今年の合唱コンクールがくれたもの

合唱

 合唱コンクールを終えてまだ3日目だというのに、随分と経ったような気がする反面、まだあのときの合唱が感性の奥に響いているような・・・不思議な感覚です。
 今年の合唱コンクールがくれたものは予想以上に大きなものです。例年以上にそれぞれの学級が乗り越えたものは大きかったような気がします。まさに学級。嬉しいことも、多くの生徒たちが、「嫌なことも、学級の仲間となら、この先生となら乗り越えていける。」ことを肌で感じたことと思います。プログラムに書いた言葉の次に、生徒たちはどんな言葉を綴っただろうか?その言葉の中に、「自分」は登場しただろうか?「仲間」は?「指揮者」は?「伴奏者」は?「担任の先生」は登場しただろうか?合唱コンクールを通して手に入れたものは、それぞれに異なっていたとしても、これだけははっきりしているはず。 「この感動は、自分だけで手に入れたものではないのだ」ということ。