できておりませんが、しかしながら本市における小中一貫教育につきましては、ここまで説明させていただいたとおり、昨年度3月議会で御承認いただいた予算のもとに、既にカリキュラムの作成やつながりを意図した授業づくり、校区の学校相互の交流などに着手しているところでございます。このような取り組みに対しまして、既に始まっていると捉えていただけたらと思っております。

3番(北川博規君)

 市長に伺います。それでは、後戻りするということは一体どういう意味合いを持ちますでしょうか。

市長(渕上隆信君)

 言葉遊びみたいになってしまいますので、ここでは答弁を控えさせていただきます。

3番(北川博規君)

 それでは、私はとにかく一体型でないと意味がないということはお伝えしました。これから明確に一体型での小中一貫校を設立するんだ。またはそれ以外の方法をとるんだ。この明確な決定は、いつなされますか。

教育長(上野弘君)

 検討委員会が始まっていない状況でございますので、ここで答弁することは控えさせていただきますけれども、検討委員会の中でそのような議論がなされ、結果としてその形態というのも導き出されるものかなというふうに考えております。

3番(北川博規君)

 もう一回、確認させてください。市民が角鹿中学校区統合検討委員会、この響きを聞いたときに、角鹿中学校に一体型の小中一貫校を設立するんだと。その具体的な建物の様子、その内容について、それを検討していくのがこの委員会なんだという、そういう認識を持ちますけれども、それは違っているということですね。

教育長(上野弘君)

 先ほど来、答弁させていただいておりますけれども、検討委員会で検討すべき内容であるということでございますので、今ここで検討の結果を誘導するようなことにつきましては答弁は控えさせていただこうと思っております。

3番(北川博規君)

 今後のスケジュール感。先ほど、いつ明確になるんだということでお伺いしましたけれども、具体的なこれからのスケジュール感、これは持っていると思います。ぜひお聞かせください。

教育長(上野弘君)

 今後、小中一貫校を設置されるとなると、学校の形態、建設地にもよりますけれども、基本設計、実施設計で2年から3年、校舎の建設で2年から3年が必要になるというふうに考えております。

3番(北川博規君)

 この前もそれはお聞きしましたよ。1年半、1年半、3年かかるということはお聞きしました。決定するのはこのスケジュール感の中で持っておられると思うんですよ。いつ決めて、そこから3年とか。それをお聞きしたいなと思うんですけれども。

市長(渕上隆信君)

 今お聞きになられているのは、先ほど教育長がお答えになった部分だと思いますが、検討委員会の中でその辺が出てくるんだと思っています。

3番(北川博規君)

 この検討委員会は1年ですね。ということは1年以内にそれは明確になるし、そのときには設計図もでき上がっていると。そういうことでよろしいんでしょうか。

教育長(上野弘君)

 ある程度の答申をいただくということでございますので、ことし1年かけて検討をしていただく。
 設計図もでき上がっているということになりますと、今ほど答弁させていただいたこととは若干ずれてまいりますので、設計図までということになりますと、先ほど申しましたように基本設計、実施設計で2年から3年ということになります。

3番(北川博規君)

 この問題は、いろんなところに絡みを持ってくる大変大きな問題だと思うんです。先ほどの男女共同参画、これについても南公民館は絶対無理だということはお伝えしたし、皆さんも共通認識だと思うんですね。北小学校がもし使えるようになるならば、それも絡めてトータルで考えていくべき、考えられる内容でもございます。ぜひその点、慎重に、できるだけ早く。そしてきょうお伺いしたその内容は、私としては大変がっかりした内容です。そのことをお伝えしておきます。
 最後に、第1回検討委員会はいつごろ開催されるのか。そして、公開とされるのか。その点をお伺いします。

教育長(上野弘君)

 議会で検討委員会につきましての予算をお認めいただけましたならば、できるだけ速やかに第1回目を開催させていただきたいと思っております。
 なお、会議での自由な発言を保障するという観点から、非公開は原則とさせていただきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 公開難しいかもしれませんけれども、その中身がオープンになるのが遅いんですよ。インターネットでそれを見ようと思うんですけれども大変後になってようやく知り得るという。大変残念です。ぜひ公開も再検討いただきたいなと、そんな思いでいっぱいです。


【平成28年9月議会】

3番(北川博規君)

 市民クラブ、北川博規です。
 通告書に基づいて質問させていただこうと思います。誠実な御答弁をよろしくお願いいたします。
 きょうは大きく2項目、小中一貫教育について、そして子ども・子育て支援について、そしてその中に小さな項目を入れさせていただきました。
 それでは、まず小中一貫教育について。
 その中でも全市的な小中一貫教育についてお伺いします。
 先日発表された敦賀市再興プラン(第6次敦賀市総合計画後期基本計画)実施計画、その中でも戦略3の主要な実施計画と工程、その中に敦賀市「知・徳・体」充実計画が示されています。その概要には、将来の学校規模や通学区域の適正化を見据え、全市的な小中一貫教育を推進するとともに云々とあります。
 まず、市内全中学校区で進められている小中一貫教育、この進捗状況についてお伺いしたいと思います。

教育長(上野弘君)

 では議員の御質問にお答えしたいと思います。
 議員が御指摘のとおり、本市におきまして今年度4月より全ての中学校区におきまして小中一貫教育を開始したところでございます。この教育を導入した大きな目的は、9年間の教育活動における無駄な重なりをなくすことによって中1ギャップを解消し、子供にとってスムーズな学びのつながりを構築することにございます。
 今年度、全ての中学校区の6年生が入学予定の中学校に体験入校し、他の小学校児童や中学校の生徒と触れ合う活動や、小中教員のチームティーチングによる授業を受ける小小・小中合同授業を実施いたしました。第1回目は8月1日、3日に開催され、10月から2月に1回、3月に1回の計3回を予定しているところであります。
 また、小中9年間の一貫した学習や生活のカリキュラムを策定しているところでございまして、指導力の高い小中学校の先生方に、敦賀市の子供たちの弱点となっている部分を中心としたよくわかる小中一貫の授業計画をつくっていただいております。
 さらに、市内小中学校の先生方が自主的に参加している研究組織においても教科、領域ごとに小中9年間の学びのつながりを意識した授業を11月を中心に公開し、校種を超えた先生方が相互に参観し、授業改善に向けた取り組みも進めているところであります。

3番(北川博規君)

 今のお話から、小中一貫教育を進める中で、これから先、大変いいろんな夢とか希望が広がっていくというのを感じます。
 ただ、その一方で、課題として浮かび上がってきていることはないでしょうか。

教育長(上野弘君)

 お答えさせていただきます。
 現在までのところ、事業開始前に比較して多くの成果と幾つかの課題が見られました。
 まず大きな成果といたしましては、中学校に集まった小学6年生の子供たちが楽しかったとか早く一緒に勉強したいとか、体験入学を通して中学校進学に大きな期待を口々に担任の先生に伝えたことであります。
 さらには、校種を超えた先生方のつながりがより一層深まったことでございます。今年度、小中一貫教育を推進するために、夏季休業中の市教委主催の研修をなくしたことで、その時間をどの学校も中学校区ごとの打ち合わせや研究に充てることができました。
 中学校区の子供たちを校区の小中学校全ての先生方で育てていくという意識が醸成できたことは、小中一貫教育を進める上で大変有効であると考えております。今後は、交流する中で先生方相互の授業力や指導力の向上が図られることを期待しているところであります。
 課題につきましてということでございますが、どうしても先生方の負担が打ち合わせやカリキュラムづくりにより大きくなるということであります。文部科学省の調査におきましても、小中一貫教育を実践する市町において最も大きな課題は教員の業務の増加となっております。今後は校長会とも課題を共有し、工夫、改善を図っていきたいと考えております。

3番(北川博規君)

 今ほどの課題の中でも述べられましたけれども、やっていく方向、これは大変すばらしい。ただ、その一方で現場のいろんな疲弊、これはどうしても生まれてきます。それをぜひカバーする、それを常に意識して取り組んでいただきたいなと思っています。
 概要の中に、先ほど述べた通学区域の適正化という言葉がございます。この点について現在どのような検討が進められているのかお伺いします。

教育長(上野弘君)

 議員が御指摘の敦賀市再興プランのところだと思います。ここに記載しております通学区域の適正化というふうな部分でございますけれども、将来の見通しを持ちながら教育を行うことは、敦賀市の長期的な展望として重要な視点であると考えております。
 また、敦賀市小中教育環境検討委員会におきましても、人口の長期的な見通しについて、現行の4中学校体制を維持していく中で、今後の生徒数の推移を念頭に置きながら本市のまちづくりを考慮し、通学区域審議会で十分審議される必要があると答申をいただいております。
 一方、通学区域審議会は、敦賀市通学区域審議会条例にのっとり、市教育委員会の諮問に応じていただき、小学校及び中学校の通学区域の設定、改廃に関する事項を調査、審議し、これらの事項を教育委員会に答申する機関として、昭和45年より組織されている機関でございます。
 そこで本市教育委員会といたしましては、いただいた答申から、まずは角鹿中学校区の統合について検討することを最優先といたしまして、この統合の形が明らかになった上で通学区域審議会を開いていただき、全市的な通学区域の適正化を図っていく予定をしております。

