火の粉

雑感

 先日(6/14の日曜日)、青少年健全育成市民会議(環境浄化パレード)が開催されました。その冒頭の挨拶で、籠正義会長が口にされた言葉はシンプルであり、とても心に響くものでした。
 それは、「青少年健全育成市民会議の柱は2つしかない」という前置きで始まりました。
「現在の社会の中で子供たちはいろいろな火の粉を浴びています。私たちの取組の柱は2つかありません。その一つは、『子供たちに降りかかる火の粉を振り払うこと』なのです。そして、二つめの柱は、『少々の火の粉にもびくともしない家を造ること。』なのです。」                     というものでした。
 一つ目の柱からは、いろいろな危険や不安から子供たちを守っていかねばならない。そうするんだという、「強い決意と行動の重要性」を そして、二つ目の柱からは、家=家庭が安息の場であることの大切さとそれを築いていくことの大切さを感じました。
 会長の直後、挨拶に立たれた河瀬市長は、会長の話を受け、「私たち行政の使命は、火の粉の出ない社会を作っていくことにあるのだろう。」と語られました。
 私たち(学校)には、上記の全ての取組も求められるのは言うまでもありませんが、火の粉の種類を見定めて、他の火の粉とのつながりを断つことも大きな使命なのでしょう。