我々が築き上げてきたもの

学校

 この3年間、213名の君たちと共に我々が築き上げたものは一体何なのだろう?
『新生松陵』を合い言葉に、お互いに励まし合いながら、我が母校松陵の姿を一つひとつ確かめ合い、反省と批判を繰り返してきた。時には耐え、時には闘うことを呼びかけてきた、3年間の生活で、我々が築き上げたものはいったい何なのだろう?そして、後輩たちに残していけるものはいったい何なのだろう? 挨拶の素晴らしさなのだろうか? 清掃の頑張りなのだろうか? 部活動での活躍だったのだろうか?
 我々が築き上げてきたもの、それは、自分たちの生活を真剣に見つめ、素直に振り返る姿勢であり、そのうえで頑張り抜くという『生き方』そのものであったはずである。
 どんなことでも、一つのものを築き上げるには大変な苦労と時間が必要であり、それを維持していくためには、さらに大変に努力が必要となる。しかし、逆にそれを崩すのは、たやすいことであり、一瞬でこと足りる。
 今こそ、踏ん張りを見せるときである。これまで築いてきたものを支えるために。
母校松陵が益々発展し、その中でいつまでも語り継がれる存在でありたいものである。
 学級を眺めてみると、3年生のこの時期には各学級のカラーがかなりはっきりしてくる。
と同時に、学級担任の個性が学級全体ににじみでてくる。3年生の6クラスを眺めてみるとどの学級も、「さすがだな……」と感心させられることが多い。受験という大きなプレッシャーを感じながらも、それを柔らかく伝え、力を引きだそうとする先生もあれば、ストレートにぶつけてグイグイ引っ張っていく先生もある。最後まで希望を捨てるなといろんな形で伝えようとする先生もあれば、一人の生徒を生かすために労を惜しまない先生や、一人の問題を学級全体の問題として常に意識づける先生もいる。それぞれが大きな器を感じさせる。
 君達は幸せ者だとつくづく感じる。…………君たちのために涙を流してくれる大人が少なくとも2人いる。それは「親」と「担任」であるはずだ。
 だからこそ頑張れと言いたい!



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