2012年9月

素晴らしい1日を通して

学校行事

生徒と職員の心と時間と体力が凝集された一つの行事を通して、たくさんの輝きに出逢うことができました。

 色別演技を通して我々が受け取った生徒からのメッセージ・・・・・・『夢をあきらめない』『逆境を乗り越え、自分自身と闘い続けることの大切さ』そして、『努力は嘘をつかない』『あきらめなければ願いは叶う』・・・・・・という葛藤を通して手に入れるものを価値付けるたくさんの言葉に出逢いました。
 生徒たちは、この色別演技への取組を通して、自分を支えてくれるもの、背中を押してくれる仲間や家族の存在を感じることができたことと思います。と同時に、「これからの社会を創り上げていくために大切なことは何なのか」に思いを巡らせ、その価値を再認識したことでしょう。それらは簡単に正解を見つけられないものばかりですが、おそらく彼らの人生を通して持ち続けていくものであり、座学で学ぶ教科とは違う大きな意味を持っているに違いありません。

 単なる『1日の祭り』で終わらせることはできません。いかに次に繋いでいくのか。
ここからスタートなのでしょう。


自己肯定感

学校

ある本の中で、次のような数値に出会いました。

  • 日本の子どもたち(15歳)の孤独感が突出して高い。
      (日本が29.8% 他の国には10%台)
  • 低技能の仕事への就業を将来予想している15歳が50%を超えている。
  • 高校生の「私は価値ある人間だと思う」割合が、36.1%で、突出して低い。
       (韓国74.9% 中国87.7% 米国89.1% )
  • 高校生の「自分が優秀だと思う」割合が、15.4%とかなり低い。
     (韓国46.8% 中国67.0% 米国87.5% ))
  • 「私は努力すれば大抵のことができる。」と考えているのは44.4%
     (韓国83.7% 中国88.8% 米国89.2% )

 私たちにしてみると、そんなものかと素通りしてしまいそうな結果ですが、他国との比較を眺めると、いやが上にも問題の大きさに気付かされます。
 これらのデータからが浮かび上がるのは、「自分自身に自信がもてず、自分は能力的にも低くて価値のない人間なのだと思いこみ、努力してもできない」と孤独感にさいなまれている子どもたち(まさに自己否定している子どもたちの)の姿であり、その多さに、問題の深さを感じます。
 行き着く先は、「自己肯定感」の低さです。自己肯定感がもてなければ、「空虚」で、意欲はしぼんでしまいます。いじめや自殺の問題の根っこもここにあるに違いありません。
 体育大会という行事の中で得られる「自己肯定感」は、ひときわ大きなものです。是非、このチャンスを生かして、一人一人に「俺も捨てたもんじゃない。」と感じさせていきましょう。



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