1.市長の提案理由・市政の運営方針について

私の考え

【3月議会を終えて その1】

市長の、「この1年は、土を耕し、種を蒔いた。しっかりと水をやり、大きく育て、新しい敦賀という花を咲かせたい」という言葉を取り上げ、市長のビジョンとその為の生活実態の把握について確認させていただいた。
  •  「水を与える」のは、大切ですが、水は潤沢ではありません。限られた水なのです。であるならば、大切な場所に必要な無駄のない適量の水を与えていくことが求められます。
     水を適切な場所に適量を与えていくためには、今の敦賀の生活実態を把握することが大切です。その姿勢について伺いましたが、「全体として実態の把握はなされていない。それぞれの施策の設定段階で必要にデータを求めていく」とのことでした。
     しかし、どんな施策を打ち出すかを判断するためには、今の姿をしっかりと見つめなくてはなりません。生活実態の把握と共通理解は不可欠な要素なのです。その上に施策が立ち上げられていくべきなのだと考えます。
  • 特に、今大きな社会的な問題ともなっている「貧困」や「子供の貧困」に対する実態把握、またはそれに変わる実態指標は何としても必要であると考えます。2013年に制定された「子どもの貧困対策推進法」には都道府県の責務として、「子どもの貧困対策についての計画を定めるよう努めるものとする」と明記されています。沖縄や大阪では自治体独自でその実態把握に取り組みつつあります。中でも、沖縄で実施した貧困率算出は、既存のデータのみから行ったとのことでもあり、優秀な職員のもとであれば、把握は可能であると考えます。
  • 今日の質問に対して返ってきた答弁は、ほとんどが施策の部分、つまりは枝葉の部分であり、どんな樹に育ってほしいのかという願いや夢について見えてこなかったのが残念である。
  • 近い将来、それぞれの地方自治体の生活実態の「見える化された数値」を求められる時がくることは明らかだ。
  • 無駄・無理・むらのない事業にするためにも、私たちが、これからの施策の背景にある現状・実態、そして明確な目標の提示求めていかなければならないと感じた。敦賀の実態把握のその上にいろいろな施策を積み上げていく姿勢が大切であることを、これからも訴えていきたいと思う。


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