2012年7月

メンタル

部活動

この夏季大会、バレー会場で、ほぼすべての試合を観戦する機会を得て、得点には、大きく2種類のものがあることを強く感じました。
  ○チームの力を結集して奪う(もぎとる)得点 
  ○相手に進呈する得点 
 長いラリーの末に奪い取った1点には、それまで積み上げてきた技術的なものを含めて多くのものが見えます。中学生でもこれだけのプレーができるのかと感動を覚えました。
 一方で、不用意なサーブや判断ミスで、相手に与えてしまう1点には、プレッシャーにつぶされてしまいそうな中学生の精神的なもろさを感じました。チームや部のメンバーの思いが重なっているプレーだと意識しているからこそ、そのプレッシャーは大きなものなのでしょう。
 しかし、どちらも1点には違いありません。その1点が勝敗を分ける場面も少なくありませんでした。
 「本当の敵、最大の敵は、自分の中にある。」ということなのでしょう。
 大きなプレッシャーに打ち勝つためには、生活の中で出逢う「小さなプレッシ
ャー」を一つ一つクリアしていくことしかないのだと感じます。


怖い先生

学校

「いじめ」「自殺」いう文字が毎日のように取り上げられている。
「昔の先生は怖かった。怖い先生が学校にはいて・・・」という、キャスターの軽い言葉に「社会問題」としての根深さを感じざるを得ない。
 今「怖い」が暴力的なものでないことは明らかであり、いろんなとらえ方があるに違いない。しかし、「怖い先生」の持っている最低限の条件が二つある。
(1)不自然な動きや不合理を見逃さない鋭い観察眼と常識を持っていること。
(2)論理的に筋が通っていて、生徒のごまかしが効かないこと。 である。
 私たちの行った「生活アンケート」で「いじめを受けたことがある」「見たことがある」とした生徒たちの中にも「ギリギリの状態」の生徒がいないとは限らない。というよりも、今「いるに違いない」という視点が求められている。
そして、そこには「怖い先生」が不可欠なのだと自覚したい。


夏の大会に向けて

部活動

 5日後には外の競技の大会が始まります。
文字通り、夏の大会は3年生にとっては最後の大きな大会であり、3年間の部活動の集大成であることは明らかです。

勝利に近道なし
 試験が近づくと「あと一週間あるといいのに……。」と思うのと同様に、大会が近づいてくると「あと一週間練習できれば、もっと強くなれるのに……。」「これもやっておけばよかった……。」と考えます。それは当然のことだと思うのです。誰だって、勝ちたいし、いい結果を残したいのですから。

虫がいいのは通用しません
 苦しい練習や単調なトレーニングを避けたくなったり、逃げ出したくなることは誰にでもあります。でも、虫がいいのはダメなのです。世の中の真理として、それは許されないのです。もっと強く言うならば、「苦しいことから逃げだし、辛いことを避け、嫌なことから目を背けていては、勝利を手にする資格がないのです。楽をして勝利だけを手に入れることは許されないのです。ましてや中学校時代にそれを経験することは、決してよいことではないと思うのです。
 もしも、自分たち以上に苦しい練習を乗り越え、自分たちのチーム以上に仲間を信じ、技術面でも精神面でも勝っているチームがあるならば、そのチームが勝利を得ることは当然のことだし、そうあるべきなのだと思います。

勝利を手にする資格
 そんな思いの中、この3ヶ月間、部活動の君たちの生き生きとした姿や黙々と練習に打ち込む真剣な顔を見せてもらいました。校舎やグラウンドに響く君たちの声を聴くのは私の大きな楽しみでもあります。君たちの部活動の姿を眺めていて、君たちには十分に資格はあると確信しています。というよりも、粟中には、そんな「むしのいい」考えの顧問の先生は1人もいないのです。
君たちには、勝利を手にする資格が十分にある。ですから、自信をもって「堂々と勝負」してきて下さい。と同時に、同じようにいろいろなことを乗り越えてきた相手の努力と実力をしっかりと受け止め、敬意を払ってきて欲しいと思います。
 堂々と闘い、堂々と校歌を歌い上げてきてくれることを確信しています。検討を祈ります。



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