3番(北川博規君)

 今の御答弁の中で、通学区域審議会という審議会が出てきています。これまでの総合教育会議、そして今までに行われた検討委員会、その中でも通学区域審議会という言葉、これが何度も登場してきています。これからいろんなことをやっていく上で通学区域審議会の持つ役割は大変重要なわけですけれども、今の流れでいきますと現時点では持たれていないということになりますけれども、そういうことですか。

教育長(上野弘君)

 現時点では持たれておりません。直近では、平成25年に開かれている部分でございます。

3番(北川博規君)

 そうすると、平成28年度、通学区域審議会の委員というものは存在しないということでよろしいんですか。

教育長(上野弘君)

 委員の選定に当たりましては、任期が2年というふうになっておりますので、28年度につきましては、今いないというふうなことでございます。

3番(北川博規君)

 もう一度確認したいんですけれども、通学区域審議会の重要性を把握しながらも現在開催されていなという、その理由についてもう一回お願いします。

教育長(上野弘君)

 先ほどもお伝えしましたとおり、まずは角鹿中学校区の小中一貫の形を検討していただくことを最優先としております。いただいた答申をもとに、校区のお子さんが、保護者の方が、そして地域の方が十分な理解のもとに進めていくために一つ一つ段階的に行っているところでございまして、このようなことから現在は開催する時期ではないというふうに考えているところであります。

3番(北川博規君)

 昨年の小中教育環境検討委員会、その答申の中でも、通学区域審議会等で課題について協議していくという、そういう文言がたしかあったように思いますが、その点は現時点どのように扱われているというふうに捉えればよろしいですか。

教育長(上野弘君)

 先ほどもお伝えしましたとおり、敦賀市小中教育環境検討委員会におきまして、人口の長期的な見通しについて、現行の4中学校体制を維持していく中で今後の生徒数の推移を念頭に置きながら本市のまちづくりを考慮し、通学区域審議会で十分審議される必要があるというふうな答申をいただいたところでございます。これは先ほどもお伝えしたとおりでございます。
 そこで、本教育委員会といたしましては、いただいた答申からまずは角鹿中学校区の統合について検討することを最優先とするということで、その次の段階として通学区域審議会を開いていただき全市的な通学区域の適正化を図っていく。こういうふうな予定を立てております。

3番(北川博規君)

 私は、統合云々を語るときに通学区域審議会で協議されていくことも大きな材料になっていく、そんなふうに感じています。これからのスケジュールということは、来年度になったら開催されるという捉え方でよろしいんですか。

教育長(上野弘君)

 適切な時期に考えていきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 大変曖昧な部分がありますけれども、とにかく早急にスタートする。そして現在の検討委員会と並行していろんな話し合いを進めていくということを私としては求めていきたいし、必要だと感じます。
 次に、2つ目の小さな項目として、説明責任と角鹿中学校統合検討委員会、この中身に入りますけれども、再興プランの成果目標、成果指標の中に、角鹿中学校を中心とする小中一貫校の設立とあります。その重要な課題である角鹿中学校の問題についてお伺いしたいと思いますが、まず説明責任という点から確認させていただきます。
 先日、ある市民の方から、角鹿中学校の建てかえは平成30年ではないのですかと尋ねられました。これは大変ショッキングな言葉です。これまで議会の中で耐用年数、寿命年数云々の話も確認しました。建物の検査を通して、根拠をもって平成30年を過ぎても安全性は確保されているということも確認させていただきました。
 そして27年12月議会では、状況を在校生や保護者に示していく説明責任をどのように果たしていくんですかと質問させていただいた折に、それに対して教育委員会事務局長さんより、検討委員会の答申を受け、議会で説明をさせていただいた後、保護者及び地域の方々にも状況を説明させていただく予定をしている。そしてその後、議会に説明が行われたらすぐにというようなニュアンスの言葉もいただいています。
 平成28年度当初に市の人事的な動きはありました。しかし、それから約半年が過ぎました。現在その説明責任がどのように果たされてきたのか、お伺いします。

教育長(上野弘君)

 お答えさせていただきます。
 今ほど議員より市民の方から大変ショッキングな言葉をいただいたとの話でございました。どのような形でお聞きになられたかはわかりませんけれども、そのような話があったということは私としても残念な思いでございます。
 小中教育環境検討委員会からは、平成28年3月に、角鹿中学校に小中一貫校を設置することが合理的であること、それから地域の実情に合った合理的な構造等の検討を行うことなどの答申を受けたところであります。
 同委員会におきましては、各区やPTAの代表者の方々に御説明させていただき、あわせて今年度7月に開催いたしました教育長とPTAと語る会を初め、各学校から出されているような各種便りや新聞等でも説明させていただいておりますので、地域の方々には本市の現状についてお知りいただけたのではないかなと考えております。

3番(北川博規君)

 代表者、そしてPTAの方。語る会ですからPTAの方なんだと思います。その中のあと便り、新聞、これについてもう少し詳しくお願いしたいんですが。

教育長(上野弘君)

 各学校から出されている便りとか、マスコミ等が出されている新聞等ということでございます。

3番(北川博規君)

 小中一貫にかかわる年代層。今現在、中学校に通っている子供たちや保護者の方ではない。これは明らかだと思います。もちろんそこにはかかわってはくるでしょうけれども、実際にそこに当事者として登場してくるのは、現在乳幼児または小学校低学年、この子たち、その保護者。ここに対してのいろんな説明責任はこれまでどのように果たしてこられたのか、いかがでしょう。

教育長(上野弘君)

 PTAの皆様と申しますと、小学校1年生から小学校6年生、中学校1年生から中学校3年生ということになります。保幼小のつながりの中で、幼稚園のほうにつきましては私どものほうの情宣が不足している部分があったかもしれません。ですので今後は十分周知できるように対応してまいりたいなと思っております。

3番(北川博規君)

 いろんなお話をPTAの方ともさせていただきますけれども、その中で本当に地域、それから先ほどの対象となる親、そして子供たち、その人たちへの平成30年にはまだ安全性は確保されていくんだというその話があったという、そういう話は耳に入ってないんですか。本当に間違いないですか、それが行われたというのは。

教育委員会事務局長(池田啓子君)

 では角鹿中学校の耐震性の問題ということでお答えいたします。
 平成20年度には耐震診断D判定ということで、23年度に耐震補強工事を完了したところでございます。市内の小中学校、これで全て耐震化率は100%を達成いたしました。
 しかし、その後、構造体自体が継続して使用する上で安全性があるかどうかということを判断するため、その一つの手段として平成27年度には構造体のコンクリートの中性化の深さの測定を実施しております。この結果、一部で中性化の進行は見られたものの、今後適切な修繕を行えばすぐに使えなくなる状態ではないということがわかりました。
 保護者の方々に対しても、学校の安全性については説明をさせていただいているところでございます。
 以上です。

3番(北川博規君)

 何度も言いますけれども、対象は現在学校に通っている子供たち、親ではない。このことだけは誰が考えても明らかだと思います。その対象となる方にそのことを理解していただく。その必要性を感じます。
 そして、釈然としない、そんな思いを抱かれる市民の方も大変多いと思います。特に昨日の北條議員への答弁の中で、副市長がこのように語っています。
 男女共同参画センターは、平成29年、安全性がリミットに来る。その一方で、角鹿中学校は平成30年を迎えても安全性は担保されている。この2つの言葉の不整合性というのはないでしょうか。これについて、もしお願いできたら御答弁いただきたいんですけれども。

副市長(中山和範君)

 昨日、私のほうから申し上げた部分としては、平成29年度に男女共同参画センターの体育館のリミットが来るといったようには申してないつもりでしたので、もし誤解を生んだのであればここで訂正をさせていただきたいというふうに思います。
 角鹿中の部分につきましては、先ほど事務局長が申しましたように、中性化診断等々を行う中で、角鹿中学校につきましては耐震工事を、補強工事を完成した後に、なおかつ構造体の安全性の確保の観点から中性化診断を行った。その結果として、すぐに使えなくなる状況ではないということがわかり、それを御説明させていただいたということと、きのう私が申し上げた男女共同参画センターの体育館については、耐震診断D判定とされた状態のまま今あるという状況にある。まだ工事そのものも実際行われておりませんし、そういった状況にあるというところでございます。

3番(北川博規君)

 いずれにしても私と同じように誤解を抱く、そういう地域の方、保護者もいないとも限りません。再度お願いしたいんですけれども、先ほどの対象となる保護者に対して、まず平成30年の時点ではまだ安全性は確保されているんだ。これをしっかりと告知していただく。その計画をぜひとっていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
 さらに、地域の方からこんな提言をいただいています。その何人かの言葉の背景にあるのは、これまでの検討委員会の内容、市の方針、現在の状況、これからの課題、このあたりが地域には伝わってきてないという残念な思いです。
 文科省から出されている公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引書というものがありますけれども、その中には、地域コミュニティの核としての性格への配慮、そして統合を行う場合の検討体制の工夫の事例が幾つか提示されていますが、その内容を示してください。

教育長(上野弘君)

