根っこは一緒~明日のために、今問いかけたい~

思い

(1)毎朝の挨拶にはつらつとした響きのない者や、返事の返せない者が、試合の中で他を圧倒する声を出し続けられるだろうか?

(2)50分の日々の授業に集中できない者が、一日の大会に集中力を持続できるだろうか?

(3)日々の生活の中で緊張感を体験していない者が、試合のプレッシャーに打ち勝つことができるだろうか?

(4)10分間の清掃に汗を流せない人間が、試合の中で動き続けることができるだろうか?

(5)日々の生活で自分を振り返れない者が、試合中のアドバイスに我を取り戻すことができるだろうか?

(6)毎日の生活で友を大切にできない者が、試合の中で仲間と心を一つに闘いきることができるだろうか?

(7)校歌を高らかに歌いきれない者に、優勝旗の下で校歌を歌い上げる資格があるだろうか?

(8)日々の生活で逃げ腰の人間が、試合の中で大逆転を目指すことができるだろうか?

(9)つまらないことで泣き崩れる人間が、敗北の中から次を目指して立ち上がる力を持っているだろうか?

(10)生活の中で心ゆれる行事に感動を得られない者が、試合の素晴らしさに感動できるだろうか?

そして

(11)試合の中の大きなプレッシャーに打ち勝つために
    生活の中で小さなプレッシャーを一つ一つクリアーしていかなければなりません。 
  例えば、不安を振り切って挙手すること。恥ずかしさをはねとばして、あと一歩大きな声で発表すること。自分に甘えず断る勇気を示すことなのでしょう。

(12)接戦を競り勝つために
     自分自身に自信を持つことだと思うのです。「自分たちはやれるはずだ!」という自信は競り合ったときに大きな力となるはずです。その大きな自信を手に入れるためには、小さな自信(自己肯定感)をつけていくことではないでしょうか?
これをやり通すことができた。達成することができた。やってよかったという経験を一つでも多くする事なのだと思います。しかも、それが『みんなと力を合わせて…』だったら、さらに効果的なはずです。

(13)小さなミスを繰り返さないために
     普段の生活の中で、「まあ、いいや。」とごまかすことや、自分に甘えることをなくしていくことだ思います。常に胸を張って生きていこうとする姿勢が、いつの間にか甘さを撃退する力になっていくのではないでしょうか?