2010年11月

Think Global Act Local

雑感

 「地球レベルで物事を見つめ、考え、行動は身近な所から自分のできることから始めよう。」という意味を持っているこの言葉が、世界レベルの最前線でいろんな取組を進める池田香代子という人物を動かしています。
 どこの遊園地だったでしょう・・・大きな迷路があり、その一部に全体を眺めることができる高台が設けられていました。全体を見ているとき、塀に囲まれた中で試行錯誤を繰り返す人に生命力を感じました。と同時に、その努力が一つの方向に向かっていくためには全体を見渡す大きな視野の大切さを感じざるを得ませんでした。講演をお聴きし、その時の気持ちが思い出されました。


子に

教育

 先日、スーパーで、明らかに小学校入学前と思われる二人の子どもさんを連れて買い物
をしている若いお母さんを目にしました。魚売り場で足を止めるお母さんの周りで二人の
子どもたちはうろうろと動き回っていました。その時、お母さんは「たくさんのお客さん
がいるから迷惑かけないでね。」と、優しい中にも毅然とした口調で語りました。「迷惑
をかける」という意味が伝わったかどうかは定かではありませんが、お母さんの思いはき
ちんと伝わったのでしょう。二人の子どもたちは動きを緩めました。
 その直後に、偶然にも別のお母さんを見かけました。同じように小さな子を連れていた
のですが、最初から言葉には冷たさがありました。そして「もう知りません。勝手にしな
さい。」最後は、こんな言葉でした。子どもは、その勢いに圧倒され、静かになりました。
 結果は同じです。・・・でも、「それぞれの子たちの10年後の姿はどうだろう。
 「見てみたい」という思いがよぎりました。


静と動と その2

部活動

 中体連の県大会を眺めると、さすがだと感じることに数多く出会います。挨拶や礼儀面、声の大きさ、応援の統一感、直前練習の無駄の無い動きと流れ。普段から鍛え上げられていることが伝わってきます。
 中でも、縁あって部長を務めている剣道競技を眺めていると学ぶことがたくさんあります。中でも、強く感じるのは「静と動」の切り替えのすばらしさです。
今回の秋期新人競技大会でも、そんな場に出会うことができました。
いつも大会当日朝の30分ほどの直前練習の時間帯は、会場(今回は中郷体育館)全体が、まさにかけ声と竹刀がぶつかり合う音と踏み込む音が重なり合って、「動一色」の状態です。しかも、防具を付け、明らかに会場のスペースとは不釣り合いな多人数が真剣に打ち合っている様は壮観でさえあります。
 しかし、そのような中でわずかでも連絡や指示のアナウンスが入ったと感じた瞬間に雰囲気は一変するのです。一人の気づきが会場全体に伝わり、全員が瞬時に動きを止め、その場に正座して話し手に正対します。まさに「完璧な静」の空間が生まれるのです。そして、連絡が終わるや否や座礼をし、再び元の「動」の世界に入っていきます。その切り替えの早さと、徹底ぶりは、まさに見事としか言いようがありません。伝統と揺らぐことのない芯の強さに触れ、心熱くした瞬間でした。


プレッシャーの中で

部活動

 中体連野球競技に特別ルールというものがあるのをご存知でしょうか。中体連の野球は7回まで、7回で勝敗が決しないと延長となります。延長に入って登場するのが特別ルール。それは、ノーアウト満塁からスタートするというものです。中学生の体力面への配慮と大会進行のために決められているのでしょう。
 今回の県大会。松陵中野球部は、1回戦、準決勝と2試合連続で、この特別ルールに臨んだ。1回戦は松永 航くんの3塁打によるサヨナラ勝ち、準決勝は残念な結果でした。
・・・一球のミスが即失点につながっていくノーアウト満塁という場面がピッチャーにとっても、守備につく野手にとっても、想像以上に大きなプレッシャーであるのは想像に難くありません。守備についている間も、いろんな思いが頭をよぎったことでしょう。
 勝敗以上に、その緊張の中に身を置き、その中で精一杯のプレーができた部員たちに、その強さに心から拍手を送ります。
 この経験が生かされる場が、いつかきっと来るに違いありません。



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