 申しわけございません。先ほど通学区域審議会のことにつきまして訂正をさせていただきます。
 平成28年度におきまして、通学区域審議会委員につきましては委嘱しているという状況でございまして、任期は28年4月1日から30年の3月31日でございます。
 ただ、先ほど申しましたように会議は開催しておりません。
 答弁を、議員おっしゃられた御質問にお答えさせていただきます。
 議員が御指摘の公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等の手引につきましては、学校統合の適否または小規模校を存置する場合の充実策等を検討する際の基本的な方向性や考慮すべき要素、留意点をまとめたもので、あくまでも各市町における主体的な検討の参考資料として利用するために出されたものであります。これは議員御承知のとおりでございます。
 この手引には、学校規模の適正化に関する基本的な考え方として、学校は児童生徒の教育のための施設だけでなく、防災、保育、地域の交流の場等の機能をあわせ持つため、地域コミュニティの核としての性格への配慮が必要であること。これが盛られているところであります。
 また、学校統合を行わない場合、そして学校統合を行う場合の検討体制の工夫として、行政が進めるのではなく、保護者や地域住民と危機意識や課題認識、それから将来ビジョンを共有するプロセスが重要であると示されているところであります。
 統合を行う場合の検討体制の工夫の事例として、地域や保護者代表に検討委員会の委員として参画してもらうなど提示されているところであります。

3番(北川博規君)

 ごめんなさい。今①、④の中の①だけ述べていただいたわけですけれども、①、④全てございますか、手元に。
 一番大事なのは①、そのとおりだと思います。地域や保護者の代表に検討委員会の委員として入ってもらう。そしてその後、アンケート、パブリックコメントを行う。そして就学前の児童や保護者にも意向を適切に把握するんだと。広報紙やタウン誌などでその情報を開示していくんだと。この4項目が例示されています。
 ただ、例示4つの中で、敦賀市が実際に行ってきたのはこの中のどれなのでしょうか。

教育長(上野弘君)

 直近では、先月開催されました角鹿中学校区検討委員会の委員として地元の区長会、それからPTAの代表の方々に参画していただいているところでございます。
 また過去には、角鹿中学校の今後のあり方としてアンケート調査を実施して、市民の皆様のニーズや意見をお聞きするとともに、PTA、区長会の皆様に対する説明を実施してまいりました。

3番(北川博規君)

 その中で、メンバーございますね。前検討委員会のメンバーもございます。そのメンバーに入っている例えばいろんな団体の代表、この役割というのはどういう役割になるんですかね。
 言葉が足らなかったと思います。
 要するに、その代表として入った方は、個人の意見をその場で述べる。または地域、またはそれぞれの抱える団体の代表として、その意見をまとめて言葉とする。どちらですか。

教育長(上野弘君)

 当然と申しますか、団体の代表として御意見をいただいているというふうに私どもとしては認識しているところでございます。

3番(北川博規君)

 確かに検討委員会の委員長の思いはそうだと思います。確かに。ただ、そのとおり地域へ持ち帰り、そして地域の意見をもう一回吸い上げ、また検討委員会に提示する。その使命、そのことを再度確認する必要があるのかな、そのように思います。PTAの方たちの様子を見る限りそれは十分に行われている、そのように感じますけれども、地域の方、本当にそこの部分が徹底されているのかな。そのあたりを再度確認いただきたいなと思います。
 現在行われている検討委員会、この統合検討委員会についてちょっとお話を聞きたいなと思いますけれども、メンバー、そしてその諮問内容を教えてください。

教育委員会事務局長(池田啓子君)

 それではメンバー、それから諮問内容についてお答えいたします。
 メンバーにつきましては、学識経験者の方、それから関係団体の代表者。これは区長会、そして区長会長さん、PTA会長さん、敦賀市子ども会育成連合会事務局の方、青少年健全育成敦賀市民会議青少年育成推進部代表の方、そして北幼稚園の父母の会の方、それから関係行政機関の代表者といたしましては北小学校、赤崎小学校、咸新小学校、角鹿中学校のそれぞれ校長先生、代表者ということで御参画いただいております。
 そして諮問内容につきましては、1、小中一貫校の施設形態について、2、建設地や施設内容について、3、開校までのスケジュールについて、4、建設費の推計や財源の調査について、5、その他統合の実現に必要な事項についての5つでございまして、28年8月9日の第1回目の委員会におきまして諮問させていただきました。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 その5つの諮問内容なんですけれども、検討委員のメンバーとして入っている皆さん、この人たちが意見を述べ合う中で諮問に対する答申を出していくものとしては大変難しい。特に2番の建設地、施設内容、3番、開校までのスケジュール、4番の建設費等については、全く委員の方の情報としては自分のお持ちのものはないと思うんですね。
 ですから、そこに諮問内容を検討するための判断材料として誰がどのようなデータを資料として提供するのか、教えてください。

教育委員会事務局長(池田啓子君)

 ではお答えいたします。
 委員会にお出しいたします資料につきましては、これまで開催されてきました審議会の資料等をしんしゃくし、また学識経験者の御協力を賜りながら、角鹿中学校区統合検討委員会の教育委員会事務局において作成いたしております。
 財源につきましては、関係部署等々といろいろなアドバイスをいただきながら試算しているところでございます。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 そのとおりだと思います。市のほうから判断材料として提供するこの部分が大変大きくなってくる。
 検討委員会で本当に知恵を絞る部分としては、1の施設形態、この部分が大きい。これは間違いありません。その中で、一体型、隣接型、併設型、分離型、この4つの文言がこれまでの検討会の中て出てきています。その違いを教えていただきたいなと思います。

教育長(上野弘君)

 お答えさせていただきます。
 さきの6月議会でもお答えしたとおりでございますけれども、再度の御質問でございますのでお答えさせていただきます。
 小中一貫型の小学校、中学校は、設置者により、同一の設置者が設置する併設型と、それから設置者が異なる連携型の2つに分けられます。
 そして併設型は、施設の形態の違いによりさらに次の3つに区分されます。一体型は、小中学校の校舎の全部または一部が一体的に設置されているもの。隣接型は、小中学校の校舎が同一敷地または隣接する敷地に別々に設置されているもの。分離型は、小中学校の校舎が隣接していない異なる敷地に別々に設置されているものでございます。

3番(北川博規君)

 1点教えてください。それでは、現在の北小学校と現在の角鹿中学校、この位置関係はこの中のどれに当てはまりますか。

教育長(上野弘君)

 お答えさせていただきます。
 現在の敦賀北小学校と角鹿中学校の校舎は、隣接していない異なる敷地に別々に設置されているので、一般的に併設型の分離型と言えます。

3番(北川博規君)

 要するに分離型ということで捉えさせていただきます。
 そうすると、その施設形態の諮問内容を協議する、そのための判断材料としてはどういうものが提示されていくのか。考えられる範囲でお答えいただけるとうれしいです。

教育長(上野弘君)

 施設形態や建設地の面積や建設費の推計など検討委員会の審議が円滑に進むための資料、また審議に必要と求められる資料を示していきたいと考えております。

3番(北川博規君)

 この部分については以前もお伺いしていますが、一体型であること、これが新しい敦賀の義務教育モデルとして必要であると私は考えています。その面で、市長、教育長のお考えをぜひお聞きしたいなと思います。

教育長(上野弘君)

 議員御指摘の小学1年生から中学3年生までの児童生徒が同じ校舎で学習する一体型で小中一貫教育を進めている先進的な地域もございます。また、分離型の小中一貫校につきましても、埼玉県の入間市等で大きな成果を挙げている地域がございます。そして、それぞれに成果としてあらわれている点や課題もあるとの情報を得ております。
 現在、総合教育会議や敦賀市教育力向上会議において審議をするとともに、本市では初めてとなる中教審の委員等学識経験者からも意見をお聞きし、敦賀市の子供たちによりよい教育環境を提供できるよう努めているところであります。
 また、角鹿中学校区は、平成28年度から2年間、県内で初めて文科省の指定を受け小中一貫教育の研究を進めております。この研究が、議員がおっしゃる新しい敦賀の教育モデルとして市内の他の中学校区に多くの実践を発信しているところであります。
 本市としましては、平成27年度にいただいた敦賀市小中環境検討委員会の答申にあります中1ギャップの解消等を図るため、また、現在の角鹿中学校から発信しております敦賀市の新しい教育モデルが全市的なバランスを考慮しながら標準化されるように取り組んでいきたいと考えております。

市長(渕上隆信君)

 私としましては、一体型、分離型を問わず、何よりも角鹿中学校区の子供たちにとって最善の環境でなければならないと考えております。今後も子供たちのために市全体の小中一貫教育の充実を目指しつつ、校舎の形態につきましては、角鹿中学校区統合検討委員会に最善の環境を審議いただきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 最善の環境、この言葉をしっかりと受けとめさせていただきました。
 もう1点、お伺いします。諮問内容(5)、ここに、その他統合の実現に必要な事項とあります。具体的にこの内容はどうなっているのか教えてください。

教育長(上野弘君)

 先ほど議員の御意見にもございました校舎の形態などハード面の整備だけでなく、3校の小学校の児童と角鹿中学校の生徒が新しい学校で生活する上で準備すべきソフト面の整備が必要であると考えております。具体的には、校名とか制服とか体操服等になると思います。

