受け身を学ぶ

学校

「受け身」という言葉が分からないと人もいると思うので、少し話しをさせていただくと、柔道で投げられたとき、倒されたとき、できるだけそのダメージを少なくし、できるだけ早く立ち上がるための技術と姿勢です。しかも、力のある人は、その受け身の瞬間に、自分がどうして投げられたのか、自分の今の動きはどうだったのかと、自分を振り返り立ち上がっていくと聞きます。
 中学校時代は、そんな「受け身」を学ぶとき、つまりみんなの生活で言うならば、大きな失敗をしたとき、叱られたとき、そのダメージをできるだけ少なくし、すぐに立ち上がっていく術を学ぶときと、考えることができるでしょう。しかも、その間に、今の自分の動きを振り返ることができように。

 失敗なんて、一杯ありますよ。ましてやまだまだ未熟な十代、失敗や勇み足があって当然です。自分の思い通りに成らなくて精神的にイライラしたり、ショックを受けたりすることも、たくさんあることでしょう。それで、もう俺はダメだとか、人生真っ暗なんて思わないでいきましょう。すぐに立ち上がりましょう、そして、次をめざしましょう。
 私たちは(私たちというのは、松陵中学校の先生方だけではありませんよ、お父さん、お母さんを含めてみんなの周りにいる大人の方)それを応援します。そのために、私は、いくらでも頭を下げましょう。いくらでも喧嘩もしましょう。今、そんな覚悟でここに立っています。

 ただ、この話しの中で、一つお願いをしておきます。失敗と気がつかないとき、周りのアドバイスに素直に耳を傾ける人間であるということです。そんな人間にみなさんが育ってくれることを願い、そのために全力を傾けます。


(平成21年度の始業式)



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