授業に 3

授業,学習・学びに

 授業を参観させていただいて、感じたこと、大切にして欲しいこと、確認しておきたいことを何点か挙げます。

  • 全体を視野に入れること。
    生徒が集中している授業で、その空気を生み出しているのは、指導者の迫力です。
    それは、教室内の全ての生徒たちを視野に入れていくのだという迫力です。

  • 生徒と共に学んでいく空気を作ること。
    その時に大切なのは、一人称複数の言葉を口にしていくことだと感じます。
    「私たちが今考えようとしているのは・・」
    「私たちが解決しようしているのは・・」等 是非使って下さい。

  • 授業開始時のルーティンを大切にすること。
    ・姿勢について・・・椅子の位置、身体の向き、
    ・準備物について・・・不十分な子はいるものです。その対策を練って臨みましょう。

  • ノート指導を大切にすること。
    ノートの姿は、日常の授業の姿です。教科で、ノートについて約束はできているのでしょうか。
    ノートのもつ機能として ①練習帳的機能 ②備忘的意味 ③整理保存的機能 ④探求的機能 があります。ノート指導とは、①②を基礎にして、③④へ発展させることであると言われています。

    (東井義雄 「村を育てる学力」より) 
  • 板書計画を立てて授業に臨むこと。 板書については、以前も述べましたが・・・
    板書を見れば、その授業の流れや学びが伝わってくるものです。計画的であって欲
    しいものです。それが生徒にすり込まれていくものだと思うのです。

  • 中心発問をもって、授業に臨むこと。中心発問があり、それに至る流れの中で、考えさせる問いは練られていくのだと思います。「質問が簡単すぎる」のは、授業をつまらなくします。全員に参観してもらいたい思う授業があります。見つけて下さい。

子どもの思考の経路や、発展や苦しみの経路が分かるようなノートを子どもたちにかかせるべきだと思うし、また、そういうノートが自然にできるような授業を教師はすべきだ。                 

齋藤喜博「授業の展開」より

発問とか確認とかのない、無意味な形式的な板書をしている授業では、板書しているときに教室に空気ができてしまうものである。教師は一生懸命板書しているのだが、その間、子どもは何も考えていない。ぼんやりと板書が終わるのを待っているだけである。板書が全員に響いていかないからである。

齋藤喜博「授業の展開」より


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