3番(北川博規君)

 そうだと思うんです。これから一番時間をかけて共通理解をしていく必要があるのは、校名の問題、制服の問題、校歌の問題、そしてそれぞれの持っている文化を継承していく、保存していくというその問題。そのあたりの話を早く進めていかなければならないな、それを感じています。
 そのためにも、もっとスピード感を持って進めていただきたいなと思っているわけですけれども、委員会組織で取り組まなければならない事柄に対するスピード感、このあたりについて教育長のお考えをお聞かせください。

教育長(上野弘君)

 お答えさせていただきます。
 私が平成27年6月に教育長に就任して以来、本市の教育力充実、とりわけ小中一貫教育の推進について努力してきたところであります。福井大学との協定による学校間、教員間の協力体制の構築、それから角鹿中学校区における小中連携教育の文部科学省の研究指定、全市的な小中一貫教育の推進を含む幼児教育から小中学校の学びをつなぐ「知・徳・体」充実プランの策定と小中一貫カリキュラムの作成、それから中1ギャップの解消を目的とした小中一貫学校支援員の配置、そして年間3回の小小・小中合同授業の実施など、議会の皆様の御理解も得て具体的な施策として進めてまいりました。
 その間、多くの市内の先生方に汗をかいていただき、現在の敦賀の教育の形があると思っております。この1年間、かなりのスピード感を持って進めてまいりましたが、今以上、敦賀市の教育委員会事務局、そして先生方に多くの業務を担っていただくことは現在のマンパワーではちょっと難しいのではないかなと感じております。
 本市の教育長といたしましては、子供たち、保護者の皆様、そして先生方がともに笑顔で元気な学校をつくることが使命であることから、それぞれの実情に配慮し推進してまいりたいと考えております。

3番(北川博規君)

 いずれにしても地域の方、その方へのいろんな理解、そして意見の吸い上げ、このあたりは大変重要な部分だと思っています。トップダウンで恐らく進めていかなくてはならないこともたくさんあるでしょうけれども、今回の校区、学校に関するその部分について、やはり地域の思い、それをしっかり受けとめ、ベストだと思う、先ほど市長のおっしゃった最善の環境、この部分をしっかりと見通した上で地域の方にそれを理解していただく。その取り組みは必要だと思いますし、そのためには市庁舎の中にいるだけでなく足を外へ向けていく、声を外に発信していく、この部分ではまだ不足だなと、そのことを強く感じています。
 先ほど教育長の答弁の中で、現在のマンパワーでは難しいと。これについて市長の御意見はいかがですか。

市長(渕上隆信君)

 教育という多様化、また複雑化する課題の中で、教育長、また先生方は十分に私の期待に応えて職責を果たしているというふうに感じています。
 小中一貫教育に向けた教育プログラムの構築にプラスして、中高の連携を図り、教育環境の整備を進めながら、その豊かな人脈を通じて、福井大学附属学園との連携、また中央教育審議会委員の先生の監修を受ける等、目覚ましいものがあります。小中一貫教育を進める上での文科省モデル校指定も受けておりますし、全国からの視察も多数受け入れる状況になってきております。
 議員の目にはどう映るかわかりませんが、私は、このスピード感が現状でも物すごいものであるというふうに感じています。

3番(北川博規君)

 一生懸命、中でやっているのはとても伝わってはきます。ただ、地域の方にそれを発信していく、その姿、そのスピードはやはり感じられない。そのことをしっかりお伝えしておきたいですし、それができない、マンパワー不足でできないというのであれば、やはりそこに手を入れていかないと、市長としてそこに手を入れていく、その姿勢が必要なんじゃないかなと、そんなふうに感じます。
 その点いかがですかね。マンパワー、さらに教育委員会に。それはないですか。

市長(渕上隆信君)

 今のところそれはありません。

3番(北川博規君)

 ということは、現在精いっぱいやっている、マンパワー不足だ、だからそれはどうしようもない。ということは、これから先この状態が続いていくというふうにもなりかねません。ぜひその部分にもしっかりと方向性を出して、示していただきたいなと思います。
 最後に、角鹿中学校がいろんな形、どんな形になるにしても、予算、職員数、そして必要な施設、このシミュレートしたデータをオープンにしていく、これは必要です。小浜、そしておくればせながら大野、ここもいろんなデータをオープンにしています。
 ぜひその部分をお願いしたいんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。市長、お願いします。

市長(渕上隆信君)

 現在、角鹿中学校区統合検討委員会において検討いただいている最中でございますので、今年度末をめどに検討委員会から答申をいただけることになっておりますので、その後に、データをオープンすることが必要な資料につきましてはオープンしていきたいと考えております。

3番(北川博規君)

 最後にもう一度だけお伝えしておきます。地域にはその情報が不足しています。ですから地域の方を丁寧に、優しい敦賀というのであれば、優しい対応をしていくべきだと思います。ぜひその点をこれから検討いただきたい。検討じゃなくて実現していただきたいな。そのことをお願いしておきます。


【平成28年12月議会】

3番(北川博規君)

 まず1点目、教育委員会の説明責任、ここから入らせていただこうと思います。
 刻々と時間は過ぎていきます。現時点で今年度の角鹿中学校統合検討委員会が何回開催されたのか。また、どのような項目が協議されたのかを伺いたいと思います。

教育長(上野弘君)

 議員の御質問にお答えいたします。
 9月議会でもお話しした検討委員会の御質問でございますが、角鹿中学校と3小学校との統合に向けた角鹿中学校区統合検討委員会は、これまでに2回開催いたしました。
 1回目は、角鹿中学校区統合の検討に係るこれまでの経緯、そして小中一貫教育の概要について協議いたしました。2回目は、小中一貫校の施設形態、統合検討委員会の今後の予定についての協議と、先進校視察を実施いたしました。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 9月議会で、私は角鹿中学校の安全性、そして検討委員会の状況について説明責任が果たされていないのではないか、そういう視点で質問させていただきました。角鹿中学校のハード面での安全性についての説明責任、そして現在進行している検討会の審議内容と取り組みの説明責任、これをお願いしたわけです。
 先日の教育週間中、先ほども話に出ていました校区内全ての学校でオープンスクールが開催されています。角鹿中学校でも11月13日オープンスクールが持たれています。当日、学校長から小中一貫教育の取り組みについて説明があったと、これは伺っています。その中で設置者である市当局から保護者への説明機会があったと、そのように認識しています。どのような取り組みをされたのか、お伺いしたいと思います。

教育長(上野弘君)

 お答えいたします。
 敦賀市の小中一貫教育についての説明責任という御指摘でございますが、市民の代表である議員の皆様に公開であり審議の場である議場でお伝えをさせていただいておりますし、さまざまな機会を捉え保護者や地域の方々にお伝えをしてきておりますので、教育委員会として十分にその責任は果たしていると考えております。
 さて、敦賀市教育週間ではなく教育月間は、市内の全小中学校が子供たちの学習の取り組みやこれまでの小中一貫教育の成果を保護者、地域の方々に発信することを目的に行いました。総数として約1万人を超える方々に参加していただいております。
 角鹿中学校区で開催されましたオープンスクールでは、各校の校長先生により角鹿中学校区で実施している小中一貫教育の取り組みについて児童生徒の学習発表にあわせて行われました。
 教育委員会といたしましては、今回のオープンスクールは教育月間の中で行われる各学校、特に児童生徒の主体的な発信の場と捉えているため、当初から設置者である市当局からの説明は予定しておりません。

3番(北川博規君)

 私が説明機会と申し上げたのは、その前にお話しさせていただいた角鹿中学校の安全性、これについて保護者に対して説明する機会があったのに、市当局としてどんな取り組みがなされたのかと、そういう点でお聞きしたんですけれども、それについてはいかがですか。

教育長(上野弘君)

 先ほど来申し上げておりますけれども、この教育月間、角鹿中学校で行われましたオープンスクールにつきましては、何回も申しますけれども、児童生徒の学習の発表にあわせて角鹿中学校で実施している小中一貫教育の取り組みについて御説明したわけです。
 ですので、校舎の安全性云々ということに関しましては、従来から何回かこの議場でも御説明申し上げております。ですので、十分その旨につきましては責任を果たしているというふうに私どもとしては捉えております。

3番(北川博規君)

 議場で私たち議会、議員に説明するというのと、保護者に対して設置者として説明する、意味合いが随分違うと思うんですよね。
 それでは、今のお話わかりました。12月1日に角鹿中学校で新入生の保護者対象の説明会が開催されています。その中で、設置者としてどのような説明がなされたのか。
 すれ違うといけません。安全性という面でどうなんでしょうかということです。

教育長(上野弘君)

 繰り返しになるかもしれませんけれども、敦賀市教育月間の中で開催されたオープンスクール同様に、新入生保護者説明会も、これは学校の校長先生からの勉強や部活動等、入学にかかわる説明の場と捉えているため、設置者である市当局からの説明は当初から予定しておりません。
 しかしながら、角鹿中学校区は小中一貫教育で文部科学省から研究指定を受けた学校であるということで、学習、生活両面について当該学校の校長先生から丁寧な御説明があったと確認をしております。
 敦賀市教育委員会として、新入生の保護者の皆様に対し、特色ある教育を実践している学校として、今後も丁寧な情報の提供を指導、助言しているところでございます。

3番(北川博規君)

 もう一度言います。前のときもお話を聞かせていただいたんです。平成30年に一応耐用年数が来るという。それに対して、これから先数年大丈夫ですよと。それは伺っています。
 ただ、それが保護者の皆さんにきちっと伝えていかれる、それが説明責任だと思っています。一つの学年の保護者が一堂に会する機会というのは、前も申し上げたと思います。入学してから卒業するまでに90%参加する機会は数回しかありません。その大事な機会を通して、どうしてその説明責任が無視されたようになっているのか。その点が大変気がかりなんですけれども、いかがなんですかね。

教育長(上野弘君)

 答弁通告にはございませんので、お答えは控えさせていただきます。
 説明責任ということに関しましては、繰り返し申し上げまして恐縮でございますけれども、この議場で何回か御説明もさせていただいております。ですので、今、議員の御質問に関しましてはお答えは控えさせていただきます。

3番(北川博規君)

 まず、通告にないというのはおかしいと思います。通告してあります。ヒアリングもそのようにさせていただいています。
 何が障害になるのかなと。説明の文章をつくり説明する。それほど難しいことなのか。それが不思議でならないんですけれども、いかがですかね。もう一回お願いします。

教育長(上野弘君)

 校舎で学習する際、保護者の皆様方には安心で安全な校舎であると。その中で学習をしていただいているということにつきましては、各学校の校長先生方から丁寧な御説明はなされているというふうな認識は私ども持っております。
 設置者である敦賀市教育委員会ではなく敦賀市でございますね。設置者は敦賀市でございますけれども、そのほうからの説明ということになりますけれども、あえて言わせていただくならば、各学校の校長先生は県費の職員であるとともに市の職員としての役割を担っておりますので、設置者である市、そして教育委員会の方針は十分伝えていると私どもは考えております。

3番(北川博規君)

 学校長と設置者、この違いだと思います。これはいろんなところである程度明確にされていると思うんですけれども、こういう学校の安全性、それからこれから出てくる小中一貫校、それは設置者である市長、そしてそれを受けた教育委員会、ここが説明責任を持っていると。そのように考えますけれども、市長、いかがですか。

市長(渕上隆信君)

 教育長のほうから説明があっております。この公開の場であり審議の場である議場でもお伝えをしておりますので、十分に周知はしていると思っておりますし、今議員おっしゃるようなハード面での安全性をわざわざ説明を市がしていくという、その場でということは、設けてないというのが現状かと思います。

3番(北川博規君)

 前もお話ししたんですけれども、30年がリミットだと思っている保護者の方もいらっしゃるわけですよ。なのに、それに対してまだ大丈夫なんですよ、この数年間大丈夫なんですよ。きちっと検査しています。中性化も大丈夫ですよという。それは伝える義務があると私は思います。
 ここから先、堂々めぐりになるので次へ移りますけれども。
 それでは、もう1点お願いした説明責任、地域の皆さんに検討委員会の審議内容を説明する努力、これはどのようにされているのかお聞きします。

教育長(上野弘君)

 議員も御存じのように、角鹿中学校区統合検討委員会では、各校の区長代表の方々を委嘱しまして検討内容について協議をいただいております。話し合われた内容につきましては、区長会や各区の役員会等で共有していただいているという認識を持っております。
 また、9月議会でもお伝えいたしましたけれども、ことし7月には市PTA連合会と教育委員会との連携によりまして教育長と語る会を設定いたしました。この会には、角鹿中学校区小中学校PTA役員の方々にも御参加いただきまして、私から、昨年度より角鹿中学校区で進めている小中一貫教育の進捗状況について説明をさせていただいたところでございます。いただいた御意見や御質問につきましても、一つ一つ丁寧にお答えさせていただきました。
 この語る会では、角鹿中学校区の3小学校の6年生が一緒に学習する算数や音楽の様子や、中学生の先輩から中学校の掃除のやり方を教わる様子などをできるだけ具体的な姿でお伝えしてまいりました。参加された方々からは、随分と小中一貫教育が進んでいるという感想や、市教委並びに角鹿中学校区の先生方の懸命な取り組みを評価するお声をいただいております。
 また、文部科学省からの研究指定、先生方の小中一貫教育に係る研修、福井大学附属学園との共同研究による小中一貫カリキュラムの策定などを着々と進めているところであり、その内容についてはマスコミの皆様にも取り上げられており、各学校の校長先生からも丁寧な御説明をさせていただいているところであります。

3番(北川博規君)

 教育長おっしゃるように、学校現場は努力もしているし、大変頑張っています。苦労しながら頑張っているのがとてもよく伝わってきます。
 それでは今のお話の中で、前回、9月議会のときに、その検討委員会に集まってくるいろんな団体の代表者、その方たちがそれぞれの地域またはそれぞれの団体に帰って、その説明をきちっとおろし、そしてそこからの意見をフィードバックさせるという、その流れがなされているのか。きちっとできているのか。そういう質問をさせていただきました。
 今回、それではそれをフィードバックするために説明会の資料、そしてフィードバックしてくださいよ、地域で説明してくださいよという委員の方への申し入れ、それはなされたのかお聞きしたいんですけれども、いかがですか。

教育長(上野弘君)

 検討委員会の中でそのような要請ということについては、しておりません。
 資料ということにつきましては、角鹿中学校区で進めております小中一貫教育の実情につきまして、角鹿中学校区の保護者の皆様、そして当然のことながら検討委員の皆様にはお渡ししております。

3番(北川博規君)

 ですから、その人たちは資料を持っている。それを増刷していただければ、これだけの資料を持ち帰って区の役員会なり区の総会で説明してくださいね。そして意見を吸い上げてください。それを持ち寄ってくださいという、そういう流れをきちっとつくっていかないと、検討委員会がひとり歩きするというふうに見られても仕方がないんじゃないかな、そんな思いが強くあります。
 大野市、今、学校再編ということで大変大きな問題になっています。そのことは当然御存じだと思います。大野市との共通点として気がかりなのは、説明責任が果たされていない、この点です。大野市の場合、一番焦点になっているのは審議会から答申が出された内容と市が決定した内容に大きな違いがある。その間の決定プロセスが全く不透明である。ここにあります。
 敦賀市の場合は、各地区の区長さんからの要望書が根拠となっていますので、随分違う点はあります。しかし、その中でも迷いとか不安を抱えている人が結構おられるのも事実なんです。だからこそ丁寧な対応が不可欠だと思います。
 一つ、大野市の説明会、最後の10回説明会に私も参加させていただきました。大変厳しい、熱い会でした。ただ、そのときに感じたこと。それは、そのとき説明会の前に4人座っておられました。その4人の方が前面に立って全ての受け答えをしておられたわけですけれども、教育長、教育審議官、事務局長、そして課長、教育行政のトップ4です。その人たちが前面に立って、いろんな市民の声、厳しい声を受けていました。これに対して賛否いろんな意見があると思いますけれども、その姿勢に対して私は拍手を送りたい、そんな思いでいっぱいです。
 今求められるのは、説明責任の大切さ、そして丁寧な対応、ここにあると思います。今後、各小学校で今度は小学校入学、就学時の保護者説明会が開催されていきます。中学校は終わりましたけれども、小学校はこれからなんです。
 今後、その機会を逃さず保護者や地域への説明責任を果たしていくことを再度要望させていただきたいと思います。今後どのような機会に行われていくのかということも含めて、所見をいただきたいと思います。

教育長(上野弘君)

 お答えさせていただきます。
 今ほど議員のほうから御発言のありました大野市の状況につきましては、他市のことであるため意見は控えさせていただきますが、行政主導で統合を進めておられる市と、議員おっしゃったとおり各地区の区長の皆様から要望が上げられて進められている敦賀市の状況では、スタート地点から方向や手だては全く異なっているということは御理解いただけるものと思っております。
 現在、角鹿中学校区統合検討委員会では、検討内容について協議いただいております。そして、今年度末には答申をいただく予定でございます。
 年度末にいただく答申をもとに、今後の方向につきましては、答申を尊重した上で十分に精査し、設置地域の皆様方に機会を見てお伝えをしていきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 スタート地点は違うかもしれません。でも、説明責任という面では一緒なんだと思います。
 今御答弁いただきましたけれども、私は小学校での就学児童の保護者への説明会、そこである程度、設置者からの説明が必要だと、このようにお願いしたわけです。その点、明確にお願いできませんか。

教育長(上野弘君)

 お答えさせていただきます。
 先ほども申しましたとおり、繰り返しになりますが、年度末にいただく答申をもとに今後の方向性につきましては答申を尊重した上で十分に精査し、設置地域の皆様方に機会を見てお伝えしていきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 これ以上聞いても同じ答えだと思いますからあれですけれども、絶対必要だと思います。私は必要だと思います。今度小学校1年生に入る子供たちが、きのうの庁舎の流れ、これからのスケジュール感を見ても、やはり今からスタートしたとしても今度1年生に入る子供たちが必ずかかわってくる。4年生、5年生のころにやっとという、そういう形だと思いますので、ぜひ前向きに御検討いただきたいですし、その必要性を再度訴えておきたいと思います。
 もう1点、これもお願いしたいんですけれども、検討委員会の答申云々が何回も出てきます。3月末。3月末だと3月議会に間に合わないんですよね。ぜひ3月議会で、その答申を受けてやりとり、いろんな意見交換をしたい。その思いが強いです。ぜひそれに間に合うように答申をお願いしたいなと。これは要望です。よろしくお願いしたいなと思います。


【平成29年3月議会】

3番(北川博規君)

 おはようございます。
 これまで一般質問、代表質問を聞いていますと、それぞれの議員さん、抱えている、そして背負っている、そういう問題を抱えつつ自分の使命感でいろんな質問をされているんだな、そんなことをつくづく感じます。
 私もこの場ではこれまでテーマにしてきたこと、そして今課題に思っていることを3つの質問から述べたいと思います。1つは角鹿中学校の小中一貫校設立に向けての状況、2つ目には奨学金制度について、3つ目には市の職員の勤務、そして処遇についてということです。
 それでは早速、1つ目の質問に入らせていただきます。これまでこの市議会、毎回のように私のほうからは挙げさせていただいている質問です。
 小中一貫校、この問題。この問題について3つの点からお尋ねしたいと思います。
 まず、これまで何度も質問し、そして答弁をいただいています。その中で、小中一貫校設立するという、そういう明確な言葉をまだお聞きしていない、そんな気がします。その点で確認させていただきます。
 これまでの統合検討委員会での検討、これを通して、施設形態は別にして、現在の角鹿中学校敷地内に小中一貫校を設立するということは間違いないのですね。お願いします。

教育長(上野弘君)

 おはようございます。
 小中一貫校設立ということで御質問でございます。
 角鹿中学校区の小中一貫校設置に向けては、現在、地元の区長会長、PTA会長、幼稚園保護者代表、中学校区の校長先生から成る角鹿中学校区統合検討委員会において、施設形体や開校までのスケジュール、その他の統合の実現に必要な事項について活発な話し合いが行われているところについては、議員御承知のように3月末に答申をいただくことになっています。その後、市長部局と教育委員会において十分な協議を行い、議会に説明した上で、設立について示していきたいと思っています。

3番(北川博規君)

 検討委員会が3月末に答申、これはわかるんです。ただ、今のお答えですと設立しますという言葉がありません。
 一方で、先日示されている敦賀市再興プラン実施計画、この中には、事業を実施という言葉が明確に示されている。その不整合感はどのように説明いただけますか。

教育長(上野弘君)

 不整合感とおっしゃいますが、現在、統合検討委員会で検討している内容を私どもとしては重視をして答申をいただくという順番で、その後、市長部局と協議をし、議会にも設立についてはお示しするということで、先ほど申したとおりでございますので、順番が何かずれているというようなことでは私ども認識しておりません。

3番(北川博規君)

 もう一度お話ししますけれども、再興プラン、そしてその実施計画、この中に、角鹿中学校を中心として、それをモデルとして小中一貫教育を進めていくんだ。その言葉が明確に示されています。特に角鹿中学校を中心とする小中一貫校の設立を踏まえ、方針を定めることを目指しますとして、下には事業着手、こういう言葉が明確に示されている。にもかかわらず、教育長からは今まで議会の答弁によって市民への説明責任を果たしてきている、こういう言葉を口にしてきています。ということは、現時点でその説明責任を果たしていない。この実施計画に挙げながらも、今この段階で検討委員会が終わったら市長部局と相談して決定していくんだ、まだ決まっていないんだと。その答弁というのは大変私としては納得できないものなんですけれども、もう一度お願いします。

教育長(上野弘君)

 繰り返しになりますけれども、検討委員会の答申をいただいた後に私どもとしては教育委員会として議論し、さらには市長部局とも協議をし、議会にも示させていただいて対応するということで、御了解いただきたいと思っております。

3番(北川博規君)

 何が難しいかわからないんですよ。私は、施設形態は別にしてもとにかく角鹿中学校の敷地の中に一貫校、ここまでは間違いないんですねとお聞きしているんです。それが本当にまだどっちに行くかわからないという状態であるならば今の言葉わかりますよ。でも、そうではないということはいろんな点から明らかだと思うんですね。にもかかわらず今の答弁というのは納得できないんです。もう一回お願いできますか。

教育長(上野弘君)

 繰り返し申し上げます。現在、統合検討委員会におきまして小中一貫校の施設形態、建設の施設内容について、開校までのスケジュールについて、建設費について、その他統合の実現に必要な事項について御協議をいただいている。活発な論議もされているというところでございます。
 その後の、答申をいただいた後にということでございますけれども、この統合検討委員会には、角鹿中学校区の区長会長様を初め代表の皆さんから御意見をいただいているということでございますので、あくまでもこの答申をいただいた後に私ども教育委員会としてはお示しをしていくということで、立場は変わっておりません。

3番(北川博規君)

 何度聞いても同じ答えなんだろうと思いますが、統合検討委員会に入っている皆さんも今教育長が答えている内容と同じ思いなら、まだそういう可能性もあるのかなと思いますけれども、統合委員会に入っている皆さんは、もう小中一貫校をここにというある程度具体的なイメージまで持たれているとすると、説明責任という面ではここで明確な言葉を示すべきだと私も思います。
 そのことは大変不満ではありますけれども、次の質問に入ります。
 統合検討委員会では、今おっしゃったように施設についてもいろんな話がされていると聞いています。ところがこれから先、もしも──今のところ、もしもとつけますが、一貫校が設立されていくとするならば、これから行われる話し合いは大変、今まで以上に膨大な内容、そして慎重な討議が求められていくのは間違いありません。
 しかし、その実行委員会、これに関する費用というものは当初予算の中に計上されていません。今後の計画、これについて伺いたいんですけれども、いかがでしょうか。

教育長(上野弘君)

 現在、議員も御指摘ございましたように、角鹿中学校区統合検討委員会におきまして小中一貫校の施設形態を初め開校までのスケジュール等について御協議をしていただいており、繰り返しになりますけれども、例えば実行委員会ということでございますけれども、開校までのスケジュール等について御協議いただいており、繰り返しになりますけれども、その答申をいただいてから方向性やスケジュールについてお示ししていく予定であります。

3番(北川博規君)

 それでは伺いますけれども、例えば実行委員会であり準備委員会であり、その中で協議しなくてはならない内容というとどういうものを想定されておられますか。

教育長(上野弘君)

 例えばでございますけれども、校名、校章、校歌、制服、体操服等の作成方針と申しますか、そのようなことは、当然その他関係事項の整理としてやっていかなければいけない話ではないかなというふうに考えております。

3番(北川博規君)

 それ以外にも学校のルール、学習のルール、PTAの組織、何よりも文化の継承、その保存。そして通学手段。何よりも、どんな教育を進めていきたいのか、このあたりのすり合わせ。本当に5年間、完成までに時間があるとしても、その間にやるべきことはたくさんある。完成の時点で、その1年前にいろんなことが決まり、その品物、そういうものが具体的に準備されていこうとするならば、決して余裕があるわけではないということをお伝えしておきたいと思います。
 私は、今お話しする前に、まず大事にしたいのは、現在在学している子供たちはもちろんです。そして卒業生、地域の方の母校、これを大切にする思い。そのあたりを本当に大事にして、それをないがしろにすることはできないということを前置きにお話しした上で、この4校が統合した時点で咸新、赤崎、北、この3つの小学校の活用、これが大きなテーマになってきます。
 咸新、赤崎、これはまた地域との連携ももちろん大事になると思いますけれども、北小学校、この存在は大変これからのまちづくりにとって大きい。例えば、男女共同参画センター、今この体育館をどうするかと苦しんでおられます。でもそれをあと5年たてば北小学校の体育館が活用できるようになるとするならば、これからのスケジュール感は大きく変わってくる。それから、おくのほそ道の風景地、けいの明神、関連施設、これもここにつくれるかもしれない。北小学校と気比神宮、遊歩道をつくればすぐに土公さんまで含めて立派な環境ができ上がる。港と駅、その中間地点になっていますレンタサイクルなどのキーステーション、ここにもなるでしょう。お土産が販売できるそういう場所、これもまちの駅的なものとして生まれるかもしれません。
 ましてや隣の北公民館、北幼稚園、こことの統合云々を考えていくと、そのバリエーションは膨大なものになる。このわくわくするようなこれからの北小学校跡地活用、北小学校の活用、これについても早急に活用方法を探っていく必要がある。そのように思いますけれども、その方向性、スケジュール感を教えてください。

教育長(上野弘君)

 北小学校の跡地ということで御質問でございますけれども、当然、赤崎小学校、咸新小学校、北小学校、角鹿中学校、それぞれの学校の体育館につきましては、避難所としての役割、スポーツ等社会教育施設としての役割等を有しておりまして、教育以外にも地域のさまざまな役割を担っているところでございます。
 まずは角鹿中学校区統合検討委員会の答申をいただき、繰り返しになりますけれども、その次に公共施設等総合管理計画との整合性を図りながら地域の皆さんの意見も踏まえ、校舎の利活用については検討していきたいと考えています。

3番(北川博規君)

 特に先ほどお話しした男女共同参画センターの体育館云々、大変苦労されています。それが北小学校の体育館が使えるようになる。このことを見通すならば随分スケジュール感が変わってくることも考えられますので、どうぞよろしくお願いしたい。
 最後に、今までも申し上げてきました。現在の小学校、中学校の保護者に対して先日、角鹿中学校のハード面の安全性、これについて教育委員会からのお話がありました。それは評価します。ただ、今までも話したように当事者になっていくのは現在の就学前の子供たち、そして保護者、それを受けて入れていく地域ということになります。そこに対する説明責任はまだ果たされていない、そのように感じます。
 ぜひ今後、全ての機会を通して安全性、そして新しい一貫校のハード、ソフト両面からのこれからの姿をきちっと説明していく、そういう丁寧な取り組みをお願いしたいと考えます。

 最後に、市長、教育長の姿勢をお伺いします。

市長(渕上隆信君)

 現在の校舎や安全性につきましては、今までにも教育委員会から市議会や地域の皆さんへの説明がありました。
 新しい一貫校の各地区説明につきましては、角鹿中学校区統合検討委員会の答申をいただいた上で対応してまいります。

教育長(上野弘君)

 本市においては、平成27年7月以来、福井大学附属学園と連携した小中一貫教育カリキュラムの実施、年間を通した中学校区ごとの小中一貫の授業実施、そして何より子供たちを教える先生方の研修など、着々と小中一貫教育の充実に向けて歩みを進めております。
 その中で、先生方の熱心な指導、さらには保護者の皆様の御協力により、昨年12月に実施した県の学力調査では小中学校とも県の平均を上回るなど、過去に見られなかった成果が徐々に形となってあらわれております。
 一方、角鹿中学校の耐用年数や安全性について、先般1月26日に4校区の保護者、地域の皆様に対し、教育委員会から説明会を開催いたしました。代表者の皆様からは、丁寧な説明があったこと、安心して学ぶ環境であることに対し謝辞がありました。また、会場からの要望に応え、すぐさま説明概要を角鹿中学校区の各学校のホームページに掲載するとともに、市民の皆様への周知のため市教委のホームページにも掲載いたしました。
 次に、2月10日には、国立教育政策研究所において、角鹿中学校区の小中一貫教育1年目の成果を全国に向けて発信してまいりました。
 そして、各学校の保護者、地域の皆様に対しては、校長先生方がオープンスクール等を活用し、今年度実施した10回の交流授業の成果を丁寧に説明されています。
 今後についても、今ほど市長が申しましたように対応してまいります。

3番(北川博規君)

 とにかく丁寧な対応、これを求めたいと思います。
 そして答申が出た後、それを説明する機会というのはいつごろになるのか、教えてください。

教育長(上野弘君)

 御質問は、地域の皆様に対しての説明ということになると思いますけれども、市長部局との協議、さらには議会の皆様に提示をする、お示しする。その後ということになると思っております。

3番(北川博規君)

 3月末に答申を受けて、その説明が5月というような、そういうのんびりした形にならないことをお願いします。


【平成29年6月議会】

3番(北川博規君)

 市民クラブ、北川でございます。
 通告書に従って質問させていただきます。誠実な御答弁をよろしくお願いいたします。
 きょうは、大きく2項目、角鹿中学校の小中一貫校設立に向けてのこれからの取り組みと、それから2点目には、市庁舎建てかえ、これに係る文化施設、文化振興面からの考察。このような内容でお願いいたします。
 なお、きょう配付資料を用意させていただいています。またホームページ、それからフェイスブックにもアップしてありますので、そのことをお伝えしておきます。
 それでは、まず角鹿中学校区小中一貫校設立に向けての今後の取り組みということですけれども、3月30日、念願の統合検討委員会から答申が出されました。5月30日には私たち議員への説明会もあり、答申の中で、同地区における小中一貫校は一体型が最も効果が高く望ましい施設形態である、このようにされました。究極の義務教育の姿、一体型の小中一貫校設立、これに向けて働きかけたたくさんの方々とともに、ようやく言葉で明確に示されたんだなということを素直に喜びたいと思います。
 その中でありますけれども、きょうは4点お願いします。
 まず1点目ですけれども、地域への説明について。これまで、答申が出されて議会への説明が終わったら地域への説明を行っていきますということでした。きのう付で教育委員会のホームページには、設置に向けて地元説明会を開催します。きのうの日付だったと思います。7月25日から始めますと、そういう内容がございましたけれども、改めて、どのような説明の場を設定していくのか、それをお伺いします。

教育委員会事務局長(池田啓子君)

 それでは私のほうからお答えいたします。
 今議会における関係予算等を御承認いただいた後、7月下旬から8月上旬にかけて、対象となる敦賀北小学校、赤崎小学校、咸新小学校、角鹿中学校において説明会を開催する予定をしています。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 その説明会なんですけれども、大切なのは、地域の方、一般の方が来ていただくこと。それから就学前の子供さんを抱えている親御さんが参加してくださること。その大切な部分を担保するためにどのように周知徹底していくのか。そのあたりをお聞かせください。

教育委員会事務局長(池田啓子君)

 この説明会には、できるだけ多くの方々に御参加いただきたいというふうに考えています。したがいまして、地区の回覧板、それから広報つるが、行政チャンネル等による周知期間を十分とりまして日程を決定させていただきました。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 数少ないチャンスだと思いますので、徹底のほうをよろしくお願いいたします。
 開校までのスケジュールについては、平成33年度を目途に開校を目指しますとあります。これに関しては、これから具体的に設計を始めようと思うとかなり厳しいスケジュール。以前にも1年半、1年半、完成までに十分それぐらいの時間がかかるんだということは聞いていますけれども、かなり厳しいと思いますけれども、これまでの統合検討委員会の中でたくさんの資料が出されています。情報公開もさせていただきました。
 基本構想はできているのかどうか。そのあたりをお聞かせください。

教育長(上野弘君)

 教育委員会といたしましては、さきの議員説明会で説明いたしました小中一貫校の設置に関する方針、これこそが基本構想であると認識しております。
 その上で、今後、計画条件の整理、分析、計画図の作成などの作業を行い、校舎や体育館、グラウンド等の位置を定めるため、本議会に基本計画の作成及び基本設計に係る予算を計上しており、認めていただいたならば、平成33年度の開校を目指して努力していきたいと考えています。

3番(北川博規君)

 統合検討委員会のいろんな配付された資料を見ますと、見取り図に近いものがあったり写真つきのものがあったりと。そういうものが恐らくイメージとしてあるんだろうと思いますけれども、できるだけ早いステップで進んでいくことをお願いいたします。
 次に、これからの準備体制、この部分についてお聞きしたいと思うんですけれども。答申の中でも、その他統合の実現に必要な事項についてはということで述べられています。今年度を含めて4年後の開校ですけれども、早急にハード面の準備、それから体制、そし協議を進めていく必要があります。
 教育委員会の組織改編で教育総務課と学校教育課に再編されていますけれども、その中に、統合、小中一貫校設立に向けてのプロジェクトチームを設置するとか、そういう動きはないのかということ。
 それから、現時点で予定されている角鹿中学校区の小中一貫校準委員会、これが立ち上げられると思いますけれども、そのメンバー構成についてお伺いします。

教育長(上野弘君)

 教育委員会内にプロジェクトチームの設置という御質問でございますけれども、従前から教育委員会事務局が中心となりまして児童家庭課や住宅政策課など関係部局とも十分連携し対応しておりますので、今回設置する準備委員会におきましてもそのような形でしっかり対応していきたいと考えております。

教育委員会事務局長(池田啓子君)

 それでは私のほうからはメンバー構成について御答弁させていただいたきます。
 さきの議員説明会でもお示しさせていただきましたとおり、現時点でのメンバー構成は、各地区の区長会、各学校のPTA及び近隣保育所の保護者の代表、各学校の校長先生、教頭先生、そして関係教職員、学識経験者等を予定しています。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 先日の説明会の中でもそのような資料をいただきました。
 この中で気がかりな点なんですけれども、PTAの方はどの程度参画していくのかということ。それから、それぞれの部会は結構大変だと思うんですけれども、その原案、この作成は具体的にどなたが担当していくのか。それをお聞きしたいと思います。

教育委員会事務局長(池田啓子君)

 それでは、まずPTAの関係の方はどの程度参画していくのかという御質問でございますが、先ほど御答弁させていただきましたとおり、各学校、すなわち敦賀北小学校、赤崎小学校、咸新小学校、角鹿中学校の4校のPTAの皆様より代表の方を御推薦いただき、準備委員会への参画をお願いしたいと考えております。
 そして、それぞれの各部会の原案作成につきましては、教育委員会事務局を中心として関係各課や各学校、基本計画及び基本設計の委託業者等と連携を図りながら作成してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

3番(北川博規君)

 本当に大変な仕事になってくると思うんです。ふだんの通常の教育委員会の抱えている職務に加えて、この原案作成、いろんな部署との連絡調整。かなり大変だと思いますので、先ほどのプロジェクトという言葉を出させていただいたわけなんですけれども。
 今のお話の中で、これから先、小中一貫校が設立された段階で入学してくる子供たちの親御さん、つまり現在未就学の子供さんを抱えている保護者の方、その方のこの検討委員会への参画というのはどのようになっていくのでしょうか。

教育長(上野弘君)

 当然のことながら、開校時にかかわりを持つ保護者の方々、これまで検討委員会に携わっていただいた方々や地元の方々の御意見は大変貴重で重要であると思っておりますし、大学等の学識経験者も含め、今後設置する準備委員会の構成メンバーにも参加をいただけるよう検討を進めているところであります。

3番(北川博規君)

 学校という大変専門性の高い建物または構造、組織ですので、専門家というのは当然必要だと思うんです。ただ大事なのは、教育長さんおっしゃったように地元の意見、その部分をいかにきれいに、うまく、効率よく生かしていけるか。ここだと思うんです。
 実はこれまで小中一貫校設立に向けて活動してこられた関係4校のPTAの皆さんで組織した組織があります。4校合同小中一貫校設立準備会議、こういう組織が存在しています。これは御存じのことだと思いますけれども。
 ここまで小中一貫校が現実のものになってくる。その背景というか、その裏で本当に苦労されて活動してこられた。大変活動もしにくい。会議を持つにも場所も認められていない組織だけにとりにくい。資料を印刷するにもコピーがしにくい。大変な苦労をやってきてここまで来ています。
 その組織との連携をとっていくということがこれから先、大変大事なことだと考えます。これからぜひその皆さんを設立のブレーンの組織としてきちっと生かしていく、このことが大切なんだと私は思いますけれども、どのような連携をとっていこうと考えられているのか。そのあたり、お聞かせいただけるとありがたいです。
○教育長(上野弘君) 議員も御承知だと思いますが、既に昨年度の検討委員会でも御意見をいただいているところでありますが、これまで小中一貫校の設置に向けて尽力されてきた方々の御意見は必要なものであると認識しておりますので、今後検討していきたいと思います。

3番(北川博規君)

 検討していくというのは大変怪しいんですよね。具体的にどんな形で入れていこう。まだ組織は案だというふうには聞いていますけれども。予定ですか。具体的にどんな形。もう少しお聞かせいただけるとうれしいんですけれども、どうでしょうか。

教育長(上野弘君)

 今現在、案でございますので、詳細にどの方をどこにというふうなことは、ここでは答弁を控えさせていただきます。

3番(北川博規君)

 4校のPTA会長が1人ずつ、4人、この準備委員会に絡んでくるでは、ちょっと心もとないかなと。やはりそれぞれの委員会、そしてそれがそれぞれの学校のPTA組織の中で情報交換されて、それがまたフィードバックされるという常識的な流れだと思いますけれども、その形をぜひつくっていただきたい。
 そのことをお願いしますが、まず1点だけ。この組織をリスペクトというか尊重していくという、そのお考えはあるということでよろしいですね。

教育長(上野弘君)

 先ほども答弁させていただきましたが、必要なものであると認識しておりますので、今後検討していきたいということでございます。

3番(北川博規君)

 よろしくお願いします。
 次に、学習の接続保障、この部分についてお伺いします。
 これからの準備を考えたとき、子供たちがモチベーションをアップしていく。そして一貫校になったときに学習面でスムーズに接続されていく。これは大事なことだと思うんです。そのスケジュールをお聞きしたいんですけれども、特に赤崎小学校、これは複式を行っています。現在複式の授業ですけれども、これが普通の単式の授業にスムーズに移行する必要があります。
 御存じのようにAB年度というのがございます。また説明もいただけるとありがたいんですけれども。A、Bという、その年度でカリキュラム調整をしていますけれども、それをどこかですっきりとさせないと接続ができないわけなんですけれども、そのあたりの計画をお伺いします。

教育長(上野弘君)

 AB年度については、議員よく御承知のことだと思いますが、改めて御説明を申し上げますと、現在、赤崎小学校では、2つの学年の子供たちが同じ教室において、一人一人の能力に応じたきめ細かな指導のもと学習を進めているところであります。
 少人数で進める複式学級では、同じ内容を学年順によらず学習することが学習指導要領で定められており、例えば、社会科では、3年生の学習内容「わたしのまちみんなのまち」など身近な地域について4年生とともに学び、次の年には、4年生の学習内容「わたしたちの県」など県の広がりについて3年生とともに学ぶというカリキュラムに従って勉強を進めています。
 既に本市では、平成33年度の小中一貫校開設を見据え、子供たちが学習内容をきちんと習得した上で進級できるよう体制を整えているところであります。

3番(北川博規君)

 要するに、はっきり言うと2年1スパンで2学年の授業を行っていくという、そういうことになるんですけれども、現在の赤崎小学校の職員数で、要するにそれを解消するには複式なんだけれども理科と社会については3年生は3年生の勉強、4年生は4年生の勉強、それぞれ分けて学習する必要が出てきます。
 赤崎小の現在の職員数で実施することは大変厳しい。これはおわかりだと思うんです。県からの加配の教員を確保できるのか。もしそれができないならば、市として週に数日でもその職員を確保していく。それが必要だと思うんですけれども、そのお考えを伺いたいと思います。

教育長(上野弘君)

 そもそも学校の先生方の配置については、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律に基づき、国が責任を持って定数配置するものであります。
 今後は、平成33年度の小中一貫校の設置に向けて、先生方の配置については、まずは県の教育委員会、担当部局に丁寧に働きかけていきたいと考えております。

3番(北川博規君)

 県のほうは、なかなか難しいところがあるかもしれませんね。1人、多目にくださる可能性があるとは思いますけれども、ぜひその担保だけはお願いしたいなと思います。よろしくお願いします。
 次ですけれども、通学区域審議会についてお伺いします。
 これまでの答弁の中でも、通学区域審議会について、決定したら審議をスタートしますというふうなお話だったと思いますけれども、そのスケジュールはこれから先どのようになっていくのか。また、審議内容とか諮問内容、ある程度の方向性がありましたらお聞かせいただきたいなと思います。

教育長(上野弘君)

 通学区域審議会については、小学校及び中学校の通学区域の設定、改廃に関する事項を調査、審議を所掌事項としているものであります。
 例えば、今般の角鹿中学校区の小中一貫校については、同じ中学校区における学校の統合であるため、今すぐに通学区域を見直す必要があるとの認識はありません。ただし、今後、角鹿中学校のみならず市全体を見据える中で、他の校区との調整や児童生徒数の増減等により、その必要性が生じた段階で開催を検討したいと考えております。

3番(北川博規君)

 このようにお話しするのは、以前、説明会のときに、小中一貫が進み出すと、どんどん行くと思うんです。やれることがたくさんあって。そのときに、角鹿中学校の小中一貫校にブレーキをかけることはないということはお話しいただいたと思うんです。そうなると、ほかの校区の親御さん、子供たち、あんなすばらしい学校ならばあそこへ行きたい。これは当然、思いとして生まれてくる。それをブレーキかける、だめだというのは公平感に反すると思います。
 そしてもう一つは、角鹿中学校の生徒数、これを考えても、これから先、今の現状維持厳しくなるとするならば、通学区域審議会の中で具体的にその部分についてもお話しいただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 いよいよ具体的な姿を決定していくことになります。最後の準備委員会の内容も含めて、常に情報をオープンにしていくことを強く要望したいと思います。
 最後に1点、ぜひこの場でお伺いしておきます。5月8日に総合教育会議が開催されました。原則、総合教育会議は公開です。しかし会議の冒頭、こんな発言がありました。「本日は、課題が角鹿中学校区小中学校一貫校の設置について審議するものであり、本市の方針について定められていない中で公開することは公益を害するおそれがあるため、設置要綱6条第1項に基づき非公開とさせていただきます」という発言があって、非公開となりました。
 確かに要綱の中には、それは定められています。ただ、本市の方針について定められていない中で公開することは公益を害するおそれがあるという、この公益を害するという中身を具体的にお聞きしたいなと思います。

教育長(上野弘君)

 敦賀市総合教育会議設置要綱第6条第1項において、「会議は、個人の秘密を保つため必要があると認めるとき、又は会議の公正が害されるおそれがあると認めるとき、その他公益上必要があると認めるときは、非公開とする」と定められています。今ほど御指摘いただいたとおりであります。
 先般の総合教育会議においては、小中一貫校の設置について、本市の方針が定まっていない中で公開することは、発言者の自由闊達な発言を阻害し、ひいては多くの方々に御迷惑をおかけするおそれがあったため、同条同項に基づき、会議の冒頭で委員の皆様にお諮りをし、了承を得た上で非公開としたところであります。

3番(北川博規君)

 これからも同様のことは起こってくると思うんです。確かに新聞報道が先行したり云々ということで、それを公益と捉えるならばややこしくなることもあるのかもしれません。でも公開する、その中でどの人がどんな言葉の勢いでどんな言葉を口にしているのか。それは直接耳にするのとペーパーで出された議事録を読むのとでは全然違う。
 今後、同様のことも当然起こってくると思いますけれども、報道を通した市民への情報公開の意味、これを考えても大変デリケートで難しい問題だと思います。慎重に判断いただくことをお願いしておきます。
 以上、1つ目の項目について終わらせていただきます。


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