2012年3月

時は戻ってこない

子どもたちへ

いよいよ修了式の時が来ました。
1年前の自分は、この日、どこでどんな姿でいたのだろう?
この1年の自分の成長を、自らが成長した部分を素直にふり返り、拍手を送りましょう。
この大切な日に、伝えておきたいこと、考えてもらいたいことがあります。

それは「時は戻ってはこない。」ということです。

人は、何も感じずに過ぎた時を取り返す術はありません。
時間は二度と戻ってこないのです。
「これが最後なのだ」と自覚して臨むことができることは幸せなことだと思うのです。
いつの間にか過ぎ去ってしまったことを、後になって「あれが最後何だったんだ」と後悔することの方が多いのかも知れません。
それは悲しいことですが、私たちはそんな悲しいことをたくさん経験します。
 例えば、卒業したあの3年生とともに668名で歌った校歌はもう二度と聞くことができません。
 あのときの学級の仲間との時間は、合唱はもう二度と戻っては来ません。
だからこそ、今を、大切にして真剣に生きなければならないし、そうありたいと思うのです。
そして、もし、時が過ぎ去ったことを後悔したとき、そのときには勇気をもって、再挑戦していって欲しいと思います。
けっして遅すぎることはないのだから。
さあ、一週間後には平成24年度がスタートします。
大切な時間はさらに進んでいきます。
みなさんの、すばらしい平成24年度を期待し、応援しています。


『証』に

雑感

 卒業式を迎える度に思うことがあります。
 義務教育の修了ということの重さを感じるとき、全ての子に思いを十分に伝え切れただろうかと自らに問いかけざるを得ません。卒業式前夜は、寂しさとともに、「自分はよい教師だったか。」「精一杯やってきたか。」「悔いはないか。」と自問自答を繰り返し、なかなか眠りにつけません。
 決して器用ではなかったのかもしれないけれど、エネルギッシュで「心」や「思い」、「喜び」「ストレス」を前面に出すことのできる素晴らしい3年生でした。
 生活の場は離れてしまいますが、これからもしっかり見守っていきたいと思います。卒業生答辞の中に挿入される2曲の歌は、「旅立ちの日に」とflumpool(フランプール)の曲で、昨年度のNHKコンクール課題曲になった「証(あかし)」です。切ないけれど 背中を押してくれる温かい歌詞。その中の「傷つけ合って、何度も許し合えたこと」・・「傷つけ合って、何度も笑い合えたこと」きっと共感する部分があることでしょう。
 けっして上手くなくてもいい、全員の「思い」を乗せた歌を楽しみにしています。
  
証 (あかし)
作詞:山村隆太

前を向きなよ 振り返ってちゃ 上手く歩けない
遠ざかる君に 手を振るのがやっとで

声に出したら 引き止めそうさ 心で呟く
僕は僕の夢へと 君は君の夢を〟

あたりまえの温もり失くして 初めて気づく
寂しさ噛み締めて 歩み出す勇気 抱いて
 
溢れ出す涙が 君を遮るまえに
せめて笑顔で またいつか

傷つけ合っては 何度も許し合えたこと
代わりなき 僕らの証になるだろう


Never too late  式辞の中で・・・

雑感

 思い起こせば、3年前の入学式で「中学時代の3年間は、まさに柔道で言えば、『受身』を学ぶ期間。大きな失敗をしたとき、勇み足をしたとき、精神的に落ち込んだとき、自分のとってしまった行動を謙虚に振り返りながらも、すぐに立ち上がって次に向かっていく術を、そんな姿勢を、これからの3年間で学んでほしい。」と伝えました。
 そして今、卒業生に「Never too late」という言葉を贈りたいと思っています。「けっして遅すぎることはない」・・・常に前を向き、目標から眼をそらさずに挑戦し続ける積極的な言葉なのだと思います。
 この後に、どんな言葉を続けるかは彼ら次第です。
 できれば「to challeng」と続けてもらいたい。
 「Never too late to challeng」
 「挑戦するのは今からでも遅くない」という言葉を胸に、さらに一歩踏み出してくれることを願っています